今シーズンのテーマである「少女と森」は、リシュリュが得意とするレトロとモダンの融合で、幼い頃の夢のような森の中をさまよう世界を表現したコレクション。
森や土からインスピレーションを得たブラウンやカーキ、マスタードといったアースカラーを中心に、レッドのタータンチェックが採用され、ワードローブに欠かせないアイテムが揃う。
流れるようなフォルムと艶感のあるカシュクールタイプのアシンメトリーワンピースとスタンドパフスリーブブラウスは、クラシカルなデザインでありながら、オリジナル柄を取り入れたモダンなピースとなっている。
スリットが入ったプルオーバーシャツワンピースは袖や背中心に前立てのディテールが採用され、ボタンを開閉してさまざまな着こなしが楽しめる。
またレースが様々なアイテムに採用された。
肌触りの良いニットに繊細なレースを組み合わせたレースドッキングニットが、女性らしくもありながら無邪気な少女時代を呼び起こす。
メンズライクなミリタリーコートの背面にも全面にレースを使用することで少女性を表現した。
いつまでも遊び心を忘れない女性に贈る上質でプレイフルなコレクションとなっている。
リシュリュ
「趣味趣向、流行をリスタイルする」という意味を込めて、2018年に誕生。コーディネート次第で日常にも非日常のシーンにもフィットする上質で華やかなコレクションは、まさに今を生きる女性たちに向けて贈る「戦闘服」をイメージしている。伝統や歴史的背景にジャパニーズカルチャーをミックスした世界観は、日本の職人技が生み出す繊細なディテールやテキスタイルによって表現されている。
クリエイティブディレクターの桜川友里恵は、日本国内の芸術大学で洋舞を学び首席で卒業後、芸能プロダクションに所属。振付からステージ設計、演出、衣装デザインまで手掛ける類まれな経歴から体感的に生み出されるデザインは、人が袖を通し着用してこそ輝く身体美を叶えるコレクションとなっている。