11月第1週と第2週に放送予定の「自由人電波局~ひとなみ~」の公開収録は、番組に届いたお便りを紹介するコーナー「たっぷりおたよりっぷり !!」からスタート。「5年前のイベントの内容を覚えてますか?」という質問には「覚えてません !! 忘れました!」とはっきりと答え、「すまん!(笑)」と謝罪。「癒しやストレス解消方を教えて欲しい」というお手紙には、「ゆきすと(中島由貴ファン)といることが私の一番の癒しです」とファンに向かってぶりっこしながらアピールしたあと、一瞬で素に戻って「文鳥の匂いを嗅ぐこととゲームの世界で荒稼ぎすること」と返答。その後も「フライト中の時間の過ごした方」や「工場見学に行ったことがあるか?」「入浴に長く入る秘訣は?」といった“ふつおた(普通のお便り)”に等身大で答えながらも、会場に集まったファンにも「工場行ったことある?」「お風呂は何度で入る?」「サウナ好き?」と問いかけ、「こんなにみんなと話してていいのかな?普通に会話してる」というほど、公開イベントならではの親密なコミュニケーションを楽しんだ。

続いては、中島が「なぜ、このコーナーが作られたのかわからない。もうやめたいコーナー」と語る「アイアムおしゃれリーダー」のコーナーへ。彼女が知らないであろう“おしゃれ言葉”を出題し、彼女が彼女らしく解説していくコーナーで、この日のお題は“ドルマン”。お客さんを一人ずつじっくりと観察しながらヒントを探し、「袖がめっちゃふんわりしてる?」という答えを導き出すと、見事にほぼ正解を獲得し、「ナイスドルマン!」と絶叫。

その後は、「みんなでタイトルコール」と題し、会場に集まったお客さん全員で番組最初のタイトルコールを作り、アナログゲームで遊ぶコーナー「アナログゲムッちゃうもん」では、「中島由貴 VS 番組ディレクター&会場のお客さん」で山手線ゲームに挑戦するが、すぐに順番が回ってくる中島22連敗で終了。お知らせを挟み、「楽しかった。もっともっとイベントを開催したいと思いました」と感想を述べ、昼の部の公開収録はエンディングを迎えた。

夜の部のゲストである鈴木みのりと中島由貴は同い年で、メディアミックス作品『アイドルマスター シンデレラガールズ』や『プロジェクトセカイ』などで共演しており、お互いに「もう会いすぎてるよね」「特に今年の秋は異常に会ってる」「数日前にも会って話したと言っても過言ではない」「でも、会えると安心する」という間柄で、ふたりの会話は一瞬も途切れることなく進み、「もっとしゃべりたい!」と声を合わせるほどの盛り上がりをみせた。

そして「ひとなみ」リスナーから寄せられたお便りや質問を紹介しながらイベントが進行。「人生が変わるきっかけとなった出来事は?」という質問に対しては、中島が「キッズタレントを経て、声優さんの事務所に入ったのが大きい」と答えると、鈴木は「小学3年生の時に出会った学校の先生。学芸会で歌とお芝居を褒められて、人前に出ることが好きになった」と語り、小学校時代に見ていたアニメの話から、「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」のコラボカフェに二人で一緒に行く約束をステージ上で交わした。

コンピューターを使わないアナログゲームで遊ぶコーナー「アナログゲムッちゃうもん」では、二人がともに丑年ということで、テーマにあったものを牛語の<モー>や<モウ>だけで伝える「モーモーゲーム」に挑戦。ディレクターから牛になりきるためのカチューシャを渡された鈴木が「牛で良かった……猫耳は心がエグられるからね」と呟くと、カチューシャをつけてお互いの顔を見合わせた中島は、ニコッと笑って「いい商売だね」とコメント。会場のあちこちから「かわいい」という声が漏れる中でゲームが始まり、「今日の意気込みは?」「好きなスナック菓子」「好きなお魚」「好きなお母さんの手料理」「好きな戦国武将」「好きなポケモンのキャラクターは?」などのテーマにそれぞれが牛語で伝えていき、あまりの伝わらなさに爆笑しつつも、鈴木が7問、中島が8問正解ということで、勝利した中島がスイーツを獲得したが、「楽屋に帰ってから二人で食べちゃいます!」と宣言して観客を笑わせた。

「みのりんとの旅行計画を考えよう!!」のコーナーでは、この日の会場が羽田空港の国際線ターミナルということで、会場のお客さんのおすすめの海外旅行先を参考にしながら計画を開始。鈴木が「国内旅行が好き。神社とか一人旅してる」と明かすと、中島も「沖縄のリゾートでよくない?」と語り、海外旅行ではなくなりそうな雰囲気になりかけたが、鈴木が「近いけど、韓国に行ったことない。あと、タイにも興味があるし、パエリアが美味しいところも行きたい」と提案。最終的には<沖縄~北海道~韓国~オーストラリアにホームステイ~タイ~イタリア>というプランが完成。鈴木が「やばい。絶対な無理な計画になった」と肩を落とすと、中島も「最後はしりとりみたいだし(笑)」と反省。結局、鈴木が「まずは、年末に混む前にラブベリーのコラボカフェに行こうとよ」と本気で迫り、中島が「いいよ。行った際には報告しますので楽しみにしていてください」と観客と約束し、二人の旅行計画はまず、都内のカフェからという結論となった。

最後に鈴木が「楽しかった。あっという間だったね」と感想を述べると、中島は「昼の部よりもさらに素で話せた気がする。楽屋の延長戦って感じがした」と語り、鈴木が「電波がないことをいいことにね」と同意。中島が「今度は番組に遊びに来てほしい」とお願いし、番組での再会を約束して、公開イベントは終了。二人は観客に向かって笑顔で手を振りながら名残惜しそうにステージを後にした。

(おわり)

取材・文/永堀アツオ
写真/藤村聖那

中島由貴「自由人電波局 ~ひとなみ~」MEDIA INFO

「自由人電波局 ~ひとなみ~」は、「自由」をテーマに中島由貴が一人しゃべりを繰り広げるUSENオリジナルの30分番組。

 タイムテーブル 
12:00~、3:00~、6:00~、9:00~、12:00~、15:00~、18:00~、21:00~(30分番組)
※毎週月曜日更新


中島由貴「自由人電波局 ~ひとなみ~」番組公式 X https://x.com/hitonami_yuki

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