2026年3月19日に開業を控えた「BASEGATE横浜関内」は、村野藤吾の設計による旧横浜市庁舎行政棟を活用した「ザ レガシー」、オフィス、大学、DeNAが手がける没入型体験施設「ワンダリア横浜 Supported by Umios」などが入居するオフィス棟「タワー」、そして日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナ「ザ ライブ」を中心とした横浜市旧市庁舎街区の再開発プロジェクトだ。

プロジェクトを主導するのは三井不動産、DeNAなど8社。開業を1週間後に控えた3月12日に行われた記者会見で、三井不動産の植田 俊社長は、JR関内駅、横浜スタジアムに隣接したBASEGATEが「新旧融合、ライブ体験や宿泊体験が揃うミックスユース型施設として関内の起爆剤になる」とし、横浜スタジアムを核に、みなとみらいなどの周辺エリアや、山下公園、中華街といった観光資源と一体として成長する街づくりを目指すとした。

BASEGATEとデッキで接続され、回遊性が高まった横浜スタジアム。そのスタジアムをフランチャイズとする横浜DeNAベイスターズのオーナーでもあるディー・エヌ・エーの南場智子会長は、「THE LIVE Supported by 大和地所」で、スタジアムに来場した236万人の熱狂を街全体へ広げ、また290日の試合のない日も楽しんでもらえるような新しい体験を提供するとした。

左からMCのフリーアナウンサー 中村仁美(なかむらひとみ)、三井不動産株式会社 代表取締役社長 植田 俊(うえだ たかし)、株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長 南場智子(なんばともこ)、星野リゾート代表 星野佳路(ほしのよしはる)、一般社団法人 STELLARSCIENCEFOUNDATION代表理事 武部貴則(たけべたかのり)。

星野リゾートの星野佳路代表は、関内を中心とした横浜全体をひとつのリゾートと捉え、「OMO7横浜 by 星野リゾート」で、都心部からの観光客、さらにはスタジアムへの来場者236万人に「泊まってもらう」ためのサービスを提供することの必要性を強調した。

記者会見当日は、施設内に出店する店舗や飲食店の内覧会も行われた。飲食店が立ち並ぶ路地をイメージしたという「スタジアム横バル街」には「サッケンロール君嶋屋」「鳥料理梅や」、スイーツ店が並ぶ「継承の道」には「UNI COFFEE ROASTERY BON BON」「横濱ハーバースタジアム」「横濱元町霧笛楼」、また「ザ ライブ」内のフードホールは「尾島」といった横浜や神奈川ゆかりの店舗が軒を連ねる。

ザ レガシー1階「サッケンロール君嶋屋」。地元横浜の老舗酒販店が初めて手掛けた飲食業態。角打ち風の設えながら、さまざまな酒と手の込んだつまみを提供する
スタジアムサイドテラス1階「鳥料理 梅や」。伊勢佐木町近くの本店と百貨店にも出店する創業112年の鶏肉専門店「梅や」が手掛ける居酒屋
継承の道1階のテイクアウトスイーツ専門店「UNI COFFEE ROASTERY BON BON」。生ドーナツが人気のUNI COFFEEも実は横浜発祥
「UNI COFFEE ROASTERY BON BON」。米粉スコーンや生ドーナツなどのスイーツが揃う
ザ レガシー(旧横浜市庁舎行政棟)の一角を占める有隣堂。2階に書店とコワーキングスペース、1階に雑貨と食料品のセレクトショップ、地下1階にダイニングとギャラリーそしてもうひとつの隠し要素が……
「ザ ライブ」内フードホールのベイスターズ直営店舗「ハマニスタ」
同じく「ザ ライブ」内フードホールの「尾島」。野毛の精肉店「尾島商店」の焼豚、そして「尾島ダイニング」のプリンも味わえる

そして伊勢佐木町に本店を構える老舗書店「有隣堂」がザ レガシー内に出店。書籍はもちろん、文具、雑貨、食品、衣料品など幅広い品ぞろえの「YURINDO PORT BAZAAR」、コワーキングスペース、ギャラリー、ダイニングも備えた複合店舗としてBASEGATEが掲げる文化の継承、発信の一翼を担う。

BASEGATE横浜関内は、3月19日11:00グランドオープン。OMO7横浜は、4月21日開業予定。3月20日から22日までの3日間は「BASEGATE横浜関内OPENING FESTIVAL」などさまざまなイベントが開催される。

関連リンク

…… and more!

一覧へ戻る