辰巳ゆうと ３大都市でのスペシャルコンサートツアーの最終公演を東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催。「だけ、だけ、だけ、だけ、演歌だけ！～辰巳ゆうと サードアルバム～」発売情報発表＆収録曲より「鈴鹿峠の旅がらす」を初披露！

今年でデビュー8年目を迎え、最新シングル「運命の夏」ロングヒット中の演歌歌手・辰巳ゆうとが24日、東京・渋谷区のＬＩＮＥ ＣＵＢＥ ＳＨＩＢＵＹＡで「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー２０２５-Ｔｒｉａｎｇｌｅｰ」と銘打ったコンサートを開いた。

　この日は、大阪（６月１日に梅田芸術劇場メインホールで開催）、愛知（７月８日にＮｉｔｅｒｒａ 日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで開催）、東京の３カ所を回るスペシャルコンサートツアーの最終日で、大阪、愛知の公演のチケットは両公演とも完売し、大成功を収めたが、東京公演もチケットは完売。
「大阪、名古屋も満席となり、たくさんの皆さんに支えられて、いい流れでこのツアーファイナルを迎えることができました。オープニングは、金髪にメッシュが入った髪型でロックサウンドに乗って登場するのですが、演歌を歌っていく中で新たな一面もお見せできるのではと、大阪、名古屋とも１曲目から客席を驚かせ、いつもとは違う熱い雰囲気を感じました。今日もそのスタイルでおもいっきり歌わせていただきます」
４月からスタートしたコンサートツアーとは異なるバンド編成による特別公演で、ツアータイトル「Ｔｒｉａｎｇｌｅ」には、演歌、ロック、ダンスの３つの意味が込められていて、ロック調のアレンジによる歌唱やダンサーとのコラボなど新たにチャレンジするステージとして「スペシャル」と名づけられたもの。
約２０００席の会場は、熱烈なファンが詰めかけ満席となり、１曲目から大フィーバー。ロック、ダンス、演歌という３つのコーナーに分けて、最新シングル「運命の夏」Ｆタイプのカップリング曲「魂は売るな」をはじめ、「誘われてエデン」「センチメンタル・ハート」「星くずセレナーデ」、女性ダンサーと一緒に踊りながら竹内まりあの「純愛ラプソディ」、男性ダンサーと踊りながら玉置浩二の「田園」などを披露。

　その後、シングル「雪月花」Ａタイプのカップリングにも収録されている長編歌謡浪曲「沖田総司」、デビュー曲「下町純情」、同公演で初披露の新曲「鈴鹿峠の旅がらす」（三重県亀山市と滋賀県甲賀市の境に位置する鈴鹿峠を舞台にした股旅演歌）、アンコールで新曲「運命の夏」など全19曲を熱唱し、最後まで客席を存分に楽しませた。

　今回、初披露した「鈴鹿峠の旅がらす」は、12月17日に発売される演歌だけを満載したスペシャルアルバム「だけ、だけ、だけ、だけ、演歌だけ！～辰巳ゆうと サードアルバム～」に収録。そのアルバムを引っ提げた演歌だけのコンサート「力いっぱい演歌です！ 辰巳ゆうとコンサート　ｉｎ　新歌舞伎座～だけ、だけ、だけ、だけ、演歌だけ～」が来年３月29日に大阪・新歌舞伎座で開催が決定。
加えて、２０２６年スペシャルコンサートツアーの開催地も発表され、愛知・Ｎｉｔｅｒｒａ 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、東京・ＬＩＮＥ ＣＵＢＥ ＳＨＩＢＵＹＡ、大阪・フェスティバルホールの３カ所で行われるが、大阪の会場「フェスティバルホール」はキャパ約２７００人で、辰巳にとって過去最大規模での開催となる。

　ひと足早く今年１年を振り返った辰巳は「すごく充実した１年でした。新曲『運命の夏』が、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングＴＯＰ10内に38週連続でランクインするなど、いままで想像もしていなかった結果が出せて、辰巳の巳の年にふさわしい１年になったのではないかなと思います。今年は巳の年でもあり、自分の中では特に大事な１年と考えて１日１日、過ごしてきた中で、ファンの皆さんにたくさん支えられ、応援していただいたお陰で、いろんな結果を出すことができた１年でした。デビューのときからの夢だった紅白歌合戦初出場というのは、今年が明けた瞬間から心に決めて、絶対出るんだという気持ちで１日１日頑張ってきましたので、残る２カ月余り、決して気を抜くことなく、自分ができることを１００パーセント、１５０パーセント、２００パーセント出し切って頑張りたい」と意欲を燃やしていた。

辰巳ゆうとの演歌「だけ」を満載したスペシャルアルバムで、3年ぶりとなるフルアルバム。
初回限定盤は、和装に身を包んだ、凛々しい辰巳ゆうとが満載の撮りおろしのフォトブック（これまで発売された作品のディスコグラフィーも掲載の全40ページ）と共に紙ケースに収納したEPレコードサイズで、ボーナストラックとして、シングル「心機一転」のカップリング曲として発売以降、ファンの皆さんからの熱い支持を受けて、今やコンサート等で欠かせない楽曲に成長した「燕」をセリフ入りのスペシャルアレンジで収録。