角野隼斗30歳の誕生日となる7月14日(月)、日本武道館ライヴ・ブルーレイ・ディスクが発売となった。
公演内容は角野隼斗の29歳の誕生日である昨年7月14日に日本武道館で開催された「角野隼斗 ピアノ・リサイタル at 日本武道館」。13,000人の観客を動員したこの公演は日本武道館での単独ピアニストの公演としては史上最多の観客動員数であり、角野隼斗の先進的なクリエイティビティと集中力極まる演奏も相まって、今なお語り草となる名演となっている。
公演前半ではグランド・ピアノのみを使用し、角野隼斗が幼少の頃より弾き慣れ親しんだショパンの小品も配置しながらクラシック・テイストな曲目を披露。後半ではアップライト・ピアノやシンセサイザーも駆使して、世界デビュー・アルバム「HUMAN UNIVERSE」から主要曲を演奏。アンコール2曲目の後は終わることのないスタンディング・オベーションでの大団円となった。
特典映像として、武道館当日までの軌跡を追った9分の「ドキュメント・オブ・武道館」、今年2月に新たに発表となったMV「角野隼斗:Nocturne I Pre Rain」、今年2月にMUSIC ON! TVで放送された「ONENESS -角野隼斗(かてぃん)-」より、絶景の中で一期一会のパフォーマンスとなった「角野隼斗:Nocturne II After Dawn~追憶」を収録。また本編副音声に角野隼斗のオーディオ・コメンタリーを収録している。
また、30歳の誕生日を記念して、アルバム「HUMAN UNIVERSE」配信版がモーションアートワークとなって公開された。モーションアートワークとは、配信でアルバムを再生する際にジャケット写真が動く仕様で、今まで静止していた4つの月や背景の宇宙が動き、床の水面が揺らめく仕様となっている。さらに、Spotifyでは、「HUMAN UNIVERSE」の各曲で異なるモーションアートワークが順次公開になっており、アルバムを改めて聴き直す機会となりそうだ。

【ブルーレイ・ディスク情報】
角野隼斗 リサイタル at 日本武道館
日本独自企画 SIXC-114 6,600円(税込)
初回仕様:特製スリーブケース付き
収録曲
① 第1部オープニング
② ショパン:スケルツォ第1番ロ短調Op.20
③ ショパン:ワルツ第14番ホ短調 遺作
④ ショパン:エチュード第11番イ短調Op.25-11「木枯らし」
⑤ モーツァルト/角野隼斗:24の調によるトルコ行進曲変奏曲
⑥ リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244/2(カデンツァ 角野隼斗)
⑦ 角野隼斗:HUMAN UNIVERSE
⑧ 第2部オープニング
⑨ 即興
⑩ 角野隼斗:追憶
角野隼斗:3つのノクターン
⑪ NOCTURNE I. PRE RAIN
⑫ NOCTURNE II. AFTER DAWN
⑬ NOCTURNE III. ONCE IN A BLUE MOON
⑭ ラヴェル(角野隼斗編曲):ボレロ
アンコール
⑮ J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ「心と口と行いと生活で」BWV147より)
⑯ ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
演奏:角野隼斗(ピアノ)
録音:2024年7月14日 日本武道館(ライヴ・レコーディング)
副音声に角野隼斗によるオーディオ・コメンタリー収録
特典映像:
① ドキュメント・オブ・武道館
② MV「角野隼斗:Nocturne I Pre Rain」
③ 「角野隼斗:Nocturne II After Dawn~追憶」(MUSIC ON! TV「ONENESS」より)
応援店特典:
隼斗新報 号外集 Vol.1-4
角野隼斗 ピアノ・リサイタル at 武道館 (Blu-rayDisk) 購入はこちら:https://sonymusicjapan.lnk.to/HS_BD

【モーションアートワーク情報】
世界デビュー・アルバム
角野隼斗:「HUMAN UNIVERSE」モーションアートワーク版(配信)
再生はこちら:https://sonymusicjapan.lnk.to/HayatoSumino

【角野隼斗 ピアノリサイタル “Klassik Arena” 公演情報】
角野隼斗 ピアノリサイタル “Klassik Arena”
日程:2025年11月29日(土) 開場16:30/開演18:00
会場:Kアリーナ横浜(神奈川)
問合:ホットスタッフ・プロモーション TEL:050-5211-6077 (営業時間:平日12〜18時)
詳細:https://eplus.jp/hayatosumino/
*一般販売に先駆けて、イープラスにてプレオーダー受付中(抽選)
【角野隼斗 プロフィール】
2018年にピティナ特級グランプリ、2020年に東京大学総長大賞を受賞し、一躍注目を集める。2021年ショパン国際ピアノコンクール・セミファイナリスト、2025年レナード・バーンスタイン賞の受賞など、国内外で輝かしい実績を重ねている。これまでに、シカゴ交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団、バンベルク交響楽団、ウィーン放送交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団など、数々の著名オーケストラと共演してきた。東京大学在学中には、6人組シティソウルバンド「Penthouse」を結成。2023年よりニューヨークを拠点に活動を展開。2024年には日本武道館にてクラシックピアニストとして史上最多となる13,000人を動員し、音楽とパフォーマンスの新たな可能性を示した。2025年にはヨーロッパ7都市ツアーを実施し、ベルリン・フィルハーモニーを皮切りに、コンセルトヘボウ、ウィーン・コンツェルトハウス、エルプフィルハーモニーなどで世界的ホールへのデビューが予定されている。さらに同年11月、ニューヨークのカーネギーホール、Kアリーナ横浜でのリサイタルも予定。BBC Promsやロックダンテロン音楽祭などへの出演も続き、今後はフィラデルフィア管弦楽団、ロサンゼルス・フィル、BBCフィルとの共演も控える。クラシックの高度な技巧に加え、独自の編曲や即興を融合させた演奏スタイルで国際的な注目を集め、YouTubeでは「Cateen(かてぃん)」名義で活動。登録者数は148万人超、総再生回数は2億回を突破。デジタル時代のクラシック音楽の発信者として地位を確立している。2024年にはSony Classicalと契約を締結し、世界デビューアルバム『Human Universe』を発表。同作は第39回日本ゴールドディスク大賞「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、革新性と芸術性の双方で高く評価された。作曲家としても映画、テレビ、CMなど幅広い分野で活動し、「情熱大陸」「紅白歌合戦」「街角ピアノ」「徹子の部屋」「題名のない音楽会」「アナザースカイ」などのメディア出演や、J-WAVE「TOKYO TATEMONO MUSIC OF THE SPHERES」のナビゲーターも務めている。クラシックに軸を置きながらもジャンルを越えて音楽を追求する、唯一無二の存在として注目を集めている。
(2025年6月現在)