Z世代に注目の俳優を輩出してきたスターダストプロモーションが手がけるEBiDAN(恵比寿学園男子部)グループの一員として、”すべての愛を愛す”をコンセプトに結成された8人組ダンスボーカルグループICEx。

2025年1月・2月にはツアー「ICEx Second Concert Tour 2025 "ROUTE-8"」を開催し、全公演ソールドアウト。8月からメンバーの出身地をまわる、グループ最大規模のツアー「ICEx Third Concert Tour 2025 "BOKUNCHI"」の開催も決定している。

そんなICExが昨日、六本木ヒルズアリーナにてテレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES 2025に出演し、オリジナル衣装の甚平でライブパフォーマンスを披露!

昨年はコラボステージでの出演だったICExが、今年はついに単独でSUMMER FESの舞台へ帰ってきた。しかし朝から雨が降り続き、ファンもスタッフも空模様を気にしながら過ごす不安な一日。その不安を和らげるかのように、開演が近づくにつれて雨風はわずかに弱まっていった。

夏の湿った空気に包まれた六本木ヒルズの野外ステージにライトがきらめきだし、ICExのステージが幕を開ける。オープニング映像と共にメンバーが姿を現わすとこの日のサプライズとして、全員がオリジナルの甚平の衣装と甚平に合わせた髪型で登場し、会場は一気に歓声に包まれる。

1曲目は「Sunny Road」。軽快なイントロが響き渡ると、夏の野外ステージにぴったりの爽快なナンバーにフロアが一気に沸き立ち、会場は晴れやかな空気で満たされた。続く「We’re ICEx!」では、ライブならではのレアな楽曲に観客のボルテージはさらに上昇。

2曲披露したところでMCへ。「SUMMER FES楽しんでますか?」と勢いよく語るもあいにく雨と話す中村。「晴れさせれなかったね」と語る山本。そんな中で「俺たちのライブで今から晴らしていこう」と中村が力強く言葉を放つ。雨の中、足を運んだ観客への感謝と気配りを欠かさない、そんなICExらしさが光った。

そこからは「ALPHA」「ナイトフライト」「インストール」「青と白」と、最新6thシングルを軸にしたナンバーが続く。「ALPHA」「ナイトフライト」と夜のフェスに映える色気を帯びたパフォーマンスから、最新楽曲の「インストール」、夏の空を爽やかに駆け抜ける「青と空」まで、幅広い表現力で観客を引き込み、会場の熱をさらに高めていった。

そして再びMCへ。 ここで中村が突然、「企画を持ってきました!」と切り出す。 「題して、“夏祭りで遼子(八神遼介)をおとせ!胸きゅん選手権〜!!”」と高らかに発表すると、客席からは歓声と笑い声が上がる。 中村は続けて、「明日、八神が17歳になるということで、16歳最後の日にICExメンバー7人で八神遼子の胸をきゅんっとさせよう!というコーナーになっています」と説明。

その瞬間、会場は笑いと拍手に包まれた。そこから一人ずつトップバッターの竹野から中村まで個性溢れるメンバーによる胸キュン演出が続き、会場が笑いに包まれる中、企画の感想を述べていると気づけば竹野の姿がステージから消えていた。

しかし、そのことに誰も気づかぬまま進行し、次の瞬間、「Happy Birthday」という声が響き大きなケーキを持って竹野がステージ裏から登場。完全に予想外のサプライズに、笑顔で受け取り、ケーキを一口食べ、少し照れながら感謝を述べた。温かな余韻が会場を包む中、筒井がマイクを握り「さあ、ここからもう一度熱く盛り上がっていけますか!」と声を張り、ラストスパートへと向かう。

アップテンポで陽気なビートに乗せ、「シブヤ午後6時」「Hollywood」「BOOM BOOM BOOM」「CARNIVAL」と、怒涛の4曲を立て続けに披露。 「シブヤ午後6時」では、2サビ前に竹野が会場に響き渡る声で「八神、誕生日おめでとー!」と祝福。

ラストサビではステージを最大限に使い、手を振りながら観客を沸かせた。 続く「BOOM BOOM BOOM」では煽りコーナーが入り、ボルテージはさらに上昇。 そして、この日のセットリストを締めくくる「CARNIVAL」へ。ICEx公式グッズのタオルが会場中で一斉に振り回され、この日一番の熱狂が夏の夜空に響き渡った。

なお、ICExは8月27日(水)の愛知公演を皮切りに、メンバーの出身地を巡るグループ最大規模の全国ツアー「ICEx Third Concert Tour 2025 "BOKUNCHI"」を行う。

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