2025年1月17日、乃木坂の喫茶館Bleu Montagneにおいて「OSAKA EXPO 2025 SAN MARINO PAVILION アンバサダー任命式」が行われた。これはサンマリノ共和国から「聖アガタ騎士団勲章」を授与されたKNIGHTでもあるTHE ALFEEの高見沢俊彦を、「EXPO 2025 大阪・関西万博」におけるサンマリノ共和国パビリオン・アンバサダーに任命する式典だ。

サンマリノ共和国万博実行委員会長官室長官であるフィリッポ・フランチーニ氏から、任命の言葉が認められた盾を授与され、「サンマリノは世界最古の共和国ですが、われわれTHE ALFEEは日本最古のバンドということで、このふたつが合わさったなかなかよいコラボレーションができると思っています。そして戦争をしたことがない平和の国ということも僕は気に入りました。ですからサンマリノ共和国をもっと日本中に知らしめたいという気持ちがあって、今回のアンバサダーの任をお受けしました」とサンマリノ共和国への思いとアンバサダーとしての意気込みを語った。

さらに紋章であるティターノ山にそびえる三つの塔をTHE ALFEEの3人になぞらえ、「そういうことも含めてサンマリノ共和国を推していきたい」とユーモアを交えて式典を盛り上げた。

サンマリノパビリオンのプロモーションムービーを作るとしたら、それに似合いそうなTHE ALFEEの楽曲は？というメディアからの質問には「何がいいんだろう……たくさんありますからね（笑）。個人的にはみんなが知っている曲がいいと思いますね。先日、紅白歌合戦に出させていただいたんですが、もう1曲歌うならどの曲がいい？というアンケートがあったらしくて。1位が「SWEAT＆TEARS」だったので、それもいいかなとふと思いました」と、紅白でのファンのリアクションを披露してくれた。

式典後に行われたメディアむけの会見でも「THE ALFEEとして昨年50周年を迎えて、注目される方が多くなってきました。今年は51周年ということで、例年どおりツアーの予定も夏イベントの予定もありますが、また新しいことを始めようという気持ちです。年齢的にもここからの1年1年が重要なってくるので、その最初の年にこういったアンバサダーに選んでいただけたことは大変励みにもなりますし、自分の力が及ぶ限り期待に応えていきたいなと思います」と力強いメッセージを残して会場を後にした。

取材・文／高橋 豊（encore）

左からサンマリノパビリオン・ディレクターのラウラ・フランチオージ氏、サンマリノ共和国万博実行委員会長官室長官のフィリッポ・フランチーニ氏、高見沢、そして応援にかけつけた大阪・関西万博の公式キャラクターのミャクミャク

THE ALFEE「KO. DA. MA.／ロマンスが舞い降りて来た夜」DISC INFO

2024年7月24日（水）発売
通常盤／TYCT-30147／1,210円（税込）
ユニバーサル ミュージック

THE ALFEE（ユニバーサル ミュージック）

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