1977年に代官山の小さな一部屋で始まった45Rは、「お客様に気持ちの良い服を喜んで着ていただきたい」というシンプルな哲学のもと、ものづくりを追求。
その道のりは「インディゴの可能性を探す旅」でもあったという。
ブランド名に因んだ特別な年である、創業45年を迎えた45Rは、「海と都会と山の45年ものがたり」をテーマに、全国でイベントを開催。
(限定アイテムやイベント日程は、随時特設サイトにアップ予定)特設サイト「45年ものがたり」のオープンと同時に、コーポレートサイトとECサイトもリニューアルする。
45年ものがたり限定アイテムとして登場するのは、Tシャツとデニム、バンダナセット。
素材や形、仕様を吟味しながら進化させてきたデニム、Tシャツ、バンダナは、着続けた時に大きな差となる、小さなこだわりを積み重ねたブランドのアイデンティティーだ。
穿く人によって表情を変えるデニムは、その人の生き様を映す鏡であり、100人穿けば100通りの顔になる。
45Rの加工デニムを仕上げる職人は、「手作業でデニムの顔を描く際に穿いていた人の生き方やものがたりを想像する」という。
取材・文 / 成清麻衣子(フリーライター)
- 職人が腕をふるった5種類のデニムは、3月1日から4月4日までオンラインストアのみで予約受付、4月5日より全国の店舗にて販売がスタートする
- 左から、強い陽射しと潮風にあたって褪せて擦り切れたデザインの「海」のデニム。濃すぎず薄すぎないマットな色合いの「山」のデニム。ランダムにR刺繍を入れ、遊びを効かせた「都会」のデニム
- 左から、力強いシンプルでフレッシュなデザイン。スペシャルな馬ボタンを据え付けた「親方」のデニムと、力強さと品の良さを兼ね備えた「保美」のデニム。シルバーで揃えたリベットにお花のリベットをあしらった。「親方」とは、45Rの代表取締役社長の髙橋慎志のことで、「保美」はデザイナーの井上保美のことだという
- オリジナルインディゴの配合研究で生み出したレシピは33色。この中から9色を厳選して揃えた3枚セット。デニムと同様、3月1日から4月4日までオンラインストアのみで予約受付、4月5日より全国の店舗にて販売がスタートする
- バンダナの情報は、2月下旬に特設サイトにて公開予定
- 限定アイテム購入でオリジナルバックがプレゼントされる。なくなり次第終了
- 45年間の歩み、生きざまを大判写真に収めたフォトブック「四十五有」は、現在全国の直営店とオンラインストで予約受付中
成清麻衣子フリーライター
PR会社を経て独立。媒体執筆の他、プレスリリースやウェブサイトのライティング、カタログ制作も行う。
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