7月4日(金)、遂に待望の再結成ツアー<oasis live ‘25> が開幕。UKウェールズでの熱狂的な2公演が終了した後、先週7月11日(金)は、“オアシス・マニア” がマンチェスターに大集結。バンドは8万人のファンを前に、地元での凱旋公演を行った。ヒートン・パーク公演は、11日(金)の初日を皮切りに、12日(土)、16日(水)、19日(土)、20日(日)の5日間で、合計40万人の観客を動員する予定だ。
11日(金)20時15分 [現地時間]、マンチェスターはヒートン・パークのステージに登場したメンバーに、英雄さながらの熱い歓迎が送られた。ファンは遠くは日本、コスタリカ、北米、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、アイルランド、イタリア、オーストラリアなど各地から駆けつけ、5夜におよぶオアシスの凱旋公演初日を見届けた。
マイクに歩み寄り、ノエル・ギャラガーが宣言する。「This is the place(此処こそがその場所だ)」。リアム・ギャラガーも応えるように高らかに叫ぶ。「Oasis vibes in the area. Manchester vibes in the area(ここにはオアシスのヴァイブがある。マンチェスターのヴァイブだ)」。熱狂の渦に包まれる会場。
「Half The World Away」 の前、ノエルはイギリスの国民的コメディドラマ 『The Royle Family』 の制作者2人の名前をあげ、「この曲をキャロラインとクレイグに捧げる」 と紹介した。
「D' You Know What I Mean?」 の前には、リアムが 「史上最高の名監督、ミスター・ペップ・グアルディオラ(*マンチェスター・シティFCの監督)に捧げる曲だ」 と紹介。
ノエルが 「Don’t Look Back In Anger」でヒートン・パーク全体をシンガロングの大合唱に率いると、リアムは 「I adore you all. You’re beautiful!(心から愛してる。お前らみんな最高だ!)」 と観客に語りかけ、「Wonderwall」 を披露した。
この日の公演では、<Oasis Live ‘25ツアー>のプロダクションがさらにスケールアップ。ヒートン・パークに設置された巨大スクリーンは横 84メートルx縦12メートルで、先週末のカーディフのプリンシパリティ・スタジアムでファンをあっと驚かせたものよりも20メートルも大きい。これは、イギリスのコンサート史上最大規模のスクリーンだ。
【以下、UKメディア評の一部を紹介】
NME ★★★★★ 「2025年のオアシスに望んだすべてがここにある」
Rolling Stone UK ★★★★★「今年 いや、この10年で一番のカルチャー的瞬間」
The Guardian ★★★★★ 「大勝利」
Uncut ★★★★★ 「ありえないほどの多幸感」
The Sun ★★★★★ 「一生忘れられないギグ」
Manchester Evening News ★★★★★ 「歴史に残る瞬間」
Daily Mail ★★★★★ 「挑発性 鋭さ 反骨精神…どこをとっても超一流」
Daily Star ★★★★★ 「オアシスのレガシーを祝うスーパーソニックな夜」
Daily Telegraph ★★★★★「ブリットポップ界最大のスターが再臨 魔法のようだ」
Independent ★★★★★ 「このあとは他のどんなロックバンドの再結成もいらない」
The London Standard ★★★★★ 「神レベル」
Wales Online ★★★★★ 「凄絶にして壮大」
<Live ‘25ツアー>にとどまらず、オアシス・フィーバーが全英を席巻し続けている。現在、全英公式チャートのTOP5圏内に3枚のアルバムがランクイン。今週、全シングル曲を網羅したベスト・アルバム 『タイム・フライズ...1994 -2009』 が2010年のリリース以来初となる全英アルバム・チャート1位を獲得。2ndアルバム 『モーニング・グローリー』 (1995年)が一気に12ランクアップして同チャート2位につける中、1994年のデビュー作 『オアシス』も22ランクアップの4位に急上昇した。
さらに、今週の全英シングル・チャートでは、オアシスの曲が3曲トップ20入りを果たしている。ファンに人気の「Acquiesce」 は、1995年にバンド初の全英1位シングルとなった「Some Might Say」 のB面としてリリースされた楽曲だ。先週、初めて40位にランクインしたが、今週は一気に順位を上げ、過去最高位である17位につけた。また、1996年に1位に輝いた 「Don't Look Back in Anger」 が18位に、さらには1994年のトップ10ヒット 「Live Forever」 が19位にと、いずれもトップ20圏内に返り咲いている。
『モーニング・グローリー』 はイギリス国内の売上げが540万枚超を記録。BPI(英国レコード産業協会)より18xプラチナ認定を受けた。
<Oasis Live ‘25ツアー>は、ファンとメディアの両方を巻き込みながら、熱狂の渦を拡大し続けている。マンチェスター公演前日の7/10にサプライズ配信された 「Slide Away」 のライヴ音源(ツアー初日、7月4日のカーディフ公演で収録)は、ファンにとって、今後のツアーへの期待をさらに高めるスリリングな予告編だ。
▶シングル 「Slide Away (Live in Cardiff, 4 July ’25) 」を追加した初日公演セットリストのプレイリストはこちら⇒ https://oasisjp.lnk.to/0704Setlist
『モーニング・グローリー:30周年記念デラックス・エディション』 は10月3日にリリース予定。それに先駆け、ボックスセット『Complete Studio Album Collection』 が8月22日にリリースされる(輸入盤のみ)。
▶ボックスセット 『Complete Studio Album Collection』(輸入盤のみ)の購入リンクはこちら⇒
バンド・メンバー
リアム・ギャラガー(ヴォーカル)
ノエル・ギャラガー(ギター、ヴォーカル)
ポール・’ボーンヘッド’・アーサーズ(ギター)
ゲム・アーチャー(ギター)
アンディ・ベル(ベース)
ジョーイ・ワロンカー(ドラム)
サポートメンバー
クリスチャン・マッデン(キーボード)
アラステア・ホワイト(トロンボーン)
スティーヴ・ハミルトン(サックス)
ジョー・オークランド(トランペット)
▼ⒸBig Brother Recordings
<関連情報>
先日2日(水)には、オアシスの2ndアルバムにしてUKロックの金字塔 『モーニング・グローリー』 [原題:(What’s The Story) Morning Glory?] 30周年記念デラックス・エディションが10月3日にリリースされることも発表されている。
同エディションには「Cast No Shadow」、「Morning Glory」、「Wonderwall」、「Acquiesce」、「Champagne Supernova」 5曲の新たなアンプラグド・ヴァージョンが収録される(「Acquiesce (Unplugged) 」はこのアナウンスにあわせて先行配信された https://www.youtube.com/watch?v=B0iTMwhtXMM)。この特別仕様のアニバーサリー・エディションは、昨年8月にリリースされた『オアシス (原題:Definitely Maybe):30周年記念デラックス・エディション』に続くものであり、同作はアルバムとして2度目となるUKオフィシャル・アルバム・チャート1位に輝いた。また、『モーニング・グローリー』収録の 「Don’t Look Back In Anger」 は、今週7月17日(木)から放映開始されるテレビ朝日系木曜ドラマ 『しあわせな結婚』 の主題歌に起用されており、この夏以降さらに耳にする機会が増えるはずだ。
また、先日オープンしたばかりの日本唯一の公式オンラインストア 「Oasis Live ‘25 JAPAN Official Online Store」(https://items-store.jp/oasis2025)の第1弾グッズとして、UK本国のデザインによるツアーTシャツが7月7日(月)から発売開始となっている。
さらに、1994年9月14日に行われたオアシス初の来日公演会場(渋谷クラブクアトロ)の “聖地” 渋谷のMITASHITA PRRKにて、来日記念ポップアップショップの開催が決定しており、詳細な開催日程・内容は、公式サイトおよび公式Xにて随時発表予定となっているので乞うご期待。
最新リリース情報】
2ndアルバムにしてUKロックの金字塔
『モーニング・グローリー[原題 (What’s The Story) Morning Glory?] :30周年記念デラックス・エディション』
10/3発売決定!
新たなアンプラグド・ヴァージョン5曲を収録したデラックス・エディションとして限定2CD/3LP/デジタルの3形態で登場!!
詳細情報リンク ⇒ https://www.sonymusic.co.jp/artist/Oasis/info/575184
【関連リリース情報】
歴代シングル曲全てを収録した黄金の“ベスト・オブ・ベスト” が限定仕様で新装リリース
『Time Flies...1994-2009』(2CD:限定仕様リマスター盤)
日本盤のみの仕様
■3面7インチ紙ジャケット仕様
■歴代ロゴ・ステッカーシート封入
■ 歌詞・対訳・コメント訳付
■全28曲、いしわたり淳治による新対訳
■解説:荒野政寿
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※輸入盤4LP、輸入盤2CD(12㎝CDサイズの紙ジャケット仕様)も同日リリース
購入リンク ⇒ https://sonymusicjapan.lnk.to/Oasistf9409AW
オアシスが発表した7インチ・アナログシングルを完全網羅した日本独自企画・3000セット完全生産限定の豪華BOXセット
コンプリート7インチ・シングル・コレクションBOX Vol.1 & Vol.2
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詳細:https://www.110107.com/oasis/
【オアシス:ミニ・バイグラフィー】
1994年に英国マンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁する英国音楽史上最強のロックンロール・バンド。兄(ノエル)が書き下ろす反則なまでにキャッチーな曲を、弟(リアム)が力強くふてぶてしい声で歌うという基本方程式のもと、直感的なロックンロールの過剰さや奔放さを湛えた楽曲群は、バンド解散後も、圧倒的な熱量で “永遠に生き続ける(Live Forever)伝説” として燦然と輝き続けていた。1994年のデビューから2008年までの14年に亘るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,500万枚以上のトータル・セールスを記録。<英国を代表するアンセム>として愛され続ける 「Don't Look Back In Anger」 の他にも、「All Around The World」、「Wonderwall」 を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきた。中でも1995年10月にシングル・リリースされた 「Wonderwall」 は、2020年10月に、<1990年代にリリースされた曲の中でSpotifyにて10億回再生を初めて突破した楽曲>と認定された。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件/破天荒エピソードや、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。結成30周年/伝説のネブワース公演25周年となった2021年には、長編ドキュメンタリー 『オアシス:ネブワース1996』 が公開され、豪華ライヴ・パッケージもリリースされた。
デビュー30周年を迎えた2024年、8月30日にデビュー・アルバム 『Definitely Maybe (邦題:オアシス) 』 30周年記念盤リリース、11月にはオアシス30周年特別展の開催も控えていた中、8月27日に翌2025年の再結成ツアーの開催がアナウンスされ、世界中のファンを驚喜させた。日本公演開催決定より先に発表された【Oasis Live '25】 ツアーの日程は即日完売し、英国とアイルランドでは158か国から1,000万人以上のファンがチケット購入に殺到するなど圧倒的な反響を巻き起こし、過去最大規模のチケット売上数を記録した。そして、8月29日にリリースされた記念すべきデビュー・アルバム 『Definitely Maybe』 の30周年記念盤は、9月6日付のUKアルバム・チャートで通算8作目となるNo.1を獲得。更に、ベスト盤の 『Time Flies...1994-2009』 と 『What’s The Story (Morning Glory)?』 がそれぞれ3位/4位と、同チャートのTOP5に同時ランクインするという快挙を達成した。オアシスはストリーミング時代でも大きな魅力を放ち、これまでに全プラットフォームでの再生回数は125億回近くに達している。
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