──Double A Side SG『ココニイル / PLEASE』が8月19日にリリースされます。先行配信された「ココニイル」はとても美しいバラードですが、最初にこの曲を聴いたときにどう思いましたか?
SUZUKI「“これはすごい”と思いました(笑)。デモを頂いたときは、今のバージョンとは違っていましたが、声も歌詞も何も聴こえていない段階から、一気に違う世界に連れていってくれる力を感じました。「ココニイル」は☆Taku Takahashiさんに提供していただいた楽曲ですが、まさに魔法にかけられたような、一気にこの曲の世界観にのめり込める、すごく素敵な曲だと思いました」
RYOJI「TVアニメ『岩元先輩ノ推薦』のエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲なので、原作も読ませていただいたんですが、アニメもあわせて、自分の人生に照らし合わせることができる、すごく素敵な作品でした。だからこそ、アニメのエンディングテーマとしてはもちろん、この曲を聴いただけでもすごく響く曲になると思いました」
──☆Taku Takahashiさんとは、これまでコミュニケーションを取ったことはあったのでしょうか?
SUZUKI「今回が初めてでした」
HIROTO「m-floさんのライブに行かせていただいたのですが、まさか僕たちに楽曲を提供していただけるとは思っていなかったのですごく驚きました。「ココニイル」を聴いた瞬間、この曲を歌うことによって、僕たちの引き出しが増えることも確信しました」
──実際にお会いしてみていかがでしたか?
HIROTO「僕たちの楽曲を全部聞いたうえで「ココニイル」を作ってくださったので、すごくWOLF HOWL HARMONYのことを知ってくださっていたんです。それもすごく嬉しかったですし、“託していただいたこの楽曲を最高のパフォーマンスで自分たちの曲にしたい”と改めて思いました」
GHEE「僕もHIROTOと一緒にm-floさんのライブを拝見させていただいたんです。その後にお会いして、温厚ですごく柔らかい方だという印象を受けました。本当に優しくて素敵な方でした」
──歌詞で響いたところを教えてください。
RYOJI「<その声が聴こえるなら>というサビが、最後に<その声が聴こえるから>に変化しているところにすごく美しくて…ポジティブですし、1曲でストーリーを感じました。あと、1番のAメロで<合わないと決めつけられる>とか<比べられる>という歌詞、テーマになっているんですが、僕自身、あまり比べることがないんですよ。“自分は自分、よそはよそ、うちはうち”という考え方で育ったので、比べられたときの切なさって何だろう?と考えました。その時に沸きあがってくる感情、孤独さ、みじめさなどを込めて歌いました」
──“比べない人生”って、どちらかというと珍しい気が…。
HIROTO「僕はバリバリ比べてしまう方でした!」
RYOJI「そうなの!?」
HIROTO「うん。でも、こうしてWOLF HOWL HARMONYとして活動して、メンバーと出会い、たくさんの方と関わることによって、自分が持っている価値観や、以前の自分を思い浮かべたときに、より自分自身を俯瞰できるようになりました。この曲を歌っていると、そんな自分の成長や、気持ちが繊細に思い浮かんできます」
──きっと、比べてしまう方がマジョリティなのかもしれないですね。
RYOJI「だからか…。これまで何をするにも“選ばれてきた”からな…」
SUZUKI「あはは。カッコよすぎ!(笑)」
RYOJI「サッカーを辞める時も、学校に行かないと決めた時もありましたし、それも全部自分で納得して決めたことでした」
──RYOJIさんは誰かと比べて“自分がダメだ…”とか思ったことはないのでしょうか?
RYOJI「ないですね。なぜなら自分は自分だから」
一同「おぉ~!」
SUZUKI「僕はこの歌詞にすごく共感しました。とくに<誰かのために生きるほど 強くはないとわかってる、 でもその声が聴こえるなら>という所がすごく好きです。この<声が聴こえるなら>って、誰かが自分に向けた期待を感じ取っているんだと思うんです。それこそ、生きていく上での不安や葛藤、正解が見えない、自分はどうしたらいいのかわからないと思っていても、誰かの期待に応えようとする姿は、いろんな方に共感できる部分だと思うので、すごくグッときました。自分の存在価値を改めて考えさせられる曲だと思います」
GHEE「僕もこのフレーズがすごく好きです。「PLEASE」とも重なるんですが、“誰かがいるから歩いてきたし、その声に応えたい”という想いを歌っていて。「ココニイル」の1番では、より自分の内側の世界線を歌っていて、感情を爆発させずに歌っています。ラストサビでは、全部の感情を解放して、決意や内にある感情を吐き出して歌っています」
──このシングルには、「PLEASE」も収録されています。すごく共通点のある、芯の通った2曲になりましたね。
RYOJI「「PLEASE」は、僕たちのファンであるLOVEREDの皆さんに向けて作りました。国内はもちろん、海外で活動が出来ていることもLOVEREDの皆さんのおかげですし、デビュー当時の夢だった、GHEEの故郷であるブラジルでライブがやれたのもLOVEREDがいてくれたからです。ですが、海外の活動が増えるほど、“この感謝の気持ちは、ちゃんと届いているのかな?”と思うことが増えました。というのも、僕たちにとって日本を離れるのは挑戦ですけど、日本にいるLOVEREDをすごく寂しくさせているように感じていて…。僕たちはもちろん、日本のLOVEREDを置いていったり、離れるつもりは1ミリもないですし、むしろ想いは強くなるばかりです。だからこそ、ここで感謝の気持ちを歌で届けたいと思って作った曲が「PLEASE」です。リリイベなどで、こういった想いを説明してから歌うと、泣いてくれる方もたくさん見かけるので、僕たちの気持ちをきちんと曲として届けられてよかったです」
──どれだけ愛情があっても、それが実感できていないと次に進めないですからね。
RYOJI「そうなんです。それを僕たちは歌で見せていきたいです。人生のストーリーが奏でるハーモニーがWOLF HOWL HARMONYなので、これからも気持ちは積極的に曲にしていきたいと思いました」
SUZUKI「以前、僕が足を怪我してしまった際、踊ることができないからこそ歌に気持ちを込めてパフォーマンスしました。だからこそ、リリイベなどで歌うと、その気持ちがしっかり伝わっていることが感じられてすごく嬉しいです。距離も近いからこそ、みなさんの表情がしっかりと見えるんです。泣いたり笑ったりしてくれる時間は宝物ですし、これからも心の距離感を縮めて、絆を深く、強くしていきたいです」
HIROTO「SNSを見ていると、LOVEREDのみなさんが僕たちにどれだけ深い愛をもってくれているかが分かります。ものすごく長文で届けてくれるときもすごく嬉しいですし、「PLEASE」をきっかけに、より絆が深まった感覚があります」
──WOLF HOWL HARMONYの皆さんは、手紙を書く文化がありますよね? きっとその返事が届いているのかもしれないですね。
RYOJI「手紙は、今の時代だからこそ、すごく大事だと思っています。今は、メールよりもLINEで、スタンプだけで会話ができてしまいますよね。ですが、やはり手紙は愛が伝わると思うので。これからも手紙を書くことは続けていきたいです」
──GHEEさんは歌ってみていかがでしたか?
GHEE「最近は激しいダンスでパフォーマンス込みで届ける曲も多かったのですが、「PLEASE」では歌に集中して心に刺さるようにパフォーマンスして、それがダイレクトに伝わっていることが実感できています。聴いてくれた皆さんの表情からもそれが伝わってくるのですごく嬉しいです」
──GHEEさんはブラジル公演が決まった時はどんな心境でしたか?
GHEE「驚きました! しかも地元であるサンパウロでライブをするんです。“家族も招待していいよ”と言っていただいたので声をかけたら、50人位来ちゃいそうで…(笑)」
RYOJI「トマジ家が勢ぞろいだね(笑)」
GHEE「ブラジルの全トマジがくる!(笑)」
一同「あはは!」
GHEE「僕たちにとって本当に大切なイベントですし、LDHアーティストとして初めてブラジルでパフォーマンスをさせていただく機会でもあるので、LDHを代表するという気持ちを持ってステージに立ちたいと思っています」
SUZUKI「ブラジルのファンに会えるのは、本当に…“やっと”だよね」
GHEE「うん。これまで配信などではコミュニケーションを取っていましたけど、実際に会えるのは初めてなのですごく楽しみです」
SUZUKI「ブラジルのLOVEREDのみなさんは、GHEEちゃん含め、メンバー全員を愛してくださるんです。なので、僕たちもすごく楽しみです」
──さらに現在、皆さんはタイでのユニット活動=WOLF & WANDERもされています。かなり視野が広がっているのではないでしょうか?
RYOJI「このスペシャルユニットのために準備している曲も本当に素晴らしいですし、とにかくワクワクしています」
(おわり)
取材・文/吉田可奈
写真/中村功
RELEASE INFROMATION

WOLF HOWL HARMONY『ココニイル / PLEASE』
2026年8月19日(水)発売
CD+DVD ver./RZCD-67632/B/5,500円(税込)
CD+Blu-ray ver./RZCD-67633/B/5,500円(税込)

WOLF HOWL HARMONY『ココニイル / PLEASE』
2026年8月19日(水)発売
LOVERED ver.(CD+GOODS)/RZZ1-67635/7,700円(税込)
※LDHオフィシャルオンラインショップ・mu-mo SHOP数量限定商品
LIVE INFORMATION

WOLF HOWL HARMONY LIVE TOUR 2026 "tera trip"
2026年9月6日(日) 愛知 ダイアモンドホール
2026年9月12日(土) 静岡 SOUND SHOWER ark
2026年9月17日(⽊) 北海道 cube garden
2026年10月10日(⼟) 京都 京都 FANJ
2026年10月15日(⽊) 宮城 仙台 RENSA
2026年10月31日(⼟) 岡⼭ 岡⼭ CRAZYMAMA KINGDOM
2026年11月3日(⽕・祝) 岐⾩ 岐⾩ club-G
2026年11月6日(⾦) 福岡 DRUM LOGOS
2026年11月12日(⽊) ⼤阪 なんば Hatch
2026年11月14日(⼟) 広島 LIVE VANQUISH
2026年11月22日(⽇) 福島 郡⼭#9
2026年12月11日(⾦)東京 ステラボール
WOLF HOWL HARMONY 関連リンク
こちらもおすすめ!
-
WOLF HOWL HARMONY「Marmalade」インタビュー――WHHの原点回帰となるバラードの魅力を探る!
encoreオリジナル -
WOLF HOWL HARMONY「Bossa Bosa」インタビュー――「BAKUON -爆音-」の先にある「Bossa Bosa」
encoreオリジナル -
WOLF HOWL HARMONY『WOLF』インタビュー――決して順風満帆ではなかった一匹狼のような4人の軌跡
encoreオリジナル -
WOLF HOWL HARMONY「ROLLIN' STONES」インタビュー――負けを知る者たちからの⼤応援歌
encoreオリジナル -
WOLF HOWL HARMONY「Pink Flash Lights」「Love Triangle」「ピアス」インタビュー――それぞれの青春に重ね合わせて
encoreオリジナル -
WOLF HOWL HARMONY「Frozen Butterfly」インタビュー――"歪でいい、自分らしい羽根で"夢を追う
encoreオリジナル













