『EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING』 SPECIALEBiDAN史上最大のオーディションを勝ち抜いた6人組――Lienelインタビュー

Vol.3：Lienelインタビュー

――パシフィコ横浜で開催された『EBiDAN THE PARADE』にて、デビューを発表した心境を聞かせてください。

高岡ミロ「こんなに大きなステージに立ち、ダンスや歌を披露することが本当に楽しいなと感じました。大勢の方の前でデビュー発表をすることができて、本当に幸せです」

――あらためて、おめでとうございます！今回は初登場となるので、それぞれ隣にいる人の紹介をしてもらえますか？

芳賀柊斗「(高岡)ミロはいま、16歳で、すごく自由人です。マイペースな雰囲気をだしつつも、ちゃんと人をまとめてくれるところもあります」

高岡「よかった～！自由人で終わるのかと思った！」

芳賀「あはは。パフォーマンス面は、ダンスリーダーのようにみんなに教えてくれるので、すごく頼もしいです」

高岡「（近藤）駿太は17歳で、グループの中で一番背が高いです。グループでは年齢もお兄ちゃんなのですが、すごく遊び心があって、ツッコみをしたり、ボケもかなり面白いです。いたずらっ子で、ピュアな子供って感じです（笑）。パフォーマンスは…」

近藤駿太「すごくいいでしょ？」

高岡「…はい（笑）。手足が長いので、ダイナミックなダンスができるし、クールに見えるビジュアルでもあるので、すごく魅力的です」

近藤「そうですね。僕もそう思います（笑）」

高岡「彼は御覧の通り、ナルシストです！（笑）　今日も、ライトがついている鏡の前で、芳賀くんが“この鏡、盛れるよ！”って言ったら、“俺、いつも盛れてるから変わらないな”って言っていて！（笑）」

近藤「自己肯定力が高いことはいいことですからね。こうやってイジってもらえるキャラだということも認識して、自分らしさを大事にしていきたいですね。森田璃空くんはですね、すごく優しいです。顔も優しい！」

高岡「どう優しいの？」

近藤「すべてが優しい！パフォーマンスも、シルエットがすごく美しくて、グループでも１，２を争うくらいキレイです」

近藤「まとめると、優しくてダンスがキレイ、高音も美しいと覚えてくれたらいいと思います。あとは、今日、楽屋に差し入れのドーナツがあったので、“食べたい！”って言ったらすぐに持ってきてくれました。そこに優しさを感じますね」

森田璃空「ありがとう～。さね（高桑真之）は、いま中学2年生ですが、ゲームや動画を見るのが好きな典型的な中学生です。でも彼なりに努力をしているところがあって、日に日に成長しています。すごく頑張っているので、どんどんカッコよくなっているなって思います」

高桑真之「（グスッ…）」

森田「あれ！？泣いた！？」

高桑「嬉しくて…。なかなか言ってもらえないので、すごくうれしいです」

高岡「純粋でいいね」

高桑「じゃぁ僕も紹介しますね。武田創世って人は…」

芳賀「急に距離感が出たな（笑）」

高桑「あはは。創世は、みんなのいじられキャラで愛されています。パフォーマンス面ではすごく歌が上手でダンスもすごくうまくなっているんですよ。あとは、何かあるときに、みんなのことを誘ってくれたりする、優しい人です」

武田「あとは？」

一同「あはは！」

高桑「こういう感じで、すごく欲張りです（笑）。あとは、一発ギャグも持っています」

武田「まって！やる流れ！？文章じゃ伝わらないでしょ！？」

芳賀「あの…もう僕を紹介してもらっていいですか？（笑）」

武田「はい（笑）。このグループで最年長なので、考え方もすごくしっかりしていて、大人の一面があります。あと表情管理もすごく上手で、自分のことをちゃんと研究していることがわかります。性格的には、真面目で、ダンスの自主練なども真剣にやっていて、先生の言うことをしっかりと吸収して次に取り組んでいます」

芳賀「マジメといわれるのは僕にとってはすごく意外でしたね。というのも、Lienelに加入するまでは、あまり真面目だと思ったことがないです。でも、このグループに入って、責任感がでて、変わったのかもしれないです」

――いま、お話を聞いているだけでも、全くタイプの異なる6人ですね。

――そんなみなさんのデビュー曲となる「LOVE Communication」は、ほかのEBiDANとはまた違うジャンルの楽曲を歌っていますが、どんな印象を持ちましたか？

武田「曲がすごく大人っぽくて、色っぽさもあります。歌詞もすごく切なくて、僕が歌う“無理でしょう”という歌詞は、パフォーマンスとともに注目してもらいたいです」

高桑「すごく大人の色気がありますよね。だからこそ、僕たちの年齢を忘れさせるようなパフォーマンスができたらいいなと思っています。歌う時は表情に気を付けて歌っています」

――13歳で大人っぽい表情を出すのは難しくないですか？

高桑「難しいです。でも年上のメンバーの表情を見て勉強したり、鏡を見て自分らしい表情を見つけながらやっています」

芳賀「前に、合宿でレッスンがあった時に表情をどうしたらいいのかを聞かれました。そこで僕が教えた次の瞬間にガラッと表情が良くなって驚きました」

高桑「すごく丁寧に教えてもらえたのですぐ習得できました」

高岡「彼はやればできるタイプだと思います。スイッチ入った瞬間にパフォーマンスが変わるので本当に上手です」

高桑「グスッ…（泣）」

――あぁ！また泣いてしまった！

芳賀「こうやって純粋に泣けるのもいいですよね（笑）」

森田「「LOVE　Communication」は、切ないラブソングではあるのですが、僕が気を付けているのは、たとえセンターにいなくても絶対に見られているということを意識しています。なかでも2番のAメロでミロと一緒に歌っているところと、間奏のときにセンターで踊らせていただくときに表情に気合いをいれているので見てもらいたいです」

近藤「僕は今回のライブで、ONE N’ ONLYのTETTAくんから、自分が歌っていないときはどこを見たらいいのかを、アドバイスしていただきました。そのおかげで、ミロの少し後ろで歌っている時も僕はカメラ目線ばっちりなので、ぜひ映像を観てもらいたいです」

――先輩たちと一緒にパフォーマンスをすることで気づいたこともたくさんあったのではないですか？

高岡「そうですね。リハーサルの時に、先輩方のステージを見させていただいて、迫力を感じました。決めるときは決めていて、表情の使い分けが本当にうまいなって思いました。あとは、先輩とペアを組んで歌った曲がすごく楽しかったです」

芳賀「あとは、みんな1人1人にシャッターチャンスがあるので、そこにも注目してもらいたいです。今回、先輩方と一緒にやらせていただいて、すごくみなさんが優しくて、本当に良かったって思いました」

――ついにデビューという一歩を踏み出しましたが、今後はどんなグループになっていきたいですか？

芳賀「まずは、みんなが楽しくやるうえで、個性をだしつつ、オシャレにカッコよく大きくなっていきたいなと思っています。僕たちが目指しているのは、EBiDANイチオシャレなグループです」

高岡「グループのコンセプトが大人っぽさ、上品さ、そしてオシャレです。人間的にも、ビジュアル的にもオシャレなグループになっていけたらいいなと思っているので、楽しみにしていてください！」

（おわり）

取材・文／吉田可奈

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