昨2024年にデビュー30周年を迎え、念願の再結成と2025年7月からのワールド・ツアーを発表したオアシス。今年10月には2009年以来16年振りとなる待望の来日公演開催も決定し、日本のファンを興奮の渦に巻きこんでいる。そんな中、オアシス永遠のアンセム 「Don’t Look Back In Anger」 がテレビ朝日系7月期木曜ドラマ『しあわせな結婚』 の主題歌に決定したことがこのたび明らかになった。

 

昨年、それぞれが国民的大ヒットドラマを世に送り出した 【脚本】大石静(NHK総合 『光る君へ』)×【主演】阿部サダヲ(TBS 『不適切にもほどがある!』)の最強タッグに【ヒロイン】が松たか子という最強の布陣で贈る、夫婦の愛を問う “完全オリジナルホームドラマ” にして令和の 《マリッジ・サスペンス》 である 『しあわせな結婚』。主題歌の発表と共に、《ドラマの本編映像》 を使用したティザー映像も公開となっている。

【木曜ドラマ 『しあわせな結婚』ティザー15秒PR】

https://youtu.be/0r3Z7-qD0HU

 

主題歌に決定した 「Don’t Look Back In Anger」 は、1996年2月19日にリリースされたオアシスの9thシングルで、ノエル・ギャラガーがヴォーカルを務めた曲がシングルに選ばれたのはこの曲が初めてだった。全英1位を獲得したこの楽曲について歌詞の内容はさまざまに解釈されたが、ノエル自身は「過去を振り返るのではなく、前を向くことについて歌った」とコメントしており、その普遍的なメッセージ性も含め、オアシス永遠のアンセムとして長きに亘って愛され続けている楽曲だ。現在、昨年の<オアシス30周年特別展>でも歌詞を用いたインスタレーションに参加した作詞家のいしわたり淳治氏の新対訳による日本語字幕付きMVがオアシスの本国公式YouTubeアカウントにて公開され、話題を呼んでいる。

【「Don’t Look Back In Anger」 日本語字幕付きMV】

https://t.co/eRV0IML6Du

 

「Don’t Look Back In Anger」 について、木曜ドラマ 『しあわせな結婚』 主演の2人とゼネラルプロデューサーは以下のようにコメントしている。

 

【阿部サダヲ(原田幸太郎・役)コメント】

Oasis…すごいですよね! 主題歌に決まったと聞いた時はビックリしました。Oasisが再結成したということもあっていいタイミングですし、なんとなくご縁を感じられてうれしいです。

もちろん僕も知っている名曲で、なんとなく口ずさめますし、本当にいい曲! この世代の人たちにすごく刺さると思います。しかもこの曲には、“過去を振り返らなくていい”など、いろんな解釈があるんですよね。それを知ると、幸太郎とネルラの幸せについて考えさせられたりして…ドラマの内容にも合っているような気がします。あと、この曲に出てくる女性の名前がサリーなんです。僕もサダヲだし、ある意味サリーともいえる…。“サ”しか合っていないんですが(笑)、そんなことを考え始めたら、伏線になっているんじゃないかとすら思えてきて! 幸太郎とネルラのシーンがスローモーションになってエンディングとかに流れるのかな…? すごく合いそうな気がするので、僕も放送を見るのが楽しみです。

 

【松たか子(鈴木ネルラ・役)コメント】

きっとみんな聴いたことのあるOasisの名曲ですし、すごくドラマチックで壮大な曲ですよね。“晴天”という感じではない、とても雰囲気のある楽曲がこの物語のムードを高めてくれそうな気がします。でも、この名曲が流れる映像に、私の顔が映っても大丈夫なんだろうか、という不安が少しあったり…(笑)。

サスペンス色が強いシーン、コメディー要素がグッと出てくるシーンなど、物語がどんなテイストになっても、この曲が非常にブレない強さで支えてくれそうな感じがしました。今からどんなふうに映像が重なっていくのか楽しみです。ちなみに私、以前出演した映画『K-20 怪人二十面相・伝』(2008年)でもOasisの曲が主題歌だったんです。なんだかご縁を感じられて、とてもうれしいです。

 

【ゼネラルプロデューサー・中川慎子(テレビ朝日)コメント】

発表当時から世界中を熱狂させたOasisの 「Don’t Look Back in Anger」。もれなくその渦の中にいた私は、まさか30年後にその楽曲を主題歌として迎えられる奇跡が起こるなんて…今もって信じられない想いです。そして何より、あまりに偉大すぎるアーティストを前に足がすくみっぱなしですが、現在撮影中の『しあわせな結婚』 現場でも、私のちっぽけな想像力を嘲笑うかのように、カメラの前ではいくつもの才能達が、連日切磋琢磨しながら、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれています。わたし自身の震えは止まりませんが、このキャストスタッフだったら、この偉大な主題歌と共にさらなる高みを目指して “しあわせな” 物語を紡げるはずーー今はそう信じています。

 

 

なお、「Don’t Look Back In Anger」を含むオアシスの歴代全シングル曲を網羅した ”ベスト・オブ・ベスト“ アルバム 『Time Flies...1994-2009』 (2010年作品) の限定仕様リマスター盤が、リリース15周年を記念して、

7月4日 (金) からスタートする再結成ワールド・ツアー<oasis live ‘25>に先駆けて6月13日(金)に発売となった。CD2枚組のパッケージ(日本盤・輸入盤共に発売)は、このたび3面紙ジャケット仕様に更新された。輸入盤が12㎝CDサイズの紙ジャケット仕様であるのに対し、日本盤は所有欲をかき立てる7インチサイズの紙ジャケット仕様にサイズアップ。更に日本盤のみ、オアシスの歴代ロゴ・ステッカーシートを封入し、作詞家のいしわたり淳治氏が全収録曲の新対訳を担当。オアシス入門編としても、長年のコア・ファンのコレクターズ・アイテムとしても申し分のない、日本のファンにとって嬉しい豪華仕様となっている。

 

今年でリリース15周年を迎える 『Time Flies...1994-2009』 は、スタジオ・アルバム全7作がUKチャート1位に輝き、名実共に<現代のビートルズ> と評されたイギリスの国民的ロックンロール・バンド=オアシスの歴代シングル曲全てを網羅しており、全収録曲中、実に24曲が全英TOP10ヒット(うち8曲はNo.1!)。映画、アニメ、CM等でも使われた大ヒット・ナンバーの数々が惜しげもなく収録された問答無用の豪華盤で、現在までに全世界で7,500万枚以上のセールスを記録している。

 

※本件をSNSで取り上げていただく場合は、共通ハッシュタグ「#オアシス来日2025」 「#オアシス再結成」の使用をご検討いただけますと幸いです。

【ドラマ作品情報】
テレビ朝日系 2025年7月期 木曜ドラマ
『しあわせな結婚』
2025年7月スタート!
【毎週木曜】 よる9:00~9:54
テレビ朝日系24局
脚本:大石 静(『光る君へ』 『星降る夜に』 『大恋愛~僕を忘れる君と』 『セカンドバージン』ほか)
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:
田中真由子 (テレビ朝日)
山形亮介(テレビ朝日)
森田美桜(AOI Pro.)
大古場栄一(AOI Pro.)
監督:黒崎 博、星野和成、楢木野礼
制作協力:AOI Pro.
制作著作:テレビ朝日
公式ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/shiawasena-kekkon/

【来日公演情報】
通算12度目にしてフジロックフェスティバル '09 以来16年ぶりとなる来日公演が決定!
<Oasis Live '25> 
2025年10月25日(土) 東京ドーム <開場15:30 開演18:00>
2025年10月26日(日) 東京ドーム <開場15:00 開演17:30>
お問い合わせ: LIVENATION.CO.JP
企画・制作・招聘:ライブネーション・ジャパン合同会社
協力:ソニー・ミュージックレーベルズ
公演ホームページ:https://www.livenation.co.jp/oasis2025 

【「Don’t Look Back In Anger」 曲解説】
 1996年2月19日にリリースされたオアシスの9thシングル。2ndアルバム『モーニング・グローリー』から4枚目のカットで、ノエルがヴォーカルを務めた曲がシングルに選ばれたのはこれが初めてだった。全英1位を獲得。タイトルはデヴィッド・ボウイの「怒りをこめてふり返れ(Look Back In Anger)」から。歌詞の内容はさまざまに解釈されたが、ノエル自身は「過去を振り返るのではなく、前を向くことについて歌った」とコメントしている。
 イントロのピアノがジョン・レノンの 「イマジン」と似ていると言われることについて、ノエルはそれをほぼ認めつつ、自分のインタビューを読んだ子供がジョンの「イマジン」を買うことになるかもしれないから、と説明した。この曲は自分にとっての(ビートルズの)「ヘイ・ジュード」みたいなもの、という発言がある一方、モット・ザ・フープルの 「すべての若き野郎ども」 も参照したと言っていて、特にコーラスのドラマティックに盛り上がる部分はモットにインスパイアされたところがありそうだ。
 2017年5月22日、オアシスの地元であるマンチェスターのマンチェスター・アリーナで爆破事件が発生した翌日の追悼集会で、集まった人々が自然とこの曲を合唱し始めるという出来事もあった。過ぎてしまったことに怒りを向けても意味がない…ノエルが曲に込めたそんな想いが長い時を経て、普遍的なメッセージとして大衆に浸透していたことを示す、忘れがたいエピソードだ。
 

【オアシス:ミニ・バイグラフィー】 
1994年に英国マンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁する英国音楽史上最強のロックンロール・バンド。兄(ノエル)が書き下ろす反則なまでにキャッチーな曲を、弟(リアム)が力強くふてぶてしい声で歌うという基本方程式のもと、直感的なロックンロールの過剰さや奔放さを湛えた楽曲群は、バンド解散後も、圧倒的な熱量で “永遠に生き続ける(Live Forever)伝説” として燦然と輝き続けていた。1994年のデビューから2008年までの14年に亘るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,500万枚以上のトータル・セールスを記録。<英国を代表するアンセム>として愛され続ける 「Don't Look Back In Anger」 の他にも、「All Around The World」、「Wonderwall」 を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきた。中でも1995年10月にシングル・リリースされた 「Wonderwall」 は、2020年10月に、<1990年代にリリースされた曲の中でSpotifyにて10億回再生を初めて突破した楽曲>と認定された。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件/破天荒エピソードや、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。結成30周年/伝説のネブワース公演25周年となった2021年には、長編ドキュメンタリー 『オアシス:ネブワース1996』 が公開され、豪華ライヴ・パッケージもリリースされた。
デビュー30周年を迎えた2024年、8月30日にデビュー・アルバム 『Definitely Maybe (邦題:オアシス) 』 30周年記念盤リリース、11月にはオアシス30周年特別展の開催も控えていた中、8月27日に翌2025年の再結成ツアーの開催がアナウンスされ、世界中のファンを驚喜させた。日本公演開催決定より先に発表された【Oasis Live '25】 ツアーの日程は即日完売し、英国とアイルランドでは158か国から1,000万人以上のファンがチケット購入に殺到するなど圧倒的な反響を巻き起こし、過去最大規模のチケット売上数を記録した。そして、8月29日にリリースされた記念すべきデビュー・アルバム 『Definitely Maybe』 の30周年記念盤は、9月6日付のUKアルバム・チャートで通算8作目となるNo.1を獲得。更に、ベスト盤の 『Time Flies...1994-2009』 と 『What’s The Story (Morning Glory)?』 がそれぞれ3位/4位と、同チャートのTOP5に同時ランクインするという快挙を達成した。
オアシスはストリーミング時代でも大きな魅力を放ち、Spotifyだけで月間3,200万人以上のリスナーを誇る。この数字は再結成発表からほぼ50%の増加を示しており、これまでに全プラットフォームでの再生回数は125億回近くに達している。

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