アキラナカは、「シュールレアリスム」をテーマに、そこに有り得ないものを出現させる。
幾重にも垂れ下がるネックレスが付いたニットやフリンジが噴き出すニット、手の付いたテーラードジャケットや片袖のみにファーが出てくるニット、肩から袖に掛けて1ヶ所括る事で不思議なディテールを生むワンピースなど違和感を感じるディテールやシルエットで新しい表現を見せた。
展示会場のラジカセからは、カーレースの爆音と音楽が同時に鳴り、複雑に交わって聞こえるというシュールな演出がなされた。

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