『EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING』 SPECIALあの興奮がよみがえる！――『EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING』 ライブレポート

Vol.1：LIVE REPORT

EBiDANのONE N’ ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiSの3組が、4月29日のパシフィコ横浜　国立大ホールにて『EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING』を開催！

ステージに3組が揃って登場すると、歓声が解禁された会場からは悲鳴に似た歓声が溢れ、客席の興奮がうかがえる。1曲目に歌われたのは、このイベントのために制作されたEBiDANの新曲「THE　PARADE」。全員が一列になって、両手を振りながら届けようとする姿に、彼らも楽しんでいることが伝わってくる。
HAYATOが「ついに始まりました！」「みなさん、楽しみでしたか！？」と声をかけると客席でペンライトを持ったファンの手が一気に上がり、その風景を嬉しそうに見つめながら「今日だけしか見られないような面白いことが待っているので、最高の１日にしましょう！」と声をかけ、興奮状態のままスタート。

すぐにBUDDiiSが再登場し、セクシーな雰囲気をまとう「Magic」を見せ、SHOOTのウィンクがビジョンに映ると会場が揺れるほどの歓声が漏れその人気を実感。さらにMORRYとKEVINの歌声が響き渡る「The One」では「俺のこと好き？」「好きって言って！」とキュートなセリフを連発し、会場を盛り上げ、とびきりハピネスな雰囲気に。

続く原因は自分にある。は、「原因は自分にある。」を歌いだすと一気に会場の雰囲気が変わり、不敵な笑みを浮かべるメンバーそれぞれの表情がビジョンに映るとそのたびに大きな歓声が溢れている。その圧倒的なビジュアルをふんだんに使った表情管理は一気に引き込む力を持ち、一転、「放課後ギュッと」では、ハッピーなオーラをまとう、コミカルでキュートな楽曲でギャップを魅せた。

赤い光に包まれて登場したONE N’ ONLYは、これまでの流れをガラッと覆す妖艶で力強いダンスロックナンバー「We’ll rise again」をエモーショナルにパフォーマンスし、「Category」でさらに会場の温度を上げていく。ゴリゴリなダンスパフォーマンスをさらに盛り上げるように炎柱が吹き出し、圧巻のステージを見せた。

それぞれの個性を見せつけるかのようなステージが終わると、ユニットステージがスタート。“Prince”をテーマにしたM!LKの「Goin’ Down」では、ONE N’ ONLYのREI、HAYATO、原因は自分にある。の桜木、BUDDiiSのTAKUYA、FUMIYAが真っ白な衣装に身を包んでイエローのリボンを結んだマイクスタンドを持ってかわいらしい煌びやかなステージを見せていく。普段はなかなか見ることが出来ない5人のキラキラかわいらしいステージを見せたあと、ONE N’ ONLYのKENSHIN、原因は自分にある。の長野、吉澤、BUDDiiSのKEVIN、MORRIE、SHOOTが登場。彼らのテーマは“sexy”。ONE N’ ONLYの「L.O.C.A」を黒いジャケットに身を包み、テーマ通りセクシーに、ワイルドに見せ、ONE N’ ONLYのTETTA、HAYATO、NAOYA、原因は自分にある。の小泉、武藤、BUDDiiSのSEIYA、SHOW、HARUKI、FUMIYAは超特急の「バッタマン」を全力でパフォーマンス！
圧倒的な運動量と、吹っ切れた表情を試される曲だが、3組それぞれのファンもしっかりと「バッタマン」の振り付けが入っており、会場みんなが楽しそうに踊り始める。出演者もお客さんもすべてがこの曲で大興奮している姿を見ると、EBiDANの遺伝子がみゃくみゃくと根付いていることを実感（笑）。

すると大きめのチョコミントのアイスを手にしたONE N’ ONLYのEIKU、KENSHIN、原因は自分にある。の大倉、桜木、BUDDiiSのFUMINORI、YUMA、TAKUYAが登場し、原因は自分にある。の「チョコループ」を披露。全員が全力でかわいい笑顔を振りまき、ギュッと中心に集まる姿は最高にキュート！

コロコロと変わるステージに興奮が冷めやらないまま、全員が登場し、清涼感あふれるポジティブな「Step Up」をパフォーマンスし、さらに一つになっていく。NAOYAが「お前ら、そんなもんじゃないだろ！まだまだ行くぞ！」と声をかけ、さらに盛り上げていく。

MCタイムでは3組がシャッフルしゲーム大会が開催されひとしきりわちゃわちゃを体感したあと、今度はシャッフルコーナーがスタート。

Chocolat M!LKという名前で原因は自分にある。のメンバーが「テルネロファイター」を披露。実際にM!LKが着ている衣装を身にまとい、かわいくパフォーマンス。ラストに吉澤が指ハートでアピールすると歓声が上がり、Love♡特急という名前でBUDDiiSが「My Buddy」に挑戦。MORRIEとKEVINがバックボーカルを担当しメインダンサーたちはしっかりと顔芸も全う。ファンからの掛け声がかかり、一体感が生まれていく。ONE N’ ONLYはGoriGori★Dragonと名乗り、SUPER★DRAGONの激しい「Untouchable MAX」を披露。HAYATOとKENSHINが高速ラップで煽り、特効で火花が飛び興奮はMAXに。

FUMINORIが中心となった演技パートをはさみ、NAOYAが実の兄である超特急のTAKUYAのソロナンバー「Cosmic岬」を熱く熱唱。TAKUYAの映像を流し、その忠実なコピーを堪能させてくれたあと、兄弟ユニットとして、HAYATOとFUMIYAの高尾兄弟、MORRIEとSHOOTの森兄弟が登場し、さくらしめじの「青春の唄」を歌う。それぞれの兄弟が肩を組んで一緒に共演し楽しそうに過ごす姿はほほえましい。4人が肩を組み、スキップをしながら去っていくと、REI、大倉、YUMAが飛び切りかわいらしい女装をして超特急の「キャンディ・ナイト」をパフォーマンス。3人で愛らしい振り付けを楽しそうに歌っている姿はたまらない！

さらに歌唱力に定評のあるメンバーであるTETTA、EIKU、武藤、KEVIN、MORRIE、 SHOOTが、全員で目を合わせるように半円となり、BUDDiiSの「her＋art」をしっとりと美しい歌声を聴かせていく。続いて、EIKU、HAYATO、桜木、長野、FUMINORI、FUMIYAがダンスブレイクで圧倒的なパフォーマンスを見せた後、ONE N’　ONLYの「YOUNG BLOOD」へと繋いでいく。火花が散る中、圧倒的な勢いで魅せていくと、BUDDiiSのメンバーが全員揃い、「Under The Sea」を爽やかに、心地よく聴かせ、原因は自分にある。と一緒に「ギミギミラブ」をパフォーマンス。みんなが手拍子をしながら、一緒に飛ぶ空間は多幸感と楽しさで満ちていた。ONE N' ONLYもそこに参加すると、一緒に「My Love」を披露し、最後には全員がぎゅっと寄り添い、ハートを作ると大きな拍手が沸き起こった。

アンコールでは、「Believe Yourself」を歌いながらメンバーたちが客席に降りてきて、くまなく通路を練り歩き、ファンは大興奮！ステージにも、通路にも、最上階にもメンバーが散り、サービス精神にあふれている。

すると、最後になんと、このEBiDANに新たに加入するグループ、Lienelのメンバーが順番に初登場。これまで研究生として活躍していたメンバーもいたからこそ、1人1人に大きな歓声が上がっていく。そんなフレッシュすぎる彼らが、デビュー曲である「LOVE Communication」を初披露。初々しさが炸裂する、かわいらしさとスタイリッシュなダンスを見せ、これからの成長を期待させた。さらにこの日は、超特急のカイがサプライズで登場。実はこのイベントを見にきたら、ステージに出演することになったんだとか（笑）。

そして4組＋カイがステージに揃い、最後に「恋のDingDong」を大合唱。最高に盛り上がるラストとなった。

メンバーたちも今後は恒例化していきたいと話すこのイベントは、それぞれのグループのすばらしさだけでなく、ユニットやシャッフルで新たな一面も観ることが出来る素敵な構成だからこそ、また次の開催を楽しみにしたい。

（おわり）

取材・文／吉田可奈

Vol.2：TETTA・HAYATO・小泉光咲・吉澤要人・TAKUYA・FUMIYA 座談会は近日公開！

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