7月4日(金)、遂に待望の再結成ツアー<oasis live ‘25> が開幕。ウェールズでの2公演、地元マンチェスター凱旋5公演を終え、その熱狂のまま現地時間の7月25日(金)、舞台はロンドン、ウェンブリー・スタジアムへ。

 

現地時間7月25日(金)の夜、オアシスがロンドンに壮大なる復活を果たした。ウェンブリー・スタジアムで予定されている全7公演の初日が、満員の8万1千人を前に、熱気の中で幕を開けたのだ。彼らがロンドンでライブを行うのは2009年7月以来となった。再結成ツアー<oasis live ‘25>の一環であるウェンブリー・スタジアムでの7公演で、合計63万人を超える観客を動員する予定だ。

 

午後8時15分、手を取り合った両腕を高く掲げながら、ギャラガー兄弟がステージに登場。ノエルがリアムに一礼し、それに続いてリアムがウェンブリーの観客に一礼すると、スタジアムには歓喜のどよめきが沸き起こった。

「Cigarettes & Alcohol」 に入る前、リアムは観客にポズナン(*マンチェスター・シティのサポーターがやる ”ピッチに背を向けて腕を組み、一斉にジャンプする” 応援スタイル)を促し、ロンドンの観客を挑発した。

“ブーイングするんじゃねぇぞ、アーセナル・ファン。お前らがリーグ首位じゃないのは、俺たちのせいじゃねぇからな”

「Half The World Away」 の前には、ノエルが“次の曲はロイヤル・ファミリーに捧げるよ。(マンチェスターの庶民一家が主役のシットコム 『The Royle Family』 ではなく)本物のロイヤル・ファミリー(王室)にね。と紹介。

「Live Forever」 の終わり近く、ステージを囲むスクリーンにはオジー・オズボーンの肖像が大きく映し出され、リアムが“次の曲はロックンロール・スター、オジー・オズボーンに捧げる”と告げ、ライヴ本編最後の曲となる 「Rock ’n’ Roll Star」 が演奏された。

ライヴ本編終了後、バンドがステージに戻ると、熱い4曲のアンコールがスタート。ノエルが宣言する。

“次は会場にいる全マンチェスター・シティ・サポーターに捧げる曲だ。「The Masterplan」!“

そして最後の曲をリアムが紹介。

“みんな最高だった。とんでもなく熱かったぜ!じゃあ行くぞ、「Champagne Supernova」!ありがとう!!”

 

<oasis live ’25>は、ファンとメディアの両方を巻き込みながら、熱狂の渦を拡大し続けている。マンチェスターのヒートン・パークで行われた凱旋5公演の初日に録音された「Cigarettes & Alcohol」 の新ライヴ・バージョンも配信が開始されたばかりだ。ファンにとっては、今後のツアー ?- イギリス、アイルランド、北米、メキシコ、アジア、オーストラリア、南米での33公演- への期待をさらに高めるスリリングな予告編といっても良いだろう。

「Cigarettes & Alcohol (Live from Manchester, 11 July '25)」を追加したマンチェスター公演セットリストのプレイリストはこちら ⇒ https://oasisjp.lnk.to/manchester25

 

再結成ツアー<oasis live ’25>のみにとどまらず、オアシス・フィーバーが全英を席巻し続けている。現在、全英公式チャートのTOP5内に3枚のアルバムがランクイン。さらに、全英シングル・チャートでは、オアシスの曲が3曲トップ30入りを果たしている。

現在、昨年の<オアシス30周年特別展>でも歌詞を用いたインスタレーションに参加した、作詞家いしわたり淳治氏の新対訳による日本語字幕付きMVがオアシスの本国公式YouTubeアカウントにて公開され、話題を呼んでいるが、新たに「アクイース」 の日本語字幕付きミュージックビデオが公開となっている。この曲は元々、シングル 「サム・マイト・セイ」 のB面曲として発表されたが、後に ”裏べスト” とも称されるアルバム 『ザ・マスタープラン』 に収録された。リアムとノエルが交互にメインボーカルを担当する珍しい形式の人気曲で、<oasis live '25>でもセットリストの冒頭に加えられている。

(C) Big Brother Recordings

<関連情報>

 

日本公演を目前に控えた103日には、オアシスの2ndアルバムにしてUKロックの金字塔 『モーニング・グローリー』 [原題:(What’s The Story) Morning Glory?] 30周年記念デラックス・エディションがリリースされることも先日発表されている(https://www.sonymusic.co.jp/artist/Oasis/info/575184)。

同エディションには 「Cast No Shadow」、「Morning Glory」、「Wonderwall」、「Acquiesce」、「Champagne Supernova」 5曲の新たなアンプラグド・ヴァージョンが収録される(「Acquiesce (Unplugged) 」はこのアナウンスにあわせて先行配信された https://www.youtube.com/watch?v=B0iTMwhtXMM)。この特別仕様のアニバーサリー・エディションは、昨年8にリリースされた『オアシス (原題:Definitely Maybe):30周年記念デラックス・エディション』に続くものであり、同作はアルバムとして2度目となるUKオフィシャル・アルバム・チャート1位に輝いた。また、『モーニング・グローリー』収録の 「Don’t Look Back In Anger」 は、717日から放映が開始されたテレビ朝日系木曜ドラマ 『しあわせな結婚』 の主題歌にも起用されており、この夏以降さらに耳にする機会が増えるはずだ。

 

『モーニング・グローリー:30周年記念デラックス・エディション』 のリリースに先駆け、ボックスセット『Complete Studio Album Collection』 が822日に緊急リリースされることも明らかになっている(輸入盤のみ)。

 

また、先日オープンしたばかりの日本唯一の公式オンラインストア 「Oasis Live ‘25 JAPAN Official Online Store」(https://items-store.jp/oasis2025)の第1弾グッズとして、UK本国のデザインによるツアーTシャツが本発売中となっている。さらに、1994年914日に行われたオアシス初の来日公演会場(渋谷クラブクアトロ)がある “聖地” 渋谷のMIYASHITA PARKにて、来日記念ポップアップショップの開催が決定しており、詳細な開催日程・内容は、公式サイトおよび公式Xにて随時発表予定となっているので乞うご期待。

最新リリース情報
全スタジオ・アルバム7作に”裏ベスト“を追加した8作品を網羅した完全生産限定のボックスセット
『Complete Studio Album Collection』 <8CD/14LP>
8/22発売決定(輸入盤のみ)!
購入リンクはこちらhttps://bio.to/Oasis_csacAW



2ndアルバムにしてUKロックの金字塔に “新“曲 5曲を追加した30周年記念盤
『モーニング・グローリー:30周年記念デラックス・エディション』
10/3発売決定!
新たなアンプラグド・ヴァージョン5曲を収録したデラックス・エディションとして限定2CD/3LP/デジタルの3形態で登場!!
詳細情報リンク ⇒ https://www.sonymusic.co.jp/artist/Oasis/info/575184
 

<Oasis Live '25> LIVE INFO

通算12度目にしてフジロックフェスティバル '09 以来16年ぶりとなる来日公演が決定!
 
2025年10月25日(土) 東京ドーム <開場15:30 開演18:00>
2025年10月26日(日) 東京ドーム <開場15:00 開演17:30>
お問い合わせ: LIVENATION.CO.JP
企画・制作・招聘:ライブネーション・ジャパン合同会社
協力:ソニー・ミュージックレーベルズ

公演ホームページ

【オアシス:ミニ・バイグラフィー】
1994年に英国マンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁する英国音楽史上最強のロックンロール・バンド。兄(ノエル)が書き下ろす反則なまでにキャッチーな曲を、弟(リアム)が力強くふてぶてしい声で歌うという基本方程式のもと、直感的なロックンロールの過剰さや奔放さを湛えた楽曲群は、バンド解散後も、圧倒的な熱量で “永遠に生き続ける(Live Forever)伝説” として燦然と輝き続けていた。1994年のデビューから2008年までの14年に亘るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,500万枚以上のトータル・セールスを記録。<英国を代表するアンセム>として愛され続ける 「Don't Look Back In Anger」 の他にも、「All Around The World」、「Wonderwall」 を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきた。中でも1995年10月にシングル・リリースされた 「Wonderwall」 は、2020年10月に、<1990年代にリリースされた曲の中でSpotifyにて10億回再生を初めて突破した楽曲>と認定された。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件/破天荒エピソードや、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。結成30周年/伝説のネブワース公演25周年となった2021年には、長編ドキュメンタリー 『オアシス:ネブワース1996』 が公開され、豪華ライヴ・パッケージもリリースされた。
デビュー30周年を迎えた2024年、8月30日にデビュー・アルバム 『Definitely Maybe (邦題:オアシス) 』 30周年記念盤リリース、11月にはオアシス30周年特別展の開催も控えていた中、8月27日に翌2025年の再結成ツアーの開催がアナウンスされ、世界中のファンを驚喜させた。日本公演開催決定より先に発表された【Oasis Live '25】 ツアーの日程は即日完売し、英国とアイルランドでは158か国から1,000万人以上のファンがチケット購入に殺到するなど圧倒的な反響を巻き起こし、過去最大規模のチケット売上数を記録した。そして、8月29日にリリースされた記念すべきデビュー・アルバム 『Definitely Maybe』 の30周年記念盤は、9月6日付のUKアルバム・チャートで通算8作目となるNo.1を獲得。更に、ベスト盤の 『Time Flies...1994-2009』 と 『What’s The Story (Morning Glory)?』 がそれぞれ3位/4位と、同チャートのTOP5に同時ランクインするという快挙を達成した。オアシスはストリーミング時代でも大きな魅力を放ち、これまでに全プラットフォームでの再生回数は125億回近くに達している。

公式サイト

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