マリメッコの23年プレスプリングコレクションが22年12月16日より発売された。
今季のテーマは、レトロフューチャリズム(Retro Futurism)。
アーカイブプリントが、目にするだけで元気がでるレトロファッションと融合し、モノクロマティックな色使いや構築的なシルエットと有機的なフォルムの対比が特徴となっている。
1960年代に台頭したスペースエイジファッションから着想を得たレトロフューチャーなAラインやストレートのシルエット、ミニ丈、超ワイドシルエットのパンツ、スコートが復活。ポケット、ドローストリング、ジッパー、金属性のスナップボタンなどのレトロスポーツのムード漂う実用的なディテールもポイント。
カラーパレットは、ニュートラルカラーをベースに、ローズヒップのレッド、バターのようにまろやかなイエロー、スペアミントなどのパステルカラーが採用された。
またモノクロマティックにまとめるテクニックが、色使いやプリントなど至るところで登場する。
ストライプが多く登場した今季のプリントはアーカイブ作品のみで構成され、1960年代に誕生したテキスタイルを中心にピックアップしている。
サステイナビリティーも強く意識され、定番人気のジャージドレスはオーガニックコットン製に。
ブランドを代表するウニコ柄のシャツやドレスはキュプラを使用。
22-23年秋冬から登場したピローバッグはメインマテリアルにリサイクルポリエステルを使っている。
また小物類では22年8月の初登場以来、大好評の新バッグシリーズ「ウェア オール デイ バッグ(Wear All Day Bag)」に新しいデザインが登場。
マリメッコロゴの「m」を紙吹雪のように散らしたアイコニックなデザインが、合わせやすいライトブラウンカラーで展開される。
Marimekko(マリメッコ)
マリメッコは、独創的なプリントや色使いによって世界中に広く知られるフィンランドのデザインハウス。1951年、アルミ・ラティアにより創業。オリジナリティーあふれるファッション、バッグ、小物からホームデコレーションまでを展開するライフスタイルブランドの先駆けとなる。マリメッコが創業当初から一貫して掲げてきたミッションは、時代に流されることのない機能的でわかりやすいデザイン。目にするだけで力が湧くような大胆なプリントと色使いで、毎日の暮らしに幸せと喜びをもたらすデザインを発信している。