MUCCが待望の新作「invader ep」を12月4日(水)にリリースすることを発表した。

今作はMUCC、キャリア28年目初となるDIGITAL EPとなり、新曲2曲に加え、

メジャー復帰作「愛の唄」「Violet」のライヴバージョンとファン人気の高いライヴ定番曲「サイレン」のJaQwa Remixが収録される。

そして新作リリースに伴い最新のアーティスト写真とジャケット写真を公開。

レトロなゲームセンターを背景に、新曲タイトル「invader」とマッチしたユニークなデザインに仕上がっている。

最新曲の「invader」と「October」が初披露されることとなった『MUCC TOUR 2024「Daydream」』も

残すところツアーファイナルの水戸公演のみとなり、会場で味わうことができるのは本公演が2024年最後になるためお見逃しなく!

 

また、2024年メンバー全員が45歳の節目を迎えたことを記念にしたバースデーライヴの模様を収録した映像作品が2025年2月14日(金)にリリースされることも決定。

毎回趣向を凝らしたサプライズアイデアは、誕生日を迎えた本人だけでなく、ファンも楽しめる内容となっている。

こちらはMUCC 公式ファンクラブ「朱ゥノ吐+」 会員限定の商品となるため、是非入会のうえゲットしていただきたい。

「来いよ、Birthday Boy!」(逹瑯) 

「<今日だけは許してください Daydream>、行くぞ新宿!!」(YUKKE) 

この記念すべき一夜の冒頭を飾ったのは、YUKKEが作曲し、逹瑯・YUKKEが作詞をした「CLASSIC」。

なお、この曲が始まった時にYUKKEはいかにも主役らしくステージセンターに陣取っており、その頭上ではキャノン砲が炸裂。

彼にだけ、そのキラキラしたテープが降り注ぐことになった。こんなにも局地的な銀テープを観たのは初めてだったが、

おそらくそれは演出チームからのYUKKEに対する小粋なバースデープレゼントだったに違いない。

そして、当日のセトリはYUKKE自身が構成したものだったとのことで、今宵のライヴではこのほかにも「ネガティブダンサー」「Violet」や「メルト」など、

YUKKEの手掛けた楽曲をあれこれ聴けた点も特徴的だったのではなかろうか。

加えて、「ファズ」と「秘密」ではアップライトベースのプレイがフィーチャーされていた点も見逃せない点だった。 

と同時に、このYUKKEバーステーのライヴでは今ツアーで初お披露目となる新曲が3曲も用意されていたのも大きなトピックスで、それらは全て今回のツアー毎公演で演奏していくとのこと。

未音源化の新曲を3曲もまとめてパフォーマンスしていくツアーというのは、27年の長いキャリアを誇るMUCCとしても初のことらしい。

ヘヴィメタル感あふれるラウドチューン「新曲1」、どこかフォーキーでノスタルジックな叙情性の漂う歌モノ「新曲2」、

アッパーなだけでなくキャッチーさも持ったライヴ映えする「新曲3」、と方向性はバラバラであるもののどれもMUCCらしい魅力満載なので、

ぜひともこれから各地の公演に参加される方たちには新曲群もしっかりと生で体感していただきたい。 



「今日はこんなおっきい会場で俺のバースデーライヴってことで、みんなほんとにありがとう!そういえば、ここ歌舞伎町にはいろんなお店がありますよね。ラブホテルとかだっていっぱいありますよ。だとしたら、今夜はZepp Shinjukuを大きなベッドとしようか。このベッドの上で俺のベースに抱かれてー奴はいるか!じゃあ、抱かれたくないヤツは?…そうか、半々くらいだな(笑)。どっちも全員、抱き殺してやっからよ。45歳をナメんな新宿!!今までで一番イカせてやっから心も身体も素っ裸で来い!!!いや、違うか。いろいろ言いましたが、結局は俺がおめーらを連れてける場所はひとつしかねーな。地獄まで一生着いてこいよ!!!!」(YUKKE)



本編が佳境に入ったところでの「YOU&I」では煽り部分でこのようなはっちゃけぶりもみせたYUKKEだが、なんとこのあとアンコールではYUKKEに対してのサプライズ企画が発動。

まずは、サポートメンバーのドラマー・Allenとキーボーディスト・吉田トオルからハッピーバースデーの歌が贈られると、

キャンプ好きなYUKKEのためにテントやキャンプギアをモチーフとしたケーキが登場して本日の主役は大喜び。 

「そして、今日はYUKKEの本名と同じたくさんの“ゆうすけ”を集めました!」(逹瑯) 

ここで舞台へと登場したのは、摩天楼オペラのギタリスト・優介、lynch.のギタリスト・悠介(※YUKKEとは2016年からHAPPY FARMというセッションバンドで不定期に活動している仲でもある)、

実は本名が“ゆうすけ”であるDEZERTのドラマー・SORA、そしてLACCO TOWERのボーカリスト・松川 ケイスケ。 

「もしかして、そこまで“ゆうすけ”って多くない?」(ミヤ) 

「ギターとドラムばっかなんだよ(苦笑)。だから、歌は名前の近いケイスケくんに協力してもらうことになりました。でも、今からやる曲は凄い似合うと思うんだ」
(逹瑯)

そう紹介したうえで歌い出したのは、リリカルにしてドラマティックな名バラード「雨のオーケストラ」だった。

いわゆるセッションでこのタイプの曲を演奏するパターンは稀有なように思うが、参加した各人が個性と持ち味を発揮しながら素晴らしい音を紡いでくれていった光景は、眼福ならぬ耳福であったと言っていい。 

もっとも、このあとにはMUCCきっての殺伐楽曲「蘭鋳」で場内はカオスと化し、最後には「惡」で圧倒的なスケール感と重厚さでフィナーレを飾ることになったの
も乙なところで、

ここはYUKKEのセトリ構成力がものを言ったということだろう。                               

かくして、DAY-2は[MUCC TOUR 2024「Daydrem」]のタイトルよろしく午後14時からライヴがスタート。

白昼堂々のフルワンマンをしっかりたっぷりとやりきり、ミヤに至っては本編ラストの「新曲3」で派手にフロアダイヴまで敢行して場内はひとしおの盛り上がりをみせることになったが、

逹瑯は前日のライヴで「今日はYUKKEバースデーのライヴだからね。ほんとのツアー初日は明日だよ」と言っていただけに、事実上はこのDAY-2・昼公演こそがMUCCにとって本当の意味でのツアー皮切り公演だったとも考えられる。 

しかも、このあと19時からはZepp Shinjukuの同じステージで[MUCC TALK TOUR 2024「MC」]が始まり、

ここではちいさなハイテーブルがふたつだけ置かれた広い空間の中、逹瑯、ミヤ、YUKKEの3人がハンドマイクを持って1時半以上ものトークを展開することになったわけで、メンバーも集う夢烏の方々も約24時間で3回しとは尋常ならざるスタミナなのでは?! 

「やぁ、遂に始まりましたね!」(逹瑯) 

「MUCC初のトークライヴですよ(笑)」(YUKKE) 

「まさか、Zeppクラスで初のトークライヴをやることになるとは(苦笑)」(ミヤ) 

とはいえ、そこは結成27周年のMUCCだけあって基本的にこの場ではフリートークが中心で、

3人は長年つちかってきた阿吽の呼吸とも言うべき絶妙なやりとりを連発していくことになったのだから恐れ入る。

まずは逹瑯が「セルフレジが苦手」と切り出したところが入り口となり、「ガソリンスタンドのセルフはアリかナシか」、「公園飲みどころか最近はコインパーキング飲みしている若者がいる」、「凶悪化する強盗と防犯に関する話」、はたまた「YUKKEが最近ハマっている韓国のお菓子を3人で試食」といった微笑ましい一幕もありつつ、

最後には来場者から集った質問に3人がざっくばらんに答えるコーナーまで用意されていた。 

「じゃあ次はこれかな。えっ。あれ?SATOちさんから質問来てる!」(逹瑯) 

SATOちとは、MUCCが始動して以来2021年秋まで在籍していたドラマーで、現在はスポーツトレーナーとして活躍している人物。

メンバーとは今も懇意にしており、先日は逹瑯のラジオ番組最終回にあたりSATOちも含めた4人が全員顔を合わせる、という出来事もあったという。 

「まずは、「ミヤくんへ。この間のラジオの時、首のヘルニア痛そうだったけど大丈夫?マッサージしようか??」だって。

あと、俺には「マネージャーしようか?」って来てるな。

YUKKEさんには「キャンプでう○ちしたくなったらどうするの?おしり拭こうか?」って書いてあるけど(笑)」(逹瑯) 

「ちゃんとオチもあるんだ、素晴らしい(笑)」(YUKKE) 

「三段落ちだね(笑)」(ミヤ) 

愛すべきいじられキャラであることを自覚しているYUKKEは、前日に引き続きその役割を全うしていたとも言えるが、気付けば3人のグルーヴ感ばっちりな流麗トークは終始オーディエンスの笑いを誘い、取材で現場に入っていた筆者もつい仕事を忘れて普通に何度も笑ってしまったほど。

やはり、結成27周年ともなるとトークの場面でもメンバー間における息の合い方は伊達ではない。初のトークライヴというには、かなりの熟練ワザに近いしゃべりを聞かせてくれたMUCCは流石だ。

結果、今回の[MUCC TOUR 2024「Daydrem」]では既存曲たちにプラスしていきなり新曲を3曲も聴けてしまい、[MUCC TALK TOUR 2024「MC」]では1時間半前後のマシンガントークを楽しめてしまうため、総合的な情報摂取量はともすれば過多気味になる可能性もあるが、全ては摂取すればするほど良い効果しか生まないはずなので皆さまどうぞ御安心を!

MUCC TOUR 2024 「Daydream」

YUKKE 45 BIRTHDAY LIVE!<今日だけは許してください Daydream>

2024年11月5日(火)Zepp Shinjuku

SETLIST

01 CLASSIC

02 大嫌い

03 Mr.Liar

04 新曲1

05 ネガティブダンサー

06 愛の唄

07 ファズ

08 友達が死んだ日

09 Violet

10 秘密

11 夜

12 新曲2

13 メルト

14 ニルヴァーナ

15 You&I

16 フライト

17 新曲3

En1 雨のオーケストラ w/ 悠介(lynch.) / 優介(摩天楼オペラ) / SORA(DEZERT) / 松川ケイスケ(LACCO TOWER)
En2 蘭鋳

En3 惡


カメラマンクレジット:冨田味我

ライタークレジット:杉江由紀

≪NEW リリース情報≫
■Digital EP 『invader ep』 2024年12月4日(水)Release
配信URL:https://tjc.lnk.to/invader_ep 
 
<収録曲> 全7曲収録
01 invader
02 October
03 invader (Original KARAOKE)
04 October (Original KARAOKE)
05 愛の唄 (2024.07.27 東京キネマ倶楽部)
06 Violet (2024.07.27 東京キネマ倶楽部)
07 サイレン (JaQwa Remix)

【チケット料金】 前売 2,500円(税込) ※スタンディング/名古屋公演のみ2階指定席3,000円(税込) ※入場時ドリンク代別途必要

【チケット発売中】
・イープラス https://eplus.jp/mucctour2024/
・チケットぴあ https://w.pia.jp/t/mucctour2024/
・ローソンチケット https://l-tike.com/mucctour2024/


■DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024 DEZERT VS MUCC 
2024年11月15日(金)Zepp Shinjuku OPEN 17:00 / START 18:00
【チケット発売中】 
・イープラス https://eplus.jp/sf/detail/1016560010-P0030305P021001?P1=1221 

■Waive 対バンシリーズ 第3弾 VS GIGS 「MUCC WAIVE ILLUSION ʻ24」 Waive vs MUCC
2024年11月27日(水)渋谷Spotify O-EAST OPEN 18:15 START 19:00
【チケット発売中】
・イープラス https://eplus.jp/waive-vs-mucc/
・チケットぴあ https://w.pia.jp/t/waive-vs-mucc/
・ローソンチケット https://l-tike.com/waive-vs-mucc/

■MUCC 『バースデークロニクル 45』 2025年2月14日(金) Release
<収録内容>
2024.07.26 東京キネマ倶楽部「ミヤ BD 死御」
2024.08.21 目黒鹿鳴館「逹瑯爆誕祭」                                                                 
2024.11.05 Zepp Shinjuku「YUKKE 45 BIRTHDAY LIVE <今日だけは許してください Daydream>」
 
<特典>
各公演のドキュメンタリー映像 / 特製ブックレット
 
※詳細はこちら https://55-69.com/discography 
※本製品はFC会員さまのみ注文可能な受注生産品となります
MUCC公式ファンクラブ「朱ゥノ吐+」
ご入会はこちら https://fanicon.net/fancommunities/4122 

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