数々の世界的ヒットを生むと共に、「自分らしさ」 を貫くアーティストの先駆けとなった “アンユージュアル“ なポップ・アイコン、シンディ・ローパー。1980年にポップロックバンド、Blue Angel(ブルー・エンジェル)でレコード・デビュー、その後 『シーズ・ソー・アンユージュアル』 でソロ・デビュー (US発売:1983年10月14日/日本発売:1984年2月25日)を果たしてからこれまでのキャリアで、1985年の<最優秀新人賞>を皮切りに4度のグラミー受賞、1995年には人気テレビ・コメディ 『マッド・アバウト・ユー』(1992-1997)でのエミー賞<ゲスト女優賞(コメディ・シリーズ部門)>受賞、更に2014年には自身が全曲作詞・作曲を手掛けたブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』 で初めてのトニー賞<オリジナル楽曲賞>も受賞。昨2024年6月には、米ハリウッドのTCLチャイニーズ・シアター前に手型と足形も刻むなど、エンターテイメント・シーンにおいてひときわ個性的な輝きを放ち続けている。
そんなシンディの6年振り、通算15度目にして最後となる単独ジャパン・ツアーがいよいよ今週19日(土)、大阪よりスタートする。
そのフェアウェルJAPANツアーの開催を記念して、シンディの2大アンセム、「Girls Just Want To Have Fun」 と 「True Colors」の日本語字幕付きMVが公開となった。
「Girls Just Wanna Have Fun」 は、ソロデビュー・アルバム 『She‘s So Unusual』 (1983) からのリード・シングルで、1984年3月10日付けで全米シングル・チャート最高2位(年間シングル・チャート15位)まで到達、デビュー曲にしてミリオンセラーに輝いた(フィジカル&デジタル販売とストリーミングを合わせると2025年現在までに600万枚相当セールスを記録)シンディの代表曲。もともとは「男性目線」 で女性軽視の色合いが濃かったオリジナル・ヴァージョンを、シンデイが 「女子目線」 で80年代に自分らしく生きる少女の歌に見事に昇華、女性の自由や自立を歌ったタイムレスな女性賛歌として永く愛されていくことになった。1984年9月発表の記念すべき第1回MTV大賞の最優秀女性ビデオ受賞曲にも輝いている。
「True Colors」 は、2ndアルバム 『True Colors』 (1986) からのリード・シングル。“真の姿を表に出すことを怖がらないで。本当のあなたを愛しているんだから” と囁くような歌唱で力強い愛を感じさせるバラードは、1986年10月25日付けから2週連続全米シングル・チャート1位(年間シングル・チャート42位)を記録している。のちにLGBTQ+のアンセムとしても歩きだした稀代の名曲は、シンディの非凡なアーティストとしての深奥な表現力、一人の人間としての懐の深さをも誇示している。
なお、現在長編ドキュメンタリー映画『シンディ・ローパー:レット・ザ・カナリア・シング』 も、フェアウェルJAPANツアー<前夜祭>として全国の劇場で公開中。監督を務めたのは、米西海岸ロックの聖地にスポットを当てた2部構成のドキュメンタリーTVシリーズ 『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』(2020)でエミー賞3部門にノミネートされたアリソン・エルウッド。スイス/ドイツ系アメリカ人の父とシチリア系アメリカ人の母との間に生まれたシンシア・アン・ステファニー・ローパーが、決して豊かではない生い立ちと境遇からいかにして自分らしさを貫き<シンディ・ローパー>になったのか、さらには彼女の成功後の苦悩やLGBTQ+啓蒙活動などを、家族写真、ホームビデオ、MV、ライヴなどの膨大なアーカイヴ画像・映像やオリジナルアニメ、関係者証言を繋ぎながら描いている。これまでよく知っているようで知らなかったシンディの真実の物語に触れた後は、より一層シンディへのリスペクトと愛が深まることは間違いないだろう。
映画 『シンディ・ローパー:レット・ザ・カナリア・シング』は、4/11 (金) より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国劇場にて1週間の期間限定上映。その前夜祭が終わると、いよいよ19日(土)よりフェアウェルJAPANツアーがスタートとなる。
日本を愛し、常に日本のファンに寄り添い続けてくれたシンディの<真実の物語>と<パフォーマンス>を日本の劇場とコンサート会場で観ることが出来る最後の機会をお見逃しなく!
フェアウェルJAPANツアー予習プレイリストはこちら ⇒ https://sonymusicjapan.lnk.to/CyndiJPTour2025TC
【劇場公開情報】
解き放たれたカナリアの歌声は、世界を変える希望の光となった。
『シンディ・ローパー:レット・ザ・カナリア・シング』
4/11 (金) より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国劇場にて1週間の期間限定上映
原題:LET THE CANARY SING CYNDI LAUPER
監督:アリソン・エルウッド
製作年:2023年
製作国:アメリカ
上映時間:98分
配給:カルチャヴィル
公開情報サイト:https://www.culture-ville.jp/cyndi
予告編映像:https://youtu.be/wORJXwF9cmA
【最新リリース情報】
シンディ・ローパー|レット・ザ・カナリア・シング -ジャパン・エディション-
■世界初CD化 ■高品質Blu-Spec CD2仕様
■2024年最新リマスター音源 ■歌詞・対訳・解説付
■ボーナス・トラック6曲収録
SICP31756 ¥2,200(税抜\2,000)2025年4月2日発売
詳細:https://www.110107.com/Cyndi_canary
購入リンク:https://sonymusicjapan.lnk.to/CyndiLauper_ltcsAW
【関連本発売情報】
MUSIC LIFE シンディ・ローパー
A5判 128ページ
税込¥2,000
詳細:https://www.shinko-music.co.jp/item/pid1656032/
【来日公演情報】
6年ぶり、通算15度目にしてシンディ最後のジャパン・ツアー!
Girls Just Wanna Have Fun FAREWELL TOUR
【大阪】 4月19日 (土) Asueアリーナ大阪 <Open 17:00 Start 18:00>
【東京】 4月22日 (火) 日本武道館 <Open 18:00 Start 19:00>
【東京追加公演】 4月23日 (水) 日本武道館 <Open 18:00 Start 19:00>
【東京再追加公演】 4月25日 (金) 日本武道館 <Open 18:00 Start 19:00>
<問>ウドー音楽事務所 03-3402-5999
公演ページ https://udo.jp/concert/CyndiLauper25
【シンディ・ローパーの代表曲・ヒット曲を今すぐ聴く】
https://SonyMusicJapan.lnk.to/CyndiHits
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