古着部門のタナゴコロータスは、フランスから欧米のラグジュアリーブランドのビンテージやオーストリアのチロリアンウェアなどを新入荷させ、ネニュファールは、22年春夏のコラボレーションライン「共鳴 -Aurélie Mathigot LIMITED COLLECTION BY N’enuphar(オレリー・マティゴ・リミテッドコレクション・ バイ・ネニュファール)」などの新作とともに店頭を彩る予定だ。

タナゴコロータスは、「明日を考えながら生きる客人の掌の中に、純粋で永遠の夢の世界を与える」をテーマに掲げ、13 年に神戸店、18年に東京・表参道にオープンしたヨーロッパ買い付けの古着屋だ。
洋服の根源である歴史的、芸術的、時代を超えて存在し続け、ジェンダーフリーでエイジレスな一味違った古着を取り扱う。
日常では出会うことが出来ないラグジュアリーな古着をセレクトし、フランスを中心に英国、イタリア、ベルギー、オーストリア、ドイツなどのEU 圏内を回り、買い付けている。
稀少なアンティークの年代ものから70〜80年代のビンテージもの、オーストリアのチロル衣装、さらには「エルメス」「シャネル」「ルイヴィトン」などのラグジュアリーブランドや「ジャンポールゴルチエ」「ドリスヴァンノッテン」「アレキサンダーマックイーン」「マルタンマルジェラ」などのメゾンブランドまで幅広く展開している。

そして同店のオーナー、中村善幸がデザイナーを務めるのがネニュファールだ。
「未完成、決して終わることのない美しさを常に感じ、解釈し、表現する」をテーマに提案するモードカジュアルスタイル、ユニセックスウェアブランド。
日本の人物をテーマに、作品や人生観、ファッションとの関係性を導き出し、ストーリー性のある衣服、新しいデザインディテールを提案する。

素材面では、西脇の播州織などに着目し、品質の良い生地を制作。
オリジナルのグラフィックテキスタイルを写真撮影から行ない、完成させていく生地も制作している。
今シーズンは、フランスの造形美術家のオレリー・マティゴとコラボレーションし、彼女の作品をプリントや刺繍に落とし込んだブルゾンやシャツ、シャツワンピース、Tシャツなど複数のアイテムを「共鳴」シリーズとして発表した。

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