ソニーミュージック、日本コロムビア、ビクターエンタテインメント三社共同企画で、3タイトルが11月25日同時リリースされる『喫茶ロック25』。本作の監修、選曲、ライナーノーツ執筆を手掛けるのは、2001年の喫茶ロック委員会メンバーでもあり、近年も数多くの書籍、コンピレーション企画に携わる音楽ライターの栗本 斉。

フォークロック、カントリーロック、ソフトロックといった文脈で70年代の日本語ロックに光を当て、渋谷系以降の“フォーキー”な感性を持つ若手アーティストの台頭とも相まって再評価を促した2001年の『喫茶ロック』。今回の『喫茶ロック25』シリーズでは、過去の収録曲をベースにレーベルごとに再編。山本佳代子による老舗喫茶店の写真をあしらった、アートワークを手掛けるのはサリー久保田。

70年代の日本語ロックに内包されていた“フォーキー”な感性や時代性を現代の視点から捉え直し、新たな価値として提示しつつ、貴重なカタログ音源を活性化させる。さらに昭和喫茶ブームとインバウンド需要も見据え、新たなカルチャーとして拡張し得る企画盤だ。

V.A.『喫茶ロック25 ~ 風をあつめて』

2026年11月25日(水)発売
MHCL-3186/3,300円(税込)
ソニー・ミュージックレーベルズ

1. はっぴいえんど「風をあつめて」 (『風街ろまん』1971年)
2. 小坂 忠「ありがとう」(『ありがとう』1971年)★
3. GARO「地球はメリー・ゴーランド」(『GARO』1971年)
4. 赤い鳥「忘れていた朝」(『竹田の子守唄』1971)
5. 斉藤哲夫「今日から昨日へ」(『バイバイグッドバイサラバイ』1973年)
6. 南 正人「こんなに遠くまで」(『回帰線』1971年)★
7. 金延幸子「時にまかせて」(『み空』1972年)
8. センチメンタル・シティ・ロマンス「うん、と僕は」(『センチメンタル・シティ・ロマンス』1975年)
9. 岡林信康「あの娘と遠くまで」(『金色のライオン』1975年)
10. よしだたくろう「高円寺」(『元気です。』1972年)
11. 杏「風は何も恐れはしない」(「輝く明日はない」1973年)
12. 笠井紀美子「四つの季節」(『アンブレラ』1972年)
13. MAO「僕を呼んでおくれ」(『僕を呼んでおくれ」マオ・ファースト』1972年)
14. 五つの赤い風船「そんな気が…」(『Flight(アルバム第5集 Part2)』1971年)★
15. 五輪真弓「水に沈みゆく影」(『風のない世界』1973年)
16. 中川イサト「夕立ち」(『お茶の時間』1973年)
17. 遠藤賢司「雨あがりのビル街《僕は待ちすぎてとても疲れてしまった》」(『niyago』1970年)
18. 藤原秀子「去りゆくものは」(『私のブルース』1970年)
19. カルメン・マキ「種子」(『アダムとイヴ』1969年)
20. 成田 賢「やすらぎの世界」(『汚れた街にいても』1972年)
※★は新規収録曲

ソニー・ミュージックレーベルズ

V.A.『喫茶ロック25 ~ つむじ風の朝』DISC INFO

2026年11月25日(水)発売
COCP-42755/3,300円(税込)
日本コロムビア

1. 日野原幼紀「つむじ風の朝」(『螺旋時間』1972年)
2. 菅原進「不思議な……」(『SUSUMU』1974年)
3. やまがたすみこ「ラメンテーション<悲嘆>」(『オルゴール』1975年)★
4. ルウ「君は雨の中」(『ルウ』1976年)
5. 岩渕まこと「夏芝居」(『スーパー・ムーン』1977年)★
6. 比呂公一「果樹園」(『果樹園』1972年)
7. ブレッド&バター「魔術」(『バーベキュー』1974年)
8. 久保田麻琴と夕焼け楽団「パラダイスへの道」(『ラッキー・オールド・サン』1977年)★
9. ラストショウ「リラックス」(『アリゲーター・ラジオ・ステーション』1977年)
10. ピンク・パンサー「ドライ・フラワー」(「ドライ・フラワー」1973年)★
11. 一匹狼「方舟」(『一匹狼』1972年)
12. 宿屋の飯盛「飛んでみたのさ」(『飛んでみたのさ』1975年)
13. 日暮し「別れの詩」(『日暮し2』1978年)
14. TAN TAN(森野多恵子)「私をつかまえて」(『愛は面影の中に』1973年)
15. 瀬川 洋「何故に生れて」(『ピエロ』1972年)★
16. シーズン・オフ「僕の倖せ」(『回覧版』1975年)★
17. 吉川忠英「古い時計の」(『こころ』1974年)
18. ミルキー・ウェイ「クラウディ」(『ミルキー・ウェイ』1975年)
19. ビリー・バンバン「雨のテーマ」(『TWO WAY STREET』1976年)
20. 佐藤奈々子「夜のイサドラ」(『ファニー・ウォーキン』1977年)★
※★は新規収録曲

日本コロムビア

V.A.『喫茶ロック25 ~ 詩人の末路』DISC INFO

2026年11月25日(水)発売
VICL-66190/3,300円(税込)
ビクターエンタテインメント

1. 頭脳警察「詩人の末路」(『誕生』1973年)
2. サンズ・オブ・サン「郊外電車」(『海賊キッドの冒険』1972年)
3. 金森幸介「通り雨」(『箱舟は去って』1975年)
4. チェリッシュ「出逢い」(『Ⅱアルバム』1972年)
5. メイプル・リーフ「夕暮れにさようなら」(『メイプル・リーフ』1972年)
6. 西岡たかし「夏」(『風博士』1976年)
7. まざあ・こんぷれっくす「そんな愛の日々」(『今はとっても、しあわせです』1975年)
8. 武部行正「風景」(『ゆふすげびとのうた』1972年)
9. マイ・ペース「あなたに」(『東京』1975年)
10. 山本コウタロー「ヘイの高い家」(『卒業記念』1972年)★
11. 五つの赤い風船「母の生まれた街」(『五つの赤い風船 in U.S.A.』1972年)★
12. 羽岡じん「ひとりだけの青春」(『向う岸から』1975年)★
13. 大高静子「ブラック・コーヒー」(『ロフト・セッションズ Vol.1』1978年)★
14. 竹千代「いつか どこか むかし」(『脱出組曲 -竹千代ファースト-』1972年)
15. 柘植章子「一瞬」(『さよなら』1972年)
16. 都会の村人「ひとりごと」(『退屈しのぎ』1972年)★
17. かねのぶさちこ「ほしのでんせつ」(「時にまかせて」1971年)★
18. 安間龍八郎「朝」(『安間龍八郎Vol. 「1 -春のたより-』1975年)
19. 黒い河「13日の金曜日」(『レディー レディー -誕生-』1972年)
20. 岡本 正「おやすみ」(『帰って来ないんですか』1976年)
※★は新規収録曲

ビクターエンタテインメント

栗本 斉(くりもと ひとし)PROFILE

音楽と旅のライター、選曲家。ウェブマガジン「otonano」エディター。1970年生まれ、大阪出身。雑誌やウェブの執筆、ラジオや機内放送の構成選曲などで活動。2022年に発表した『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』と翌年の『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』(共に星海社新書)が話題を呼び、テレビやラジオなど各種メディア、トークイベントにも出演。コンピレーション・アルバムの企画も行う。

栗本 斉(X)

栗本 斉(監修)『ディスク・コレクション 日本のフュージョン』BOOK INFO

2026年9月30日(水)発売
A5判200頁/3,080円(税込)
ISBN 978-4-401-65756-8
シンコーミュージック

シンコーミュージック

 栗本 斉『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』BOOK INFO

2023年9月20日(水)発売
ISBN 978-4-06-529705-6
1,375円(税込)
星海社

星海社

 栗本 斉『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』BOOK INFO

2022年2月22日(火)発売
ISBN 978-4-06-527086-8
1,100円(税込)
星海社

星海社

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