――アルバム『B9』のお話の前に、昨年行われた“BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」”を終えた感想を、シューヤさん、マサヒロさん、アロハさん、ハルさんにうかがいたいと思います。
シューヤ「率直に言って、達成感がハンパなかったです。20曲以上、歌詞を覚えて、振りを覚えて、立ち位置を覚えてってところから、ものすごく…たぶん人生で一番と言っていいくらい、大変だったので。プレッシャーに押しつぶされそうな時もあったんですけど、周りのメンバーに支えられながら走り切れたので、2公演終えた時は本当に達成感しかありませんでした。あとはステージからの景色を見た時、“こんなにすごいんだ!”と改めて思って、もっともっと上がっていきたいなとより強く思いました」
マサヒロ「僕は楽しかったですね。やっぱり、踊ることが好きでずっとダンスをやっているので。20曲以上を踊り終えた達成感はもちろん、“ライブっていいな!”と改めて思いました。それから、たくさんの8号車(※超特急のファンの呼称)のみなさんに会えたこと、僕のカラーのペンライトを持ってくれている方を初めて目にできたことがうれしかったです」
アロハ「僕もシューヤと一緒で達成感をすごく感じたツアーでした。なんていうか、諦めなくてよかったなっていうのがすごくあって…。実は、何度も心が折れかけたりしてたんです。それは超特急のオーディションを受けている間もずっとあった気持ちで。その想いを全部ぶつけられたライブだったなって思います」
――悔いなし!というような?
アロハ「悔いなし!ですね。いい意味でまったく疲れなかったです。8号車のみなさんの近くにもちゃんと行けたし、表情もハッキリ見ることができてよかったです」
――ハルさんはどうでしたか?東京公演のステージでは感極まって涙していましたね。
ハル「はい(照笑)。アリーナツアーの2公演は、自分の人生の中でも心に刻まれる経験でした。1か月以上準備をしてきて、振りを覚えるところからいろいろと大変だったんですけど、終わってみれば全部がいい思い出で。“自分に吸収できたものも多かったな”と思うので、すごくよかったと思います」
――新体制発足後、初めて9人で全編パフォーマンスをする場となったアリーナツアー。8号車のみなさんの反応が気になるという面もありましたか?
ユーキ「どちらかと言えば、そういう不安みたいなものより、そう思わせないくらいのパフォーマンスを僕らが先に作り上げていくっていうのかな?言い方が難しいんですけど…」
――敢えて直接的に言いますけど、“文句は言わせないぞ!”みたいな?
ユーキ「そうです、そうです。そのためにはクオリティはもちろん、気持ちだったり、志だったり、そういうのを示していくしかないと思いましたし、それが伝わるように9人で一つのライブを作っていく作業にすべての神経がいってた感じでした。もしかしたら、前向きじゃない声とかが後から入ってくるかもしれないけど、その不安よりも、そう思わせないことをするってことにいっぱいいっぱいでした」
――それぐらい強い気持ちで臨んだってことですよね。実際、ライブを終えた後の反応はどうでしたか?
ユーキ「あまりネガティブな声は僕には届いてこなくて、8号車のみなさんも、観に来てくださった関係者のみなさんも、“すごくいいライブだった!”とおっしゃってくださって。なかには“懐かしさも感じた”っていう言葉もあって、それはある意味、より進化した姿を見せられたのかな?って感じがして、個人的にはとても感慨深かったです」
――リョウガさんはリーダーとして、9人で立ったステージをどう捉えていますか?
リョウガ「5人体制になっていた時から比較すると、明らかにデビュー当時から掲げていた“メインダンサー&バックボーカルグループ”っていうスタイルが、ちゃんと戻ってきたように感じました。リハーサルの時からそうだったんですけど、例えばダンスパートとかで新メンの3人が踊っているところを見ると、改めて“すごいメンバーが入ってきてくれたな”って。もちろんボーカルもそうで、同じグループの仲間として、めちゃくちゃ心強いメンバーが揃ったというのは、きっとライブを通して8号車のみんなもわかってくれたと思います。“新世界”っていうタイトルの通り、超特急にとっての新しい時代、世界に、みんなと共に行ける確信が持てたので、未来がすごく楽しみに感じるライブでした」
――アリーナツアーの時点でニューアルバム『B9』の制作も進んでいたんですか?
タカシ「本格的なレコーディングは今年に入ってからでした」
――今作のテーマである“Cool&Stylish”は、どういったところから決まっていったのでしょう?
カイ「それこそアリーナツアーのリハーサルをしている頃から打ち合わせを重ねていて、その中でこのテーマが決まっていきました。今までの超特急はパブリックイメージとしても、ライブの構成としても、“面白いけどカッコいいこともできる”って感じが大きかったと思うんです。でも、これからはそうじゃなくて、ダンスや歌、もちろんビジュアルも含めて、カッコ良さっていうのをまず押し出していって、それを楽しんでもらった上で、“でも、こんな面白いこともできるんだ”っていうギャップがあるほうが、超特急をあまり知らない人にもそこがフックとなって“超特急、気になる!”となってくれるんじゃないかなって。僕たちもそうですけど、カッコいいものやかわいいものにまず目がいくし、その後から面白さに気付いて、“めっちゃいいな!”って思ったりすることってよくあるじゃないですか。そういうところから今回のアルバムのテーマ、ひいては2023年の超特急のテーマが“Cool&Stylish”になりました」
――その方向性は、カイさんが担当したアーティスト写真にも現れてますね。
カイ「そうですね。ヘアメイクや顔のアートモチーフも含めてトータルでプロデュースさせていただいたんですけど、今回はイメージカラーをなくしたのと、これまで超特急をやったことがないヘアメイクさん、スタイリストさんにお願いしたいというのがポイントでした。というのも、ずっとやってくださってる方は僕らの好みを知ってくれているのがありがたい反面、“自由にやってください”とお願いしても、どうしてもそこに寄ってしまうところがあって。でも、今回は超特急を初めて見た人の目にも留まるようにしたかったので、僕たちの顔や骨格、スタイルなどを客観的に見て、その方の感性でやっていただきたかったんです。ただ、僕の中にもメンバーごとに“こう見せたい”というこだわりはあったのと、“黒で統一するけど素材の違いなどで立体感は出したい”ということはお伝えしつつ、基本的にはお任せしました」
タクヤ「(カイの)メンバーの顔に目をいかせたいっていう気持ちが、そのまま出たようなビジュアルですよね。すごくカッコいいし、今までの超特急らしくないスタイリッシュさが出たものになってると思います」
タカシ「メンバーカラーを使わないってことにもちゃんと意味があって。“Cool&Stylish”って、僕たち超特急にとっても今までやったことがないコンセプトだから、それぐらい変化があったほうが、進化にも繋がりやすいと思うんです。10年を経ても新鮮な気持ちでいられるのは、すごくうれしいですね」
カイ「想像している時点でカッコ良かったんですけど、その何倍ものカッコ良さに仕上げてくれて、そこは担当した者からしたらものすごくうれしかったです。どの衣装をやった時も思いますけど、みんながそれを着て踊ったり、撮影したりする姿を見て、実は感慨深く感じているので…。「宇宙ドライブ」の時とはまた違って、一気に引き締まった感じが個人的にはすごくいいなと思ってます」
――収録曲のセレクトも“Cool&Stylish”に沿って行われたと思うのですが、なかでも特に意識したことや、どうしても入れたかった楽曲はありますか?
タカシ「テーマが“Cool&Stylish”だからと言って、テイストがカッコ良ければいいというわけでもなくて。カッコ良さの中にも、例えば力強さだったり、ワルっぽい感じだったり、いろんなタイプがあると思うんですけど、今回はそういうのよりジェントルな感じのカッコ良さっていうのをどこかで表現しないといけないかな?と思っていましたね。だから、どの曲にも通して言えるのは、曲調も歌詞に使われているワードも、クオリティの高いものが多いんです。収録曲には僕らボーカル2人が候補曲の中から選ばせていただいたものもあって、「君と、奏で」は収録するかどうか迷っていた曲だったんですけど、僕たちが歌って、ライブで披露するっていうビジョンが鮮明に見えたので、“ぜひ入れたい”と言わせていただきました」
シューヤ「「君と、奏で」は、デモ段階では今のような歌詞じゃなかったし、テイストもK-POPっぽい感じで、“これを僕たちがどう歌えばいいんだろう?”と思って…。でも、“ちゃんと歌詞がハマれば、僕とタカシくんの良さが出る曲だな”って思っていたので、“絶対に入れたい”って伝えさせてもらったんですよね。そこから制作を進めていく中で、どうしたら自分たちの感じを出せるのかは意識しました」
タカシ「昨年は既存楽曲のリテイクのレコーディングもあって。その役目としては、これまで歌ってきた曲を新しく生まれ変わらせることだったと思うんです。その作業を2022年にできて、そして大きなライブを終えたのもあって、今回の新曲では“超特急の色ってこうだよね”っていうのをしっかりと統一できていたかなと思います」
――今作を聴いた印象は、とにかくこれまでの超特急にはないテイストの楽曲が多くて新鮮でした。その新鮮さっていうのは、みなさんも感じたことだと思うのですが、特にそう感じた1曲はありますか?
タクヤ「どの曲もそうなんですけど、やっぱり一番はリード曲の「MORA MORA」だと思います。曲調もいろんな音が使われてますし、1度聴いたら頭から離れないような歌詞とか、曲の構成だったりするので。タイトルは“網羅する”という意味からきていて、言ってみたらよくわからない(笑)。でも、今って、SNSとかでも、“なんかわからないけど流行る”みたいなことが流行ってるじゃないですか。そういう時代なので、この曲もバズったらいいなって思います」
――最近だとTikTokからムーブメントが起こったりしますよね。「MORA MORA」もキャッチーな振り付けだったりするんですか?
ユーキ「「MORA MORA」という楽曲のテーマが求愛ということもあって、振り付けは“求愛ダンス”がモチーフになっています。今おっしゃってくれたように、最近はCDを買うっていうより、音に合わせて踊って、それをSNSに上げたりして、音楽が身につけるものの一つのようになっている気がするんですよね。「MORA MORA」はサビの部分がキャッチーな求愛ダンスになっているし、TikTokバージョンも作ってあるので、そのあたりをぜひ真似していただけたらうれしいなって思います。でも、ちゃんとダンスするパートもあって、そのギャップがとにかくヤバいです。1曲の中でここまでギャップがある振り付けは、今までの超特急にないんじゃないかな…ジェントルだけどセクシーな振り付けになっているので、メンバーの色気をぜひとも堪能してもらえたらと思います」
――紳士的な色気と聞いて、最年少のハルさんはどう表現したいと思ってますか?
ハル「具体的にこうしようっていうのはまだ決めていないんですけど、やっぱり10年先輩の方がいるので。みんなのセクシーさを全部集結させたものを僕ができるように頑張りたいなと思ってます」
――頼もしいですね。
ハル「はい。みんなセクシーですからね。いいところを取って集めようかなって」
ユーキ「盗むんじゃなくて、取って集めるんだ(笑)」
リョウガ「奪い去ろうとしてる(笑)」
タカシ「コレクターや(笑)」
――(笑)。この曲はMVも撮影したのだとか。
ユーキ「はい。かなり攻めてるというか、カッコいい仕上がりになってます。それこそ、デビュー当時に戻るくらいの気持ちで。また一から、この9人でダンスパフォーマンスを見せるとなった時に、“超特急はここまでできるんだぞ”っていうのを見せられるMVになっていると思います。さっき話したギャップもそうですけど、まずは“こういうこともできる超特急”っていうのを知ってほしいですし、これまでのイメージを覆せたらと思いますね」
――他にも振り付けが終わっている楽曲はありますか?
ユーキ「今のところ(既発曲の)「宇宙ドライブ」と「NEW WORLD」を除いたら「MORA MORA」だけですね」
――振りが付くのが楽しみな楽曲はありますか?
アロハ「僕は「Winning Run」です。超ニュージャックスィングでヤバそう。ダンスアライブ(※世界最大規模のダンスバトル)とか出られるんじゃないかなぁ」
カイ「頑張ってね!(笑) 僕は「シャンディ」です。本当に好きで。この曲は『美女と野獣』をモチーフにしている楽曲で。ディズニー大好きだし、「美女と野獣」も大好きなので。この間、アニメ版の『美女と野獣』を観ました(笑)」
――映画を観ました報告が(笑)。イメージしている振り付けとかあるんですか?
カイ「「シャンディ」はkazukiさんが振りを付けてくれるんですけど、「MORA MORA」とは全然違うテイストのカッコ良さが出せると思うので、そこが楽しみですね。パフォーマンス的にも、「MORA MORA」は胸に溜め込んだ感情を指先に流すみたいな印象があるのに対して、「シャンディ」は溜め込んだ感情が弾け出るイメージがあるので。その違いを感じていただけるものになるんじゃないかと思ってます」
――タクヤさんは以前、バラード曲を踊るのが好きと話していましたが、今作にもミディアムバラードがありますね。
タクヤ「そうですね。僕は特に「君と、奏で」が好きなんですけど、この曲はライブでパフォーマンスするのがすごく想像できます。もう1曲「Thinking of You」のほうは、普通に言葉で話すとなかなか伝えづらいというか、恥ずかしいような言葉も歌にすることによって届けられるので、パフォーマンスするのも楽しみですね」
――リョウガさんはどうですか?
リョウガ「「Typhoon」はダンサーも参加しているので、パフォーマンスで実際に声を出していくのか…そこはまだ決まってないので、出すとしたらどうするか?を考えながら振り付けされると思っていて。だからこそ未知で楽しみですね。あと、声出しがOKになったら8号車のコールも入ってくるでしょうし、そうなるとまた曲の雰囲気も変わりますし。いろんな妄想が膨らみます」
ユーキ「ダンサーはヘッドセットになるんで、きっとライブ映えすると思います」
――「Typhoon」は9人全員が参加した楽曲。レコーディングはいかがでしたか?
マサヒロ「僕はレコーディングの経験があまりないんですけど、デモを参考にしたり、音楽プロデューサーさんにアドバイスをもらったりしながら、いろんなバージョンを録って。これまでガヤとかはあったものの、ちゃんと歌詞があるのは初めてだったので楽しかったです。自分の声が入った楽曲で踊ったり、歌ったりするのが楽しみですね」
アロハ「僕はレコーディングというか、レコーディングブースがすごい好きなんですよ。自分の声がダイレクトに耳にくる感じだったり、誰でも入れる場所じゃなかったりするから。今回のレコーディングも、最初はちょっと苦戦したんですけど、繰り返しやるごとにどんどん歌えるようになって。僕、やればやるほど伸びるタイプなんですよね(笑)。「Typhoon」も時間いっぱい歌って、たぶん最後のテイクを使われたと思うんですけど…完成したものを聴いた時、自分でも“おお! 聴けるわ!”って思いました(笑)」
ハル「レコーディングはすごく楽しかったです。もともと研究生時代に少しやってたこともあって、多少なりともリラックスして挑めたかなって思います。僕が担当するパートはラップが多かったので、リズムに乗りながら歌うことを意識して頑張りました!」
タクヤ「ラップの部分は歌割りが激しくて。1人歌って、また1人歌って、そうかと思えば2人で歌うフレーズがあったり。かなり細かく分かれてるので、ライブで歌う時は意外と大変そうだなぁって思ってます(笑)」
――ユーキさんは「Добрый день」(アルバム『Dance Dance Dance』収録)の時にだいぶ苦戦したような話をされていましたが、今回はどうでしたか?でした?
ユーキ「いやいや、音楽プロデューサーの方とバチバチに、いいセッションしましたよ(笑)」
シューヤ「一番苦戦したんじゃないですか?(笑)」
ユーキ「全然、全然。巻きに巻いて…っていうのは嘘ですけど(笑)。時間をたっぷり使いながらも、すごい楽しくって。やり切ったと思います。その証拠に、次の日、声が枯れました(笑)。でも、この曲は歌詞の中に<(Boon Boon タラッタッタッタ)>とか「TRAIN」のフレーズが入っていたりと遊び心があって、すごい好きなんですよね。本当、超特急の勢いを表す楽曲だと思うので、ライブでは会場全体を飲み込むというか、巻き起こすぐらいのパフォーマンスにしたいと思ってます」
――9人参加の「Typhoon」以外にも、要所要所でダンサーのみなさんの声が聴こえますね。
リョウガ「割とみんな平均的にガヤで参加してますね。わかんないですけど、そもそもガヤを録るか録らないかって一つのこだわりだと思っていて。それをちゃんとメンバーで録るっていうは、すごく素敵なことだと思うんですよね。さらに、人数が5人から9人になったことを考えると、ほぼ倍なので。それだけでガヤの厚みが出ていると思いますし、逆に9人体制になる前のを聴いたら、意外と薄く感じたりするかもしれない…。今回のアルバムは曲数も多いですけど、内容も濃く仕上がっているんじゃないかと思います」
――まさにメンバーが一丸となって作り上げた1枚と言えるんですね。
――ところで、みなさんは先月「JAPAN EXPO THAILAND 2023」に参加するため、揃ってタイに行かれてましたよね。9人で初めての海外遠征ということで、そこで発見したメンバーの意外な一面を教えてもらえますか?
ユーキ「シューヤは寂しがり屋です。自分の部屋があるのにアロハの部屋で寝てましたから」
シューヤ「広すぎて…」
――寂しかったとか?
シューヤ「はい(笑)」
アロハ「でも、シューヤが来てくれて僕もちょっとホッとしました。遅刻しないので。“ヤバい、起きろ!起きろ!”って、お互い助け合える」
リョウガ「それは遅刻してるやん(笑)」
カイ「“ヤバい、起きろ”はアウトだよ(笑)」
ユーキ「あとは…ハルはずっと隣にいた(笑)。気付けば移動車はずっと隣でした」
ハル「移動車はたまたまですよ(笑)。飛行機とかチケットが用意されてたものは、全部ユーキくんが隣でした」
ユーキ「だから、“寝る時はぬいぐるみを抱く派なんだなぁ”と思って。ずっと枕を抱いてたので、“かわいいなぁ”って思ってました(笑)」
シューヤ「僕は飛行機でこの2人(ユーキとハル)の後ろの席だったんですけど、ずっと「2048」ってゲームをやってて。僕が目を覚ますたびに、まだやってるって(笑)」
ユーキ「もうずっとよ」
シューヤ「で、ユーキくんがすごい高得点を出したとかで、ハルも“ユーキくん、すごい!”とか言ってたんですけど、僕はその得点を30分で抜きました(笑)」
リョウガ「確かにすぐ超されてた(笑)」
カイ「その一部始終、全部見てた(笑)。あと、意外な一面と言えば、アロハは一生TikTok見てる」
ハル「タイで?」
カイ「タイでも見てたし、日本でも見てるし。TikTokにアップされてる全部の動画を見たんじゃないかってくらい見てる(笑)」
アロハ「でも、今ってTikTokが最先端じゃないですか。いろんな情報が入ってくるので、つい見ちゃうんですよね。僕が意外だったのは、ユーキくんが泳げないこと」
ユーキ「そう、僕、泳げないんです(苦笑)。泳げないというか、泳ぐのが遅い。マサヒロとアロハはめちゃくちゃ泳ぐのが速いんですよね。だから、ホテルのプールでアロハに平泳ぎの泳ぎ方を教えてもらいました」
――タイで絆を深めたみなさんが、このアルバムを引っ提げたツアーでどんなステージを見せてくれるのか、ますます楽しみになりました。最後にリーダーのリョウガさんから、“BULLET TRAIN Spring Tour 2023「B9 Unlimited」”への意気込みを聞かせてもらえればと思います。
リョウガ「今回は『B9』というアルバムを引っ提げて行わせていただくツアーですし、フェスとかを除いて初めて新しいテーマを掲げて8号車の元へ向かうツアーでもあります。僕たちのことを昔から知ってくださっている8号車も、最近知ったという8号車も、超特急の限りない可能性、パワーを感じてもらえるようなライブにしたいですね。さらに、今までは主に“ダサカッコいい”というジャンルでやっていたんですけれども、“こんなにカッコ良かったっけ!?”って、みんなを驚かせられたらとも思っています。ツアーまで結構近いですけど、それに向けて僕たちもちゃんと仕上げていくので、みなさんも準備体操をしながら待っていてくださるとうれしいです」
(おわり)
取材・文/片貝久美子
写真/野﨑 慧嗣
Release Information
Live Information
BULLET TRAIN Spring Tour 2023「B9 Unlimited」
2023年5月27日(土) 神奈川 カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)
2023年5月28日(日) 神奈川 カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)
2023年6月4日(日) 福岡 福岡市⺠会館 大ホール
2023年6月10日(土) 宮城 東京エレクトロンホール宮城
2023年6月17日(土) 北海道 札幌文化芸術劇場hitaru
2023年7月8日(土) 愛知 愛知県芸術劇場 大ホール
2023年7月9日(日) 愛知 愛知県芸術劇場 大ホール
2023年7月14日(金) 大阪 オリックス劇場
2023年7月15日(土) 大阪 オリックス劇場
2023年7月17日(月・祝) 神奈川 パシフィコ横浜 国立大ホール
超特急「宇宙ドライブ」インタビュー
>>>新メンバー募集オーディション"超特急募"を経て、9人の新体制となった超特急の"新しい世界"!
8月8日に行われた“BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」8号車の日”で初お披露目された9人体制の超特急。オリジナルメンバーが築き上げてきた10年の基盤に、新たな化学反応をもたらすため加入した新メンバー。メンバー全員へのスペシャルインタビュー!
インタビューはコチラ >>
(2022年10月14日掲載)
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