ソウマブループロジェクトは、シンガーソングライターのLOVE(ラヴ)が、「子どもたちの未来に希望を届けたい」という思いから発足したプロジェクト。

このプロジェクトは、紫外線を反射する特性を持つことから「永遠に色褪せない奇跡の青」と言われる顔料「インミンブルー(2009年にコバルトブルー以来200年ぶりに発見された青色)」の特性に着目し、「NEVER FADING HOPE(=永遠に色褪せない希望)」をコンセプトに、子どもたちの未来に希望を届ける様々な活動を行ってきた。

世界でもまだ商品化の少ない顔料「インミンブルー」を使用して制作したプロダクトや活動を「ソウマブルー」と名付け、これまでは相馬市との取り組みとして行なってきた。

プロジェクト第1弾は、クラウドファンディングを通じてソウマブルーアクリル絵の具を開発し、東日本大震災後初となる海開きを記念した大漁旗と小旗を相馬市の子どもたちと制作。

第2弾は、クラウドファンディングを通じて地元の伝統工芸、大堀相馬焼とソウマブルーアートタイルを製作、開発した釉薬で相馬市民に絵付けをしてもらい、沿岸部に完成した「尾浜こども公園」の屋外ステージの装飾として相馬市に寄贈した。

第3弾は、「もっと気軽に子ども達が手に取れるものを」との市民からの要望を受けて、ソウマブルーマーカーを製作、オンラインショップや相馬市のお土産店等で販売を開始し、売上の一部を相馬市「教育復興子育て基金」へ寄付した。

第4弾となる今回は、さらに活動の幅を広げ、東京でアート展「SOMA BLUE ART展 -NEVER FADING HOPE-」を開催。

この展覧会では、プロジェクトに賛同したヒロ杉山、佐々木香菜子、リー・イズミダ、バナナヤマモトなど、10名のアーティストがソウマブルーを使用したアート作品を制作し、展示、販売している。

売上げは、全てソウマブループロジェクトに寄付され、次回2023年に予定している子どもたちと一緒にアートを制作するソウマブルーアートワークショップの活動に充てられる。

また今回のアート展では、アーティストたちによる作品展示と併せて、相馬市在住デザイン事務所「chitose design lab(チトセデザインラボ)」による「SOMA BLUE LETTERS」を展示している。

ソウマブルーで塗られた封筒の中には、相馬市で暮らしている人々の様々な「願い事」が書かれた手紙が入っている。

希望者は好きな封筒を一枚持ち帰ることができ、その思いに共鳴し、願いを叶えるサポートをしてみたいと感じた人にはソウマブループロジェクトが1件ずつ縁をつないでくれる企画となっている。

「SOMA BLUE ART展 -NEVER FADING HOPE-」

会期: 12月13日~18日(日)11:00〜19:00 ※最終日は17:00まで
場所:国際装飾株式会社 1階=展示スペース(東京都渋谷区初台1丁目48-6)
参加アーティスト:ヒロ杉山、佐々木香菜子、山瀬まゆみ、RIO UMEZAWA、Lee Izumida、banana yamamoto、藤田恵梨子、オガワナツミ、たむらぱん、MINAI MASASHI
内容:SOMA BLUEを使用したアート作品の展示・販売、特別企画「SOMA BLUE LETTERS」の展示
入場料:無料

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