現在、東京・六本木ミュージアムで好評開催中の展覧会『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』。世代や国境を超えて連日多くの人が訪れ、改めてオアシスというロックンロール・バンドの魅力に出会っている。そのなかには、ミュージシャンの方々も多く訪れているが、今回本展を観覧した岸田繁さん(くるり)と、後藤正文さん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)のおふたりが、オアシスとの出会いや楽曲の魅力、そして展示会を通じて感じたことなどを語り合うスペシャル・トークセッションが実現し、動画が公開された。
同世代のおふたり、岸田さんは高校生の頃、後藤さんは大学進学のため上京した頃に、オアシスの作品にであったという。
「最初に聴いたのが 『リヴ・フォーエヴァー』。リアムの歌いだしを耳にして、人生が変わった気がします。また、誰にでも弾けそうなコードやメロディで、自分にも音楽ができるのかもしれないと思わせてくれた存在ですね」(後藤さん)
「僕もオアシスのおかげでギター弾きになりましたね」 と語る岸田さん。彼らの音楽を 「ギターを使った歌謡曲のよう」と続ける。「彼らはよくザ・ビートルズと比較されることが多いと思いますが、確かにシンプルなコードで楽曲を制作している部分は共通していると思うのですが、ブルースのような部分もあって。そこは意外と誰かがやっていそうでやっていない分野を開拓したのかなと思います」
また、オアシスは自分たちを装飾することなく、ありのままの思いを武骨に表現している姿も、多くの人を惹きつける要因なのでは?とも語っている。展覧会では、ピュアな姿勢で世界を魅了させていくまでのプロセスを貴重な資料とともに振り返ることができるのだ。
「地方出身の何もバックグラウンドを持たない人間が、天下を取っていく感じはグッときます。音楽だけで人生を開拓させていく姿には、刺激を受けました」(後藤さん)
「生きていくなかで遭遇する困難を乗り越えていく姿を伝えているバンドだなって思いました」(岸田さん)
また、対談ではミュージシャンならではの視点で、オアシスの楽曲やキャラクターの素晴らしさ、展覧会の見どころなどをたっぷりと語っている。すでに展覧会に行った人も、そうでない人も、オアシスの世界に没入しに行きたくなるはずだ。
各界著名人からのオアシス展へのコメントも続々到着中!
https://www.sonymusic.co.jp/artist/Oasis/info/568296
『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』開催記念 / 岸田繁(くるり)x後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)スペシャル・トークセッション
【最新リリース情報】
コンプリート7インチ・シングル・コレクションBOX Vol.1 & Vol.2
(各10月30日/11月13日発売)
詳細:https://www.110107.com/oasis/
【劇場公開作品情報】
作品名: 『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』
英題: 『oasis LIVE AT KNEBWORTH:August 10th, 1996』
上映時間: 約110分
監督:ディック・カラザース
出演:オアシス
制作年:2021年 制作国:イギリス
コピーライト:© Big Brother Recordings Ltd
公開表記:2024年10月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか、全国ロードショー
公開作HP: https://www.culture-ville.jp/oasisknebworth1996810
鑑賞料金:一般2,300円/学生1,800円(税込)
配給:カルチャヴィル
協力:ソニー・ミュージックレーベルズ
【展示会情報】
リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展
会期:2024年11月1日(金)~11月23日(土・祝)
会場:六本木ミュージアム
主催:ソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズ、ソニー・ミュージックパブリッシング
後援:ブリティッシュ・カウンシル、ノエル・ギャラガーモバイル
協賛:ADAM ET ROPÉ
協力:ギブソン・ブランズ・ジャパン株式会社
公式サイト:https://oasis-liveforever.jp/
公式X:https://x.com/Oasis30th
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/oasis30th/
【オアシス ミニバイオグラフィー】
1994年に英国マンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁するUK音楽史上最強のロックンロール・バンド。 兄(ノエル)が書き下ろす反則なまでにキャッチーな曲を、弟(リアム)が力強くふてぶてしい声で歌うという基本方程式のもと、直感的なロックンロールの過剰さや奔放さを湛えた楽曲群は、バンド解散後の今もなお、圧倒的な熱量で “永遠に生き続ける(Live Forever)伝説” として燦然と輝き続けている。1994年のデビューから2008年までの14年に亘るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,500万枚以上のトータル・セールスを記録。<英国を代表するアンセム>として愛され続ける 「Don't Look Back In Anger」 の他にも、「All Around The World」、「Wonderwall」 を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきた。中でも1995年10月にシングル・リリースされた 「Wonderwall」 は、2020年10月に、1990年代にリリースされた曲の中でSpotifyにて10億回再生を初めて突破した楽曲と認定された。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件/破天荒エピソードや、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。
結成30周年/伝説のネブワース公演25周年となった2021年には、『オアシス:ネブワース1996』 が公開され、豪華ライヴ・パッケージもリリースされた。
デビュー30周年を迎えた2024年、8月30日にデビュー・アルバム 『オアシス (原題:Definitely Maybe) 』 30周年記念盤がリリース、11月にはオアシス30周年特別展の開催も控えている中、8月27日に翌2025年の再結ツアーの開催がアナウンスされ、ファンを驚喜させた。
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