デビューから2シーズン目となる秋冬は、ドイツで設立されたバウハウスの教員だったAnni Albers(ア二・アルバース)とその夫で芸術家のJosef Albers(ジョセフ・アルバース)をテーマに、彼らの魅力的な作品やスタイルをデザインのインスピレーション源とした。
バウハウスのミニマルで機能的な美しさと合理性や新しいテクノロジーを重視した点、さらには芸術と新しい統一哲学的な技術に共感した。
それらをもとにシルエットや着心地、クオリティーを大事に考え、プラスして素材や色彩、遊び心あるデザインに落とし込んだ。
スタンドカラーのシャツワンピースは袖筒を開き、ボタンによってケープのように変形する。
オーバーサイズのピーコートは深いサイドスリットがジップによって開閉可能なディテールになっている。
ステンカラーコートは袖筒が開くようにデザインされ、オーバーサイズのニットなどとレイヤードが可能。
プルオーバーニットのシルエットは、大きなアームホールに対してウェストシェイプされたシルエットが特徴的だ。
トレンドを踏まえつつも、シンプルでミニマルなコレクションを提案している。
OWILの22-23年秋冬コレクションは、バウハウスからインスパイア
「Only What I Love=好きなものだけでいい」をブランドコンセプトに、タイムレスでアーカイブとして残していけるようなアイテムをデザインするファッションブランド「OWIL(アウル)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。
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