今年8月、デビュー・アルバム 『Definitely Maybe (邦題:オアシス) 』 がリリース30周年を迎え、念願の再結成と2025年7月からのワールド・ツアーを発表したオアシス。更には先月、2009年以来16年振りとなる待望の来日公演開催も決定し、日本のファンを興奮の渦に巻きこんでいる。
そんな中、1994年12月18日にリリースされた「Whatever」 の発売30周年を記念して、オアシスは本日、この曲のミュージックビデオの4Kリマスター版を公開した。同時に、2025年2月21日に、アートワークと結びついた限定7インチ・カラーヴァイナルがBig Brother Recordingsからリリースされることも明らかになった。
「Whatever」 (Official 4K Remaster Video)
「Whatever」 は、オアシスのデビュー・イヤーを締めくくるクリスマス・シングルとしてリリースされた曲で、UKシングル・チャートで最高3位を記録。バンド解散後の2010年にリリースされたベスト・アルバム 『Time Flies...1994-2009』 に収録されるまで、どのアルバムにも入ったことがなかったにもかかわらず、今でもオアシスを代表する名曲の一つとして愛されている。「お前は何にだってなれる、声に出せばどんなものにだってな(Free to be whatever you, Whatever you say if it comes no way, it’s alright)」 という強いメッセージは、世代や時代を超えて多くの人に生きるエネルギーを与えると同時に、名曲にさらなる深みと感慨を与えるものとなった。晴れやかなストリングス・サウンドの美しさともあいまって、デビュー・イヤーにこの曲がオアシスをより幅広い層に伝えたと言っても過言ではない。つまり、2nd 『(What's the Story) Morning Glory? (邦題:モーニング・グローリー) 』 (1995) での大爆発はこの時点ですでに約束されていたと言える。
俺は何にでもなれる
思いのままどんなものにでも
その気になればブルースだって歌ってやるさ
お前も何にでもなれるよ
声に出せばどんなものにだってな
うまくいかなくても気にするな
(「Whatever」 より抜粋)
なお、11/1~11/23に東京:六本木ミュージアムで開催された 『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』 でオアシス楽曲群の歌詞翻訳を担当したいしわたり淳治氏による日本語字幕付きMVも本国のYouTube公式アカウントにて好評公開中につき、是非そちらも要チェックだ。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLBeeiCx5Kc2svF9C33BljNf9tYVX0I6vu
【最新リリース情報】
発売30周年記念
「Whatever」 限定7インチ・カラーヴァイナル
収録内容
A1. Whatever [Remastered]
B1. (It's Good) To Be Free [Remastered]
2025年2月21日発売(輸入盤のみ)
【関連リリース情報】
オアシスが発表したシングルを完全網羅した日本独自企画・完全生産限定の豪華BOXセット
コンプリート7インチ・シングル・コレクションBOX Vol.1 & Vol.2
NOW ON SALE (各10月30日/11月13日発売)
詳細:https://www.110107.com/oasis/
【来日公演情報】
通算12度目にしてフジロックフェスティバル '09 以来16年ぶりとなる来日公演が決定!
<Oasis Live '25>
2025年10月25日(土) 東京ドーム <開場15:30 開演18:00>
2025年10月26日(日) 東京ドーム <開場15:00 開演17:30>
お問い合わせ: LIVENATION.CO.JP
企画・制作・招聘:ライブネーション・ジャパン合同会社
協力:ソニー・ミュージックレーベルズ
公演ホームページ:https://www.livenation.co.jp/oasis2025
【劇場公開作品情報】
『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10(いちきゅうきゅううろく・はちいちゼロ)』
『oasis LIVE AT KNEBWORTH:August 10th, 1996』
公開作HP: https://www.culture-ville.jp/oasisknebworth1996810
鑑賞料金:一般2,300円/学生1,800円(税込)
配給:カルチャヴィル
協力:ソニー・ミュージックレーベルズ
※2024年12月末までで劇場公開終了
【オアシス:ミニ・バイグラフィー】
1994年に英国マンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁する英国音楽史上最強のロックンロール・バンド。兄(ノエル)が書き下ろす反則なまでにキャッチーな曲を、弟(リアム)が力強くふてぶてしい声で歌うという基本方程式のもと、直感的なロックンロールの過剰さや奔放さを湛えた楽曲群は、バンド解散後も、圧倒的な熱量で “永遠に生き続ける(Live Forever)伝説” として燦然と輝き続けていた。1994年のデビューから2008年までの14年に亘るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,500万枚以上のトータル・セールスを記録。<英国を代表するアンセム>として愛され続ける 「Don't Look Back In Anger」 の他にも、「All Around The World」、「Wonderwall」 を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきた。中でも1995年10月にシングル・リリースされた 「Wonderwall」 は、2020年10月に、<1990年代にリリースされた曲の中でSpotifyにて10億回再生を初めて突破した楽曲>と認定された。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件/破天荒エピソードや、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。結成30周年/伝説のネブワース公演25周年となった2021年には、長編ドキュメンタリー 『オアシス:ネブワース1996』 が公開され、豪華ライヴ・パッケージもリリースされた。
デビュー30周年を迎えた2024年、8月30日にデビュー・アルバム 『Definitely Maybe (邦題:オアシス) 』 30周年記念盤リリース、11月にはオアシス30周年特別展の開催も控えていた中、8月27日に翌2025年の再結成ツアーの開催がアナウンスされ、世界中のファンを驚喜させた。日本公演開催決定より先に発表された 【Oasis Live '25】 ツアーの日程は即日完売し、英国とアイルランドでは158か国から1,000万人以上のファンがチケット購入に殺到するなど圧倒的な反響を巻き起こし、過去最大規模のチケット売上数を記録した。そして、8月29日にリリースされた記念すべきデビュー・アルバム 『Definitely Maybe』 の30周年記念盤は、9月6日付のUKアルバム・チャートで通算8作目となるNo.1を獲得。
更に、ベスト盤の 『Time Flies...1994-2009』 と 『What’s The Story (Morning Glory)?』 がそれぞれ3位/4位と、同チャートのTOP5に同時ランクインするという快挙を達成した。
オアシスはストリーミング時代でも大きな魅力を放ち、Spotifyだけで月間3,200万人以上のリスナーを誇る。この数字は再結成発表からほぼ50%の増加を示しており、これまでに全プラットフォームでの再生回数は125億回近くに達している。
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