──13thシングル『好きすぎて泣く』が完成しました。

中村舞「表題曲の「好きすぎて泣く」は自分の気持ちを言い出せなくて、初恋が実らなかったもどかしさ、初々しい不器用さを歌詞から感じて、すごく切なくて胸がギュッとなりました。でも、曲調はアップテンポなんですよ」

──切ないけど、力強さもちゃんとあるというか…。

中村「そうなんです。好きなところはたくさんあるんですけど、例えば歌詞の<もう夕陽が沈む(地平線) 一番星が(輝いてる)>というフレーズからは、情景が浮かびます。<もう夕陽が沈む>は主人公の沈んだ気持ち、<一番星>は好きな子が輝いている姿を表しているのかな?とか、このフレーズから登場人物の対比も感じられて好きです」

石田千穂「私はもともと切ない系の曲が好きで、普段からよく聴いています。今回の「好きすぎて泣く」もそうですし、そもそもSTU48の曲には切ない系、後悔をテーマにしている曲が多くて、その中でも特に好きな雰囲気がある曲だと思います」

高雄さやか「イントロからサビまで、パートによって表現のタイプが違うので、1曲の中でいろんな私たちを見せられる曲だと感じています。しかも、パートによって表現のアプローチが異なる振り付けをしていただいてから、さらに好きになりました。疾走感があって、1回聴いたらずっと頭に残る曲だと思います」

──センターに立つのは、シングル表題曲の単独センターとしては初となる中村さんです。

中村「はい。アルバムのリード曲でセンターに立たせていただいたり、シングルでも3人でセンターを務めるトライアングルセンターの経験はあるんですけど、シングル表題曲の単独センターは初めてです。素直にうれしいですし、しっかり頑張ろうと思っています!」

石田「私たちはセンターの背中を見ながらパフォーマンスするんですけど、舞ちゃんの背中がすごく輝いているから、その輝きはメンバー全員に伝染している感じがします。センターは初見でも人の目がパッと行く場所なので、そこにこんなにキラキラしている舞ちゃんがいてくれて感謝です! あと、「好きすぎて泣く」は感情を込めれば込めるほど良くなる曲なので、もともと感情を込めたパフォーマンスをする舞ちゃんにぴったりなんです。そういう面でも相乗効果が生まれていると思います」

高雄「センターに立つ舞Qさんのかっこいい背中を見ていると、すごく映えるオーラがあるし、誰もが認めるビジュアルでセンターに立ってグループを引っ張ってくれて、本当に感謝です。この曲がいろんなところでバズって、たくさんの人に知ってもらえるきっかけになるだろうって、そんな未来予想をしています!」

中村「千穂ちゃんも言っていた通り、センターは一番最初にパッと目が行く場所だと思います。そこで“STU48はすごいな!”って思ってもらえるように、先人を切ってキラキラしたいです!」

──MVは、山口で撮影されています。

高雄「真っ暗な森を歩いている舞Qさんや踊っているメンバーを見ていると、幻想的な童話のような雰囲気を感じます。そのファンタジックな感じが、STU48MVとしては新しい感じがして好きです」

中村「私も、“本当に幻想的だな”って思いました。光と影の映し方がとてもきれいで、瀬戸内の景色を活かしている素敵なMVです。海辺での撮影があったんですけど、すごく寒くてみんなで肩を寄せ合って温め合ったのもいい思い出です」

高雄「今回も、瀬戸内の風景の美しさがよくわかるMVになっています。風景の美しさとメンバーの表情がマッチしているところが見どころです。あと、“人間は寒すぎると肌が真っ赤になるんだ”って、初めて知りました(笑)」

石田「(メンバーの)福田朱里なんて、カイロを8個も貼っていたし!」

中村「張りすぎ(笑)」

高雄「でも、みんな撮影前は震えていたけど、撮影になったら震えがピタッと止まって。“プロだな!”って思いました」

──「好きすぎて泣く」というタイトルですが、実際に何かが好きすぎて泣いたことはありますか?

高雄「私は、人間の強い想いや温かい感情を感じたら泣いてしまいます。配信とかをしていると、ファンの方がやさしすぎて泣きそうになるんです…最近でも、何回もありました」

──“好かれすぎて泣く”ですね。

高雄「確かに! うまいこと言いますね(笑)」

石田「私は、AKB48さんの20周年記念コンサートの最終日を観に行かせていただいて、本当に好きすぎて号泣しました。私はともちんさん(板野友美)が大好きでアイドルを目指したんですけど、最終日の1曲目からともちんさんが登場して! しかも、その1曲目が「桜の木になろう」で。「桜の木になろう」は、私が初めてAKB48さんの握手会に行ったときの曲なんです。だから、イントロが流れ出した瞬間に号泣して、そのままコンサート中はずっと泣いていました。“自分って、こんなに涙が出るんだ”って思いました」

中村「私はライブをしていると泣きそうになることがあります。アイドルはみんなそうですけど、自分のアイドル人生にもいつか終わりが来るじゃないですか。それが頭によぎると、歌っていて涙が出そうになっちゃって。特に、「ペダルと車輪と来た道と」や「瀬戸内の声」で。パフォーマンス中に泣いてしまうとファンの方が心配するので我慢していますけど、実はポロッと涙がこぼれそうなときがあるんです。それくらい、私はSTU48の曲が好きなんだとも思います」

──今回のシングルには、先日卒業を発表した石田さんの卒業ソロ曲「未来へ続く者よ」も収録されます。

石田「初めて聴いたときから、自分に刺さる部分が多すぎる曲です。サビの歌詞には、メンバーたちに伝えたいことが詰まっていて…アイドル人生には楽しいことがたくさんありましたけど、悲しいことやつらいこと、苦しいこともいっぱいありました。だから、STU48のメンバーだけではなくアイドルをやっている人、アイドル以外でも絶賛悩み中の人には絶対に刺さると思うので、ぜひ聴いてほしいです!」

──4月3日(金)~5日(日)には広島・上野学園ホールで、5月30日(土)には東京・Kanadevia Hallで9周年コンサートが開催されます。

高雄「どの期にもスポットライトが当たって、誰もが主人公になれるようなコンサートになるので、みんなが“自分が一番だ”と思ってキラキラできたらいいなと思っています!」

石田「イントロが流れた瞬間にざわっとする曲がたくさんあるので、ファンの方の表情が楽しみです。みんなで一致団結して頑張ります!」

中村「4期研究生が加入して、初めて迎える大きなコンサートです。今のSTU48がどんなふうに映るのか、この機会に改めて一丸になって、まずは楽しむことを第一にみんなで作って行きたいです!」

──5月31日(日)には、石田さんの卒業コンサートが東京・Kanadevia Hallで行われます。

石田「約9年半のアイドル人生の全部を、ギュッとしてお届けするコンサートにしたいです! 私の卒業ソングの「未来へ続く者よ」の歌詞に、<こんな僕にできるのは ちっぽけな背中見せて 続く誰か 勇気づけたい>というフレーズがあって。その気持ちで、ここから卒業コンサートまで頑張っていきます!」

(おわり)

取材・文/大久保和則
写真/中村功

RELEASE INFORMATION

STU48「好きすぎて泣く」Type A 初回限定盤(CD+Blu-ray)

2026年3月4日(水)発売
KIZM-90839~40/1,900円(税込)

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STU48「好きすぎて泣く」

STU48「好きすぎて泣く」Type A 通常盤(CD+Blu-ray)

2026年3月4日(水)発売
KIZM-839~40/1,900円(税込)

STU48「好きすぎて泣く」

STU48「好きすぎて泣く」Type B 初回限定盤(CD+Blu-ray)

2026年3月4日(水)発売
KIZM-90841~2/1,900円(税込)

STU48「好きすぎて泣く」

STU48「好きすぎて泣く」Type B 通常盤(CD+Blu-ray)

2026年3月4日(水)発売
KIZM-841~2/1,900円(税込)

STU48「好きすぎて泣く」

STU48「好きすぎて泣く」劇場盤(CD only)

2026年3月4日(水)発売
NMAX-1448/1,250円(税込)

STU48「好きすぎて泣く」

LIVE INFORMATION

STU48 9周年コンサート

2026年4月3日(金)〜4月5日(日)
広島県 上野学園ホール
2026年5月30日(土)
東京都 Kanadevia Hall

石田千穂 卒業コンサート
2026年5月31日(日) 東京 Kanadevia Hall

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