――これまでで最大規模だったパシフィコ横浜国立大ホールのライブの感想から聞かせてください。チケットはソールドアウトして、満員の観客で埋め尽くされたパシフィコはどうでしたか。

辻野かなみ「全国ホールツアーの1ヵ所で、しかも、満員でできたことは、自分たちの自信に繋がるライブになったかなと思います。私自身が初めてパシフィコに行ったのは、エビ中さんのライブだったんですよ。こんなに大きいステージに立って、たくさんのファンの人と一緒にライブを作っている先輩方はすごいなって感じて」

坂井仁香「一緒に行ったよね。私と、おはると、かなみんで」

辻野「そうそう。6、7年前。デビューして1、2年経った時かな。3人で見に行ったんです。まだ私達には全然程遠い会場だったので、自分がそのステージに立つことができて本当に嬉しかったです」

杏ジュリア「私は初めてパシフィコに行ったのが「Seventeen 夏の学園祭」だったんです。まだ事務所に入る前で、自分で応募して見に行って」

――仁香さんはもう「STモ」として活動してた?

坂井「ジュリアが中1か中2の時だよね?出てたと思います」

杏「ランウェイを歩いてました(笑)。その時にすごい大きい会場だなというイメージがあったので、まさかそこで、ライブができて、しかも満員で、それもツアーの一部としてできるなんて思っていなかったので、すごく嬉しかったです。あと、初めて見に来たよっていう方もすごくたくさんいらっしゃって。3階席の一番後ろだと遠いなって思った方もたくさんいたと思うんですけど、ステージまで届くくらいに手を振ってくれたり、ハートを作ってくれたり、たくさん気持ちを届けてくれたことがすごく嬉しくて。本当に、こんなに大きなステージに立つことができて良かったって思ったし、すごく最高な時間でした」

坂井「私は「ミスセブンティーン2015」のグランプリに選ばれた中学2年生、145歳のときに初めてパシフィコに立ったんですよ。あんなに大きいステージに立ったのは初めてだったし、お客さんもたくさんいらっしゃって。「Seventeenセブンティーン」の先輩方の力ってすごいんだなって思っていた場所に、私達の力だけで立てたことがすごく嬉しいし、あのときから成長できているなっていうのを改めて感じた瞬間でもありましたね」

――メンバー唯一の神奈川県出身で地元でもありますよね。

坂井「そうなんです。横浜武道館とパシフィコ横浜に立って、来年は横アリもある。自分の出身県の大きいステージにどんどん立てていることがすごく誇りだなと思いました。ただ、パシフィコは、立ったことがある場所ではあったけど、実際ちゃんと見てみるとすごく大きくて。ライブが始まる前に2階席や3階席も見に行ったんですよ。当たり前ですけど、2階にも3階にも席がたくさんあって(笑)。私たちを見て、好きになって、私たちのために時間を使って会いにきてくれる方がこんなにいるんだっていうのを実感して。本当にありがたいなと思いました」

小泉遥香「私はパシフィコといえば、大物アーティストさんが、ライブやイベントをする会場というイメージがあったし、本当に大きい会場だよっていうことをよく聞いていたので、まさかそのパシフィコ横浜に自分たちのツアーで来ることができて。仁香も言っていたけど、ライブが始まる前に客席を見させてもらっていて。実際に2階や3階からどういう景色なんだろうっていうのを確認してからライブをしたんですけど、いざお客さんが会場に入って、自分たちがステージに立ってみると、本当にたくさんの人が一番後ろまでいてくださってて。こんなにたくさんの人を集められるグループになったんだと思って嬉しかったですし、また6人でパシフィコに戻ってきたいなっていう気持ちがものすごく生まれました」

――ひよりんは体調不良で参加できず、「魂参戦」となってました。あの日、みんなで「ひよりん」と叫んだんですが、その声は届きました?

吉川ひより「届きましたし、本当に超立ちたかったです。当日は、リハーサルの映像が送られてきて。“こういう感じなんだ、でかっ!”っていうのが正直な思いで」

坂井「あはははは!」

――当日の裏側をまとめた「ときめき♡バロメーター上昇TV」をプレミア公開した時のチャットに参加してましたね。

吉川「いました。まず、集合写真あったじゃないですか。あれを見たときに、本当に無理してでもいけばよかったっていう後悔の気持ちが湧いてきて。もちろん、無理しちゃいけないんですけど、行けばよかった!! っていうくらい立ちたかったです」

――ジュリアさんがパブりんのことを「ひよりん」って呼んでるシーンもあって。

吉川「ファンの方にも実はひよりんが入ってるんじゃないか説を言われました(笑)」

坂井「あれはナチュラル?」

杏「うん。ひよりんのことを考えていたら、パブりんのことを「ひよりん」って呼んじゃって。普通に間違えた」

吉川「私、8、9年やっていて、ライブを休むのが初めてだったんですよ。それもすごく悔しくて。なんでこのタイミングで、私は……っていうのもあるんですけど、本当にファンの方にもメンバーにも申し訳なくて」

――メンバー、声出てましたね。

吉川「ファンの方からも“みんな、ひよりんの分も頑張ってたよ”っていう話を聞いて。申し訳ない思いと、立てなくて悔しい気持ちと……いろいろと混じって、結果的に、健康が第一だなって思いました」

小泉「幕間映像で自分でもちゃんと言ってたよ。“あなたの健康を守ります”って」

辻野「せんべいマックス!伏線回収みたいだった(笑)」

小泉「ちょうどその映像だったのよ。あれ、ルーレットだから、すごいなと思って。
吉川「いやー、もう、いろいろ考えましたね。もう、次です、次。またパシフィコに立つチャンスがあったら嬉しいなって思います。私、体調管理には自信があったんですよ。でも、その自信が1回なくなっちゃったんで、体調面を立て直したいと思います。でも、8年に1回ぐらいなので、また8年は体調崩さないんじゃないかなと思っています」

小泉「めっちゃ元気だね!」

――本ツアーでは新曲「かわいいメモリアル」も披露しました。<かわいい>を繰り返す曲になってますね。

辻野「とき宣らしい曲が来たなって感じました。「すきっ!~超ver.~」でたくさんの方に知っていただいて、今回は<かわいい>がいっぱい詰まってる歌詞になっていて。<すき>よりも<かわいい>という言葉の方が、全世界的に知っている人が多い日本の言葉かなと思うので、海外でもっとたくさんの人に聞いてもらえる曲になったらいいなって思いました」

坂井「7月にインドネシアに行ったときも“かわいい”は通じたんですよ。かわいいって言ってくださる方もたくさんいたし、かわいいって言ったら、かわいいって言い返してくれる方もいたので、世界に通じる言語だなって思っていて。ただ、私はこの曲をもらったときに、こんなにかわいいって言うんだったら、もっとかわいくならなくちゃ!って思いました。これを自信をもって歌えるレベルのかわいさまでいかなくちゃいけないし、歌い方もちゃんとかわいいに寄せなくちゃいけないなって思いながらレコーディングしました」

吉川「今までは<すきすきすきすき>言ってんですけど、今回は、両思いで話が進んでいて。<合鍵>っていうワードがでてきたり、<「おやすみ」の前に/もっとちゃんとギュッとしてくれないの?>とも言っていて」

――この曲の中の二人は同棲してますもんね。

坂井「やばい!進展してるー」

吉川「そう、進展してるっていうのが嬉しいなって。ちょっと大人になってるんだなっていうのを感じたりして。そういうとこはキュンキュンするし、でも、<嫌いにならないでね>とか、新鮮な気持ちを忘れてなかったりする。やっぱり恋心は難しいのかなって思うので、そういうところが素直に書いてあったりするのがいいなと思います。あと、<好き>=<かわいい>っていう感情になっちゃうし、女の子の言う「かわいい」はすごく特別な言葉だなって思うので、やっぱり共感をたくさん生む曲になるんじゃないかなと思います。共感してほしいです」

杏「「すきっ!」「ギュッと」に続くとき宣の最近の傾向で――ハートを作って左右に細かく揺らすみたいな繰り返しの振り付けで――かわいいを繰り返していて。それ以外にも、<止まらないよLoveLove>とか、<その全てにkisskiss>とか、恋をしたときのワードがたくさん詰め込まれているんですね。だから、この曲をひと言、もし絵文字で表すとしたら、誰もがハートを思い浮かべるんじゃないかなっていうぐらい、ピンク色っていう感じの曲になっています。あと、セリフパートもあって、一番最初のひとちゃんの歌い出しの後にコーラスで入る<かわいい>は宣伝部員さんが私達に気持ちを伝えるタイミングになっているので、たくさん<かわいい>って気持ちを伝えていただけたらなって思います」

――おはるさんは?

小泉「この曲は、<好きすぎて大好き 大嫌い 大好き>っていう、恋愛をしてるときの女の子や男の子の揺れ動く恋心をすごくストレートに歌っている曲なので、恋をしてる方にはもちろん共感していただけると思います。ザ・王道の恋愛ソングって感じもしますし、ドラマ「みなと商事コンランドリー2」の主題歌で、「みなしょー」の物語に合わせた歌詞も入ってたりするので、ドラマと合わせて楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。あと、恋愛だけじゃなく、<かわいい>って誰しもが思う感情だと思うんですよね。ちっちゃい子供を見てかわいいとか、犬を見てかわいいとか、推しを見てかわいいとか。誰しもが感じることだと思うので、自分が思う<かわいい>ものに向けて、<かわいい>っていう言葉を連呼してるこの曲をTikTokでたくさん使ってもらえらなと思います」

――みなさんは、今、<かわいい>というと何が浮かびますか?

坂井「愛犬のレオくん。かわいい!」

辻野「かわいいっていうと、とき宣ってなりますね」

小泉「あら!」

辻野「衣装も全部かわいいじゃないですか。女の子のかわいいって思うものが詰まっている感じがして。今回のジャケ写もすごく好きで、どれもかわいくて。とき宣を見たら、かわいいっていう言葉が自然に出てきますね」

杏「最近、インスタやTikTokのおすすめで、赤ちゃんが何かを食べているところがよく出てくるようになったんですよ(笑)。ほっぺがぷくってしてて、目がキラキラしてて。そういうキラキラの瞳と、お水を飲んでいるところとか、何かを食べさせてもらっているときの安心した顔を見て、かわいいなってなってます」

小泉「私は甥っ子がかわいくて仕方ないですね。最近、一歳になって、つかまり立ちを覚えるようになって。ドラえもんの赤ちゃんの服を着てるんですよ。もう本当にドラえもんみたいで、超かわいい。あはははは!ちっちゃいドラえもんみたいで、めっちゃかわいいです」

吉川「私は自分のお部屋ですね。いろんな色でガチャガチャしてるんですけど、ここ半年ぐらいにお洋服を飾るようなラックを入れたりして。リビングの方がいることは多いけど、自分だけの部屋なので、自分が一番居心地いいようにしようと思っているんです。結構な時間部屋にいるけど、かわいいなって思っていて。でも、ほかに見せるわけじゃないから、お母さんに“部屋、可愛くない?”って言ったりしています」

――あははは!誰か確認してきてください。

辻野「かわいいです!私はよく行くんですけど、ぴよらしい、ぴよの好きなものが詰まってるっていう感じのお部屋です」

――かわいい渋滞してきました(笑)。さて、「かわいいメモリアル」はMVが2本制作されてます。ドラマ「みなと商事コンランドリー2」の現場で撮ったコラボMVに続き、インドネシアで撮影したMVが公開されてますが、インドネシアで何か印象的な出来事などありましたか。

小泉「私はかなみんと2人でインドネシアの市場を回って撮ったシーンがあるんですけど、パイナップルが面白い形に切られていて。袋に入ってたんですけど、パイナップルって大きいじゃないですか。でも、そのパイナップルがミニマムになってて。なんて言うんだろう……あの形は?あんまり日本じゃ見たことないかわいい形に切られてたことが印象に残っています」

辻野「私は現地で飲んだインドネシアのコーラかな。飲んだ瞬間にスースーして」

――ええっ!メントールというか、ハッカみたいなものが入ってるのかな?

辻野「あははは!スースーしました。結構強めに感じましたね」

杏「ジュリアとひよりんは、人が集まる広場で撮影していて、小さい子や現地の方たちが“こんにちは”みたいな感じで近づいてきてくれたりして。その中でも特にジュリアたちのことを気になってた小さい子たちとはMV撮影の自撮りカメラに映して、イエーイ!ってやったりしたんですけど、そういうフレンドリーな人柄はすごい印象に残っています」

吉川「ジュリアと自転車に乗ったんですけど、ジュリアがあんまり自転車乗れてなかった(笑)」

杏「あはははは!基本的に自転車に乗る機会がとき宣のライブでしかなくて」

――幕張メッセのアリーナの「初恋サイクリング」以来?

杏「そうですね!ほんとにそれくらいしかなくて」

吉川「フラフラしてました。私よく自転車に乗るんで、スイーって行ったら、全然追いついてきてくれないから、後ろにぐるっともう一周回って、“ジュリア大丈夫?”って(笑)」

杏「最初は不安定だったんですけど、ちょっとしたら慣れました」

――ひとかさんはあきちゃんとのペアでした。

坂井「馬車みたいなのに乗ったんですよ。馬の後ろに乗り物がついていて、普通に道路を走るんですよ、お馬さんが!日本じゃ絶対にあり得ないことだったから、乗っていて楽しかったし、私も街中をあきちゃんと歩いたりしていて。車みたいなものがあって、そこでカメラマンさんが写真を撮ってくれますよみたいなサービスがあって。それもすごく面白かったです」

――シングルにはカップリングとして新曲3曲が収録されてます。恋だけじゃなく、青春の曲もありますね。

坂井「久しぶりですよね。「STAR」以来かな。私は「きみと青春」が一番好きです。この曲はどこを切り取っても自分の気持ちっていう感じ。昔、思ったことも書いてあるし、今思ってることも書いてある。どこをとっても、“私の気持ちです”って言っても大丈夫なくらい、本当にそのままなので、ライブで早く歌いたいですね。最後の<Wow Wow>はみんなで、横アリで歌いたいなと思います」

杏「<きみ>というのは、宣伝部員さんのことなので、自分たちの存在が大事なんだっていうのをすごく感じていただけたらなって思いますし、これからもとき宣と宣伝部員さんとチームとき宣でもっともっと上に行きましょうという思いが伝わると嬉しいです」

吉川「私は「WANTED」がすごく好きで。ディスコ感が溢れていて、自由な感じがあって。<アレも欲しいコレも欲しい>って欲望にまみれている女の子だと思うんですけど、これまでの曲とコントラストがあっていいのかなって思ってます。ライブではどういう風になるのか……まだ振り付けもついてないので」

辻野「うんうん!いつもと違った曲調だったので、レコーディングではちょっと難しいなと思う部分もあったんですけど、振り付けがついて、ライブがすごく盛り上がりそうで、楽しみだなっていう気持ちですね」

――最初に人文字やってほしいです。<W・A・N・T・E・D>でちょうど6文字なんで。

坂井「確かに!やりそうだね」

吉川「そういうのもやりたいし、照明もディスコ調にして踊りたいなって。あと、<キミのハートにロックオン>っていうフレーズもあって。とき宣の曲なんだっていうのがわかるし、こんなにナチュラルに入ってて可愛いし。今日もレッスン始めましょうっていう私達の曲なので、いっぱい歌っていきたいなって思っています」

――ちなみに<キミのハートにロックオン>の後に投げキッスをしてるのは?

小泉「1番がひよりで、2番がかなみんで、ラストが私です。そして「もっともっと もうちょっと」は承認欲求がたくさん詰まっている曲です」

――前作の「LOVEイヤイヤ期」だけでは足りなかった?

小泉「足りませんでした(笑)。もうちょっと言葉にしてもらわないとっていう曲なんですけど、そういう承認欲求がたくさん詰まった歌詞でも、歌になるとポップに聞こえて、スッと入ってくる感じがして。あまり重い曲に聞こえないのが、とき宣の魅力だと思ってるんですけど、その中でも、イントロや2サビ終わりのバックサウンドが好きなので、USENさんでいっぱい流していただいて。私達の音楽をもっとたくさんの人に知ってもらえたらいいなと思います」

(おわり)

取材・文/永堀アツオ
写真/平野哲郎

LIVE INFO

■超ときめき♡宣伝部のどきどきクリスマスパーティー2023
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2023年12月17日(日)豊洲PIT

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2024年1月27日(土)横浜アリーナ
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DISC INFO超ときめき♡宣伝部「かわいいメモリアル」

2023年9月27日(水)発売
初回生産限定盤 TYPE-A(CD+DVD)/AVCD-61343A/5,000円(税込)
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超ときめき♡宣伝部「かわいいメモリアル」

2023年9月27日(水)発売
通常盤 TYPE-B(CD)/AVCD-61344A/1,200円(税込)
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超ときめき♡宣伝部「かわいいメモリアル」

2023年9月27日(水)発売
通常盤 TYPE-C(CD)/AVCD-61345A/1,200円(税込)
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超ときめき♡宣伝部「かわいいメモリアル」

2023年9月27日(水)発売
通常盤 TYPE-D(CD)/AVCD-61346A/1,200円(税込)
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