また、旅へ出よう
2022年を抱きしめて自分の歩幅で一歩前へ。通算8枚目のオリジナル・アルバム

音楽、自然、サーフィンを自らのカルチャーとして育み、自然との共存を訴え続けてきたアーティスト、ジャック・ジョンソンによる約5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『ミート・ザ・ムーンライト』

オリジナル・スタジオ・アルバムとしては8作目となる『ミート・ザ・ムーンライト』は、これまでにアラバマ・シェイクス、パフューム・ジーニアス等を手掛けてきたブレイク・ミルズをプロデューサーに迎え、ロサンゼルスとハワイにてジャックとブレイクの一対一のコラボレーションによって制作された。

ジャックはこのように制作について語っている。

「ブレイクと僕が初めて連絡を取りあった時、お互いにプレイリストを送り合い、そのうちに僕たちはどんなに苦労して作ったとしてもそうは聞こえないような音楽に惹かれていることに気づいたんだ。しばらくして僕たちは言葉を交わし、僕は彼に対して信頼できると思えたので、自分の快適な領域を手放して、それを押し広げ、私が本当に好きな音にたどり着くことができたんだ」

先行シングルの「ワン・ステップ・アヘッド」は、これまでのジャックらしいメロディと、これまでとは多少異なる印象を与えるサウンドを兼ね備えた楽曲に仕上がった。まさにこの発言が顕著に現れていると言っていいだろう。人間のコミュニケーションの方法が多様化しそれがあまりいい方向に向かっているとは言い難い現在において、人間が忘れるべきではないものについて歌ったこの曲は2022年に世界が必要としている、ジャックからの、彼なりのメッセージなのではないだろうか。

”月明りに出会う”というタイトルには、この5年間の間に変わった世界の中で、「月明りに出会う=美しい状況に自分がいるためには、扉を開け、扉を越えさえすればいい」-こんなジャックの想いがつめられている(今作のDVDに収録されたインタビューより)

USENの7月の特集では、最新作『ミート・ザ・ムーンライト』に加えキャリアの代表曲や有名曲などを交えて24時間楽しめる構成でジャック・ジョンソンのすべてをお届けする。

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