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7月31日、「スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action” S.S. vs S.S.(スキマスイッチ vs スキマスイッチ)」が大阪、オリックス劇場で行われた。

この「S.S. vs S.S.」は、対バンツアー「スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action”」の追加公演であり、同時にツアーファイナルでもある。

この日の公演は、スキマスイッチのふたりによるアコースティックセットとバンドセットという二部構成で行われた。アコースティックセットはメジャー1stミニアルバムからのタイトル曲「君の話」でスタート。「今回は初の対バンツアーということで全国を回らせてもらいましたけど、今日はスキマスイッチ vs スキマスイッチ。いろんなスキマスイッチをお見せできたらいいなと思っています」という大橋のMCを経て、「夏のコスモナウト」、「種を蒔く人」へ。「Ah Yeah!!」でアコースティックセットのラストを締めくくると、セットチェンジの間を大橋、常田のトークで繋ぐという趣向。

アルバム『re:Action』について、「自分たちと同じ、セルフプロデュースをしている人にお願いしたかった」と語った大橋。常田が最近家の棚の設置工事に来た人がスキマスイッチファンだったというエピソードを披露すると、大橋は「俺はライブ会場に入るタクシーの運転手さんに、いつも楽屋口で“これ以上は関係者以外進めませんよ”と言われる。俺のライブなのに!」と笑いを誘う。

そして第二部のバンドセットは「パラボラヴァ」からスタート。 映画『一週間フレンズ。』主題歌の「奏(かなで) re:produced by スキマスイッチ」、マイナビCMソングの「さよならエスケープ」から、このツアーで初披露された新曲「ミスターカイト」へ。大橋は「新曲がこうやって受け入れてもらって嬉しいです」と語りつつ、この曲を9月13日にダブルA面シングル「ミスターカイト/リチェルカ」としてリリースすることを発表した。

スキマスイッチの新機軸とも言えるメッセージソング「ミスターカイト」と、 現在放送中のテレビ東京系連続ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON」主題歌の「リチェルカ」を両A面として、さらに「さよならエスケープ」、「ココロシティ」の計4曲を収めたシングルに、会場は大いに盛り上がった。

そしてライブはいよいよ後半戦。アグレッシブなリズムの「キミドリ色の世界」、アコースティックセットでも披露した「Ah Yeah!!」を再びプレイ。ラストは「トラベラーズ・ハイ」で本編が終了。

鳴り止まない拍手に応えて登場したスキマスイッチ。アンコールではさらなるサプライズが!「スペシャルゲストをお呼びしました!」と大橋が呼びこんだのは、小田和正。大きな拍手に迎えられ、「最終日おめでとうございます。先週の中野サンプラザにも出させていただいたんですが、どう考えてもスキマスイッチに世話になった分をまだ返せてないので、大阪にもやってきました。少しでもお返しできればと」と挨拶。

常田が「どうしても小田さんと一緒にやりたくて、選ばせてもらいました」という紹介しつつ「恋は大騒ぎ」を披露。さらには「ラブストーリーは突然に」のイントロが奏でられるや凄まじい歓声が沸き起こる。客席に降りた小田と大橋が観客とハイタッチを交わしつつ最後のサビを歌ってみせる。

アンコールのラストは『re:Action』にも収められている「君のとなり produced by 小田和正」。2006年に、スキマスイッチが「クリスマスの約束」に出演した際に歌われた楽曲を元に新調された曲を披露し、「スキマをよろしく!」と告げてステージを後にする小田和正。鳴りやまないアンコールの声に、再びスキマスイッチのふたりがステージに戻ると、やはり最後は「全力少年」でツアーを締めくくった。







スキマスイッチ「ミスターカイト/リチェルカ」
2017年9月13日(水)発売
初回限定盤(CD+DVD)/UMCA-59054/1,800円(税別)
AUGUSTA RECORDS


スキマスイッチ「ミスターカイト/リチェルカ」
2017年9月13日(水)発売
通常盤(CD)/UMCA-50054/1,200円(税別)
AUGUSTA RECORDS




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