23年春夏からデビューするキョウは、映画『スタンド・バイ・ミー』で一躍スターダムにのし上がり、オーバードーズで若くして亡くなったアメリカの俳優、RIVER JUDE PHOENIX(リバー・ジュード・フェニックス) からインスパイアされたブランドだ。

デザイナー名は秘匿し、ブランドに対する見方にバイアスが掛かることを避けているかのようだ。

肩から袖にかけて、2枚重ねとなるダブルスリーブコートは、様々な着方ができ、まるで1枚コートを上に羽織っているかのようなスタイリングにも見える。

倉敷産デニムでは、ジーンズの裾の後側に刺繍で「RIVER」と施され、フェニックスへのオマージュが綴られている。

この他、ワークジャケットやブルゾン、襟を布帛にしたスエットシャツなど、古き良きアメリカを現代的にアップデートしたアイテムを展開する。

またチェックのセットアップスーツなどドレスアイテムもラインナップする。

写真/久保雅裕、KYOU提供
取材・文/久保雅裕

  • 肩から袖が二重になったトレンチコート
  • リバー・ジュード・フェニックスへのオマージュを込めた刺繍の施されたジーンズ
  • 前開きのボタンとボタンホールでも留められるが、ジップにもなっているデニムジャケット

久保雅裕(くぼ まさひろ)encoremodeコントリビューティングエディター

ウェブサイト「Journal Cubocci(ジュルナル・クボッチ)」編集長。杉野服飾大学特任教授。東京ファッションデザイナー協議会 代表理事・議長。繊研新聞社在籍時にフリーペーパー「senken h(センケン アッシュ)」を創刊。同誌編集長、パリ支局長などを歴任し、現在はフリージャーナリスト。コンサルティング、マーケティングも手掛ける。2019年、encoremodeコントリビューティングエディターに就任。

Journal Cubocci

一覧へ戻る