秋元康が総合プロデュースするデジタル声優アイドルグループ・22/7(ナナブンノニジュウニ)。結成から8年目を迎えた彼女たちが新たなステージへ進むべく、4年ぶりに新メンバーオーディションを実施。
三度目となる今回のオーディションのテーマは、「主人公募集 あなたも主人公に。」。
22/7の“声優アイドル”という特性を活かし、元AKB48・柏木由紀と実力派声優・竹達彩奈も特別審査員として参加するこのオーディションプロジェクトに、冠番組「22/7計算外 season2」(毎週土曜23:00~、TOKYO MX・BS11)が密着。
10月4日(土)の放送回では、オーディション3次審査通過者の発表と、その映像を番組MCの三四郎と22/7の麻丘真央&椎名桜月がスタジオから見守る模様が放送。さらに22/7 OFFICIAL YouTube CHANNELでは、放送では見られない未公開映像を加えた特別版が配信された。

個性的な候補者が続々! 3次審査合格者発表
2日間にわたる3次審査では、候補者たちが歌唱や特技披露など、それぞれの個性を存分に発揮した。そして、運命の結果発表。狭き門をくぐり抜け、4次審査への切符を手にした合格者が1人ずつ発表された。

1人目の通過者は、あかり(埼玉県出身)。緊張からか目が泳いでしまう姿が印象的だったが、三四郎・小宮が「逆に信用できる」と評したように、その佇まいに審査員も魅力を感じたようだ。

2人目の通過者は、じゅりあ(千葉県出身)。「目標は天城サリー」と公言してロシア語・英語・フランス語での自己紹介を披露し、三四郎と22/7を驚かせた彼女。同じく多言語を扱うメンバー・天城の存在と重なり、小宮も「ちょっと天城さんが焦っているんじゃないかな」と心境を推し量った。

3人目の通過者は、みさき(京都府出身)。彼女が披露したのは、カラスのモノマネというユニークな特技。そのユニークな一面にスタジオは爆笑に包まれ、強烈なインパクトを残しました。その反面、歌唱や声優演技では、総合的に確かな実力を示した彼女。次の審査でも順当に勝ち上がっていくのか?

4人目の通過者は、みなみ(東京都出身)。特別審査員・竹達彩奈も太鼓判を押す彼女は、得意の書道で「爆撃」という力強い文字を披露。独特の世界観とミステリアスな雰囲気が審査員の心を掴んだ。小宮も合格を予想していたようで「ほらやっぱり!」とドヤ顔。椎名も「持っている雰囲気がやっぱりいいですね」と評価した。

5人目の通過者は、いこ(沖縄県出身)。目を潤ませながら「22/7として死にたい」という強い覚悟を語る姿は、見守る22/7メンバーの心にも強く響いていた。オーディション発表時に現役メンバーの天城サリーが発した「“アイドルになりたい”ではなく、“ナナブンノ二ジュウニのメンバーになりたい”と思っている子を待っています」というメッセージを体現する、その強い想いが評価され、見事3次審査を通過した。
三四郎・小宮「22/7に対しての想いを次もアピールしてほしい」
その他にも、特技の殺陣を披露したりお(東京都出身)、歌唱審査で悔し涙を流したみくま(埼玉県出身)、指の関節の柔らかさを見せたのあ(東京都出身)、号泣しながらアイドルへの強い憧れを語ったまな(東京都出身)をはじめ、ゆり(東京都出身)、りり(東京都出身)、れん(東京都出身)、みや(大阪府出身)、ゆず(千葉県出身)、ゆら(東京都出身)、ありす(埼玉県出身)、さち(茨城県出身)、はる(兵庫県出身)が3次審査を突破。














ここに加え、別日に3次審査を受けたみれい(東京都出身)も合格となり、総勢19名が4次審査へ進むこととなった。この結果を受け、小宮は「22/7に対しての想いとか、強い気持ちがあるって人が、4次、5次でもどんどんアピールしていってほしいよな」と感想を述べた。
19名の精鋭が過酷なサバイバルに挑む!
そして次回からは、いよいよ4次審査が始動する。4次審査は、新メンバーの座をかけた熾烈なサバイバル。候補者たちはグループに分かれ、歌、演技、ダンスといった“声優アイドル”に必要とされるスキルを磨くため、本格的なレッスンに挑む。
公開された予告映像では、候補者たちが厳しい指導に涙を流したり、思い通りにいかない自分に苦悩する姿が映し出されており、3次審査とは一転して過酷な内容になりそうだ。不甲斐ない自分にもがきながらも、ただ「22/7になりたい」という一心でレッスンに食らいついていく候補者たち。この試練を乗り越え、最終審査へ進むのは果たして誰だ?
グループ審査は「自分を良く見せるだけじゃダメ」
番組放送後に「22/7 OFFICIAL YouTube CHANNEL」で公開された「おまけの未公開映像」では、3次審査の結果を受けて、三四郎と22/7の麻丘・椎名が感想を語り合うトークが収められている。麻丘は「まだ見ていないダンスとか、いろんな部分があるので、これから見るのが楽しみです」、椎名も「やっぱりグループで活動していくので。個人としての魅力はここ(3次審査)ですごく分かったので。みんなで合わさったときの魅力というか、グループでの雰囲気みたいなものを(4次審査で)見てみたい」と次の審査に対して期待を寄せた。
椎名は自身の経験を踏まえて、個人審査とグループ審査の違いを解説。「みんなで活動していくうえなので、自分を良く見せるだけじゃダメ」と語り、グループ審査では人との関わり方が重要になってくると分析した。個人の技術はもちろん、協調性や立ち居振る舞いにも注目しながら4次審査の行方を見守りたい。
(おわり)
取材・文/左藤 豊
次回の「22/7計算外」は10月11日(土)放送。4次審査で奮闘する候補者たちに密着する。
▼22/7 OFFICIAL YouTube CHANNEL
第六話 「22/7として死にたい」キラーワード放つ候補者に三四郎も興味津々!
【22/7 新メンバーオーディション】
- ナナニジオーディション密着レポート

#6:ナナニジ愛が爆発!「22/7として〇にたい」
キラーワード放つ候補者に三四郎も興味津々! 竹達彩奈も「笑顔がすごく可愛い」と高評価
2025年9月27日(土) 掲載

#2:一発逆転・合格の秘訣は"絶対にアイドルになりたい想いの強さ"
特別審査員・柏木由紀がAKB48のオーディションを振り返る
2025年8月30日(土) 掲載

#1:2021年はグループの存続の危機だった。でも今回は...
天城サリー・西條和・河瀬詩が語る未来への期待。
2025年8月23日(土) 掲載
RELEASE INFORMATION

22/7 3rdアルバム
2025年12月10日(水)発売
■商品形態(全4形態)
①完全生産限定盤A / SRCL-13440~43 / 11,000円(税込)
②完全生産限定盤B / SRCL-13444~47 / 11,000円(税込)
③完全生産限定盤C / SRCL-13448~51 / 11,000円(税込)
④通常盤 / SRCL-13452 / 2,800円(税込)
LIVE INFORMATION

22/7 ANNIVERSARY LIVE 2025
【公演会場・日時】
会場:東京音楽大学100周年記念ホール(池袋キャンパスA館)
日程:2025年12月14日(日) 開場13:15/開演14:00
2025年12月14日(日) 開場17:15/開演18:00
【料金】
指定席:9,900円(税込)
女性エリア:9,900円(税込)
車椅子席:9,900円(税込)
【公演に関するお問合せ先】
SMLライブクリエイティブ
22/7 関連リンク
こちらもおすすめ!
-
「また10年後、みんなで集まって一緒に写真撮ろうね」。8年半の奇跡をなぞり、未来への希望を伝えた〝22/7の象徴〟西條和ラストステージ
ライブ/イベント情報 -
22/7 Summer Live 2025 ~Toyboxの秘密~ 公式ライブレポート
ライブ/イベント情報 -
22/7(相川奈央、河瀬詩、椎名桜月)インタビュー――今夏に卒業を控える西條和のラストシングル『あなたでなくちゃ』
encoreオリジナル -
22/7「YESとNOの間に」インタビュー(NO編)――相川奈央・麻丘真央・河瀬詩・涼花萌・望月りの
encoreオリジナル -
22/7「YESとNOの間に」インタビュー(YES編)――天城サリー・西條和・椎名桜月・四条月・月城咲舞
encoreオリジナル -
22/7「後でわかること」インタビュー――"今のナナニジ"を表現する12th シングルのキーワードは"シャバシャバ"
encoreオリジナル