──現在、IMP.はアリーナツアー『IMP. LIVE TOUR 2026 MAGenter』の真っ只中(※取材は3月に実施)。念願の横浜アリーナ公演を終えたところですが、ツアーの手応えはいかがですか?
影山 拓也「とても楽しいです。2024年に初めての単独コンサート『DEPARTURE』で有明アリーナに立たせてもらいましたが、アリーナツアーは初めてで。ずっと見たかった景色が見られましたし、その景色を全国で見流ことができたのはすごく光栄です。ずっと応援してくださるファンの方には感謝しきれないです」
──『IMP. LIVE TOUR 2026 MAGenter』で、印象が変わった楽曲や特に印象的だった場面を教えてください。
影山「楽曲ではないですが、ライブ序盤の一人ずつの挨拶です。ツアー初日の神戸公演では、一人ずつの時間を決めていたんですが、スタッフさんが、“次の横浜アリーナ公演から自分たちの好きな時間でやってみれば?”と提案してくださって。そこからすごく一人一人のキャラクターがわかりやすくなりました。ファンの方も盛り上がってくださいますし、もちろんパフォーマンスしている時間も楽しいですが、僕はかなり、その時間も楽しみにしています」
──その挨拶、影山さんはどういう気持ちで話していますか?
影山「僕は最初、無言でPINKY.(※IMP.のファンネーム)の歓声を煽っています。メンバーの中では僕が…何て言うんだっけ?」
鈴木 大河「鬼軍曹」
椿 泰我「スパルタね」
影山「そうそう。十分、PINKY.の皆さんの声は出ているんですけど“もっと!”と煽っていので、鬼軍曹とかスパルタとか言われていて。だけど、想像以上の歓声で応えてくださるのですごくやりがいもありますし、“次はどうやってもっと声を出してもらおうかな?”と考えたりするのも楽しいです」
佐藤 新「僕が印象的なのは「I Got It」です。チューブを使った演出のパフォーマンスをしていて、正直、最初はどういうふうに完成するのか想像ができませんでした。だけど、いざやってみると、独特の色気のある空間になって…。すごくきれいですし、幻想的な空間にもなって、その後の曲のつながりもいいものになりました。すごく印象に残っています」
椿「僕は最後のブロックの「Bang Bang」です。この曲では、歌割り順で一人一人ステージに登場しながらカメラに文字を書いていくんです。その文字をうまく書けなくて…毎回真剣に取り組んでいても、まだ1回も褒められていません。なので、残りの公演の間で最高の文字を書けるように挑みたいと思っています」
──このインタビューが公開される頃には、PINKY.の方から“きれいな字が書けていたよ!”という報告が届いているといいですね!
椿「はい! この間、横原に“バッキー!”って言われたから、“今回は褒められるかな?”と思ったら“今回が一番下手だった”と言われました(笑)。サングラスもかけているから、見えづらいというのもあって…」
松井 奏「あの登場の演出は、カメラなどいろいろな問題があって、リハの時点では、“やるのは厳しいかもしれない”と言われていたんです。でも、僕と横原で“どうしてもやりたいです”と無理を言ってやらせてもらったんです。だからうまくいかないのはちょっと…ねぇ(笑)。残りの公演では頑張ってください」
椿「頑張ります!」
松井「僕はアンコールの最後にやる「CHASE」がすごく好きです。アンコールでは撮影可能にしているんですが、その場にいる皆さんといい空間が作りたくて「CHASE」では撮影なしにしていて。メンバーもPINKY.の皆さんもすごくいい顔をしていて、毎回“すごくいい時間だな”と思いながら歌っています」
鈴木「僕は「JUSS GET ON」や「PLEASE」の流れが好きです。もともとPINKY.の皆さんとコミュニケーションを取れるような楽しいブロックにしたくて作っていたんですが、実際にライブで披露したら想定していたよりも楽しくて。「JUSS GET ON」はガチガチに振りも決まっているんですけど、その中で自分なりに崩したり、お客さんに真似をしてもらったりしています。「PLEASE」はアリーナ公演ならではのセットを組んでもらって、遊びの部分もあって公演ごとにリアルなものをお届けできていると思います」
横原 悠毅「僕も「PLEASE」の車の演出はすごく好きです。見に来てくれた人にも“すごかった!”と言ってもらえることが多い曲で、いい見せ方ができているんだと思います。あと印象的なのは「Heaven」です。そもそもトリッキーで独特な雰囲気がある曲なんですけど、個人的には振り付けも相まってすごくいい感じに出来上がったと思います」
──どのような演出になっているのでしょうか?
横原「以前のライブの印象的な演出をオマージュ的にやりたたくて、スモークを中に込めるような演出をしています。照明とも合っていて、すごくいい雰囲気になっていると思います」
基 俊介「みんなが言ってくれたように、いろんな曲やパフォーマンスも良いんですが、今回は合間の映像にもこだわっています。“MAGenter”というタイトルを最大限に活用して、本当にいい流れができたと思いました。その他にも、初めてのアリーナツアーで自分たちの成長を感じるポイントがいくつもあって、“アリーナツアーって良いな”と改めて思いました」
──どういったところから成長を感じるのでしょうか?
基「滝沢社長からも言われたことなんですが、見せ方です。ホールツアーは、距離の近さを活かして、ある意味、“身体一つでどこまでできるか?”みたいながむしゃらさが必要ですが、アリーナツアーでは、会場が広くなる分、その会場に似合った佇まいや居方ができているかどうかが試されているように感じて…。モニターにも大きく写ったりしますし。そう思ってメンバーを見てみると、モニターに映ったみんなの佇まいがすごく良くて! それこそ小さい頃に見ていたスターのようなものを感じました。だけど、僕たちはドームツアーを目指しているので、現状に満足せず“ドームという場所が似合うよね”と言われるようなグループになりたいと、さらに思いました」
──同じメンバーに対してそう思えるのが素敵ですね。
──ツアーを回って、グループの結束力やメンバー同士の関係性は何か変わりましたか?
影山「そこはいい意味で変わっていないです。グループ結成のときからずっと変わっていなくて。もちろんパフォーマンスに対する向上心はありますけど、結束力や目指す場所はずっとブレていません。いつも通り、楽しくやらせてもらっています」
──そんなアリーナツアー後にリリースされる5th Single「INVADER」はクールでアグレッシブな楽曲ですね。
影山「“INVADER”は“侵略者”という意味です。去年リリースしたアルバム『MAGenter』に引き続き、まだIMP.を知らない方たちをIMP.色に染めていって、日本中をIMP.が侵略していくという意味が込められています」
鈴木「アルバム『MAGenter』のあと、アリーナツアーを終えてからリリースするというのは、かなり大事なタイミングだと思っています。だからこそ、アルバムとアリーナツアーで培った経験値を存分に発揮できるシングルでもあります。今まで通りのIMP.っぽさもありますけど、進化した僕たちを見せられる楽曲にもなると、最初に聴いたときに思いました。実際に、振り付けやMV、さらにはTikTokやSNSでの見せ方まで、進化している実感はあります。僕たちがこの「INVADER」にかける想いは相当大きいです」
──頼もしいです。「INVADER」はカッコいい曲ですが、だからこそ歌うのが難しそうだと思いました。
佐藤「すごく難しい人と、シンプルで歌いやすい人に分かれるかも…」
基「そうだよね。ありえないくらい早口のパートの人もいるし」
影山「はい! 僕、影山にその早口のフレーズがあって、初めて聴いたときに“いや、この時間でとてつもない単語数を言ってるな”と思いました。0.5倍速でずっと聴いて、ゆっくり口の動きを覚えてからレコーディングに挑みました。でも、いまだに慣れないです…」
松井「そろそろ慣れていてよ(笑)」
影山「難しいんだよ〜」
鈴木「踊りながらだしね」
基「確かに。噛んじゃいそうだよね」
影山「レコーディングでも過去1のテイク数でした。でも出来上がったものを聴くとカッコよく仕上がっていて良かったです」
基「難しいという話でいうと、この曲は振り付けも難しくて! 毎回、“もういいよ”というくらい“最高難易度”と言っている気がしますが、今回は本当に最高難易度を超えました。特にサビが難しくて、サビだけを練習するために集まった日があるくらいです。本当に難しくて苦戦しましたが、MVを撮ったときに“挑戦してよかった”と思いました。サビの振りに、IMP.らしさと「INVADER」というタイトルの意味が込められている感じがして。それを表現できてよかったです」
椿「初めてやらせていただくチームとのタッグで制作したMVも挑戦的です。そのチームが「CRUISIN'」からすべてのMVを見てくださって、その上で“今まではこういうMVだったけど、今回は曲にあわせてこういうものに挑戦したいです”と、すごい熱量で提案してくださいました。メイクも髪型も今までにないくらいダイナミックで、普段はサングラスをかけないメンバーがサングラスをかけたり、帽子をかぶったり、みんな今までに見せていない姿を見せています。まだ僕たちも完成版を見ていないのですが、他のメンバーがどういうショットを撮っているのか楽しみです。あと、MVではダンスシーンはそんなに撮っていなくて。そういう意味でも挑戦的なMVになっていると思います。IMP.のMVだと気づかない人もいるかもしれないくらい大胆なイメージチェンジをしているので、皆さんの反応が楽しみです」
松井「個人的には、「INVADER」は最初に聴いたときからかなり化けたと思っています。最初に聴いた段階で、“こんな振り付けになるだろうな”とか“こういうIMP.が見られるな”とか、だいたい曲のイメージはつくんですけど。この曲は、実際にレコーディングして、振り付けがついて、MVを撮ってみると、いい意味で自分がイメージしていたものと全然違って、ものすごくカッコよくなりました。今までいろいろなジャンルのIMP.を見せてきたと思いますが、その中でも枠から飛び出た、尖ったものになっていると思います」
──それも、IMP.の皆さんから出たものだと思うと不思議ですね。
松井「そうなんですけど、振り付けの方やMVの監督さんなど、いろいろな人のいろいろな感性で「INVADER」を見ていただけたらからだと思います。その結果、すごくカッコいいものができて嬉しいです」
鈴木「僕が髪の色を変えたのは、この曲のMVのためなんです。監督の想いがひしひしと伝わってきたので、それに全力で応えたくて、“どうやってこの尖った世界観を出そう?”と考えたときに、わかりやすくビジュアルを一新しようと思いました。しかも撮影では髪の毛を逆立てて、長いネイルチップをつけています。僕だけではなくて、みんな今までとは全然違うイメージになっていて。だからこそ、ギアが今までよりも一段階も二段階も上がっていると、僕たち自身も感じられるような楽曲に仕上がったと思います」
佐藤「今回のMVは特にソロカットにすごくこだわっています。いつもはカメラの前にいるときって隣にメンバーの誰かがいてくれたりするんです。でも、今回は一人でカメラの前に立って。どう「INVADER」という曲を見せるのか?を、メンバーそれぞれがすごく考えていたと思いますし、僕も試行錯誤したので、ぜひ注目していただけたら嬉しいです。他のメンバーのソロカットも楽しみです」
横原「今回のMVを担当していただいた監督から、最初の打ち合わせのときに“上の世代の人たちを認めさせたいんですよ”というお話をしてくださったのですが、そういう考え方も僕たちに近いところがあると思いました。だからこそ、どんなMVが出来上がるのか、すごく楽しみです」
──先ほど、今回はTikTokやSNSの使い方も今までとは違うとおっしゃっていましたが、そのあたりはどんな感じになりそうですか?
鈴木「リハが終わったあとに“この振り付けを活かすには、どうしたらいいのか?”をみんなでじっくりと話し合いました。その結果、撮影のカメラマンも自分たちで担当したTikTok用の動画を撮るという初の試みをしています。基を筆頭に、照明や角度も自分たちで考えているので、今までとはまた違う動画が出せると思います」
基「今までは、どちらかというとダンスをより見せるために定点で撮ることが多かったんですが、今回はカメラワークや照明にもこだわっています。“これはカッコいいな!”と自分たちが思えるTikTok動画を撮りました! “これ、IMP.?”って、最初は気づかないくらいガラッと雰囲気が変わっていると思います」
──TikTokをはじめ各SNSもチェック必須ですね。では最後に「INVADER」という曲への想いを、改めて聞かせてください。
基「はい。『IMP. LIVE TOUR 2026 MAGenter』というアリーナツアーを経て、もっともっとIMP.を広めていきたいという想いで、「INVADER」という曲を作りました。大掛かりなプロモーションを仕掛ける予定なので、“もうお腹いっぱいです”ってなるくらい、いろんなところで「INVADER」を聴いてもらえると思います。曲を聴いてもらって、MVを見てもらって、その上で“IMP.ってカッコいいな。応援したいな”と思ってもらえるようなパフォーマンスを、テレビなどいろいろなところで披露したいと思っていますので、ぜひたくさん聴いてください!」
(おわり)
取材・文/小林千絵
写真/野﨑 慧嗣
RELEASE INFORMATION
LIVE INFORMATION

to HEROes ~TOBE 3rd Super Live~
2026年4月20日(月)、21日(火)、22日(水) 愛知 バンテリンドーム ナゴヤ
2026年5月16日(土)、17日(日) 北海道 大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)
チケット一般発売 受付中
※予定枚数に達し次第、販売終了
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