日本発のサステイナブルシューズブランド、オッフェンのブランド名はドイツ語の「開放的な」「オープン」を意味する「Öffen」から名付けられた。
ペットボトルをリサイクルした糸から作られるニット素材のアッパーは優しい履き心地で、まるで裸足のような開放的なシューズが持ち味。
さらに製造工程を極力ミニマルにすることで二酸化炭素の排出量を抑制しており、 「気軽に履けるオシャレな靴。そして環境に優しい」がテーマとなっている。
通常シューズに付属するシューズボックスを省き、再利用可能なペーパーバッグでラッピングされる。
ラッピングに付くリボンは2本あれば靴紐として利用可能だ。
またオッフェンは靴を通して「歩く楽しみ」を伝えていくことを大切にしており、店もあえて「歩く」場所を選定している。
今回オープンしたÖffen Kitano House(オッフェンキタノハウス)までの道のりは、古くからあるよく手入れされた趣のある建物、趣味を大切にした小さな店、通いたくなる喫茶店がある。
歩きスマホしていては見落としてしまう「素敵」が並ぶ街を五感いっぱいで楽しんでほしい、そんな思いで今回の出店場所が決められた。
店舗であるリンズギャラリーは、住宅及び商業建築として1982年に建築家の安藤忠雄により建設された北野界隈の景観に豊かさを与えているイギリス積みレンガ造りの建築だ。
辿り着いたオッフェンキタノハウスでは世界中から集まってきたビンテージの家具が出迎える。
様々な年代を経てストーリーを持った世界中のラグを集めた京都のビンテージラグ& セレクトショップ「BOUGAINVILLEA(ブーゲンヴィリア)」にインテリアコーディネートを依頼し、趣ある店内に仕上がった。
アートディレクターやビジュアルアーティストとして活躍するロク・ヤンセンにオッフェンの木をイメージしてアート制作を依頼。店内にディスプレイされた絵は、地球上の樹木が育って行くのと同じように、オッフェンの長い年月を見守ることだろう。
新店舗ではそんな様々な人の手によって作り上げられたエシカルな空間で、ゆっくり寛ぎながらオッフェンシューズを試すことが出来るスペースが作られている。
Öffen Kitano House
ADRESS:〒650-0002
神戸市中央区北野町2-7-18 リンズギャラリー 1F9号
TEL:078-855-5562
TIME:11:00-19:00
※不定休