──13th single 『Lovey-Dovey』の表題曲「Lovey-Dovey」は前作「ROCKET MODE」や前々作「BLACK CROWN」から一転して明るいポップチューンに仕上がっています。どのような理由でこのようなテイストの楽曲をリリースしようと思ったのでしょうか?
本田康祐「まず“こういう感じの曲、欲しいよね”というところから作っていきました」
中川勝就「去年、“病んでるときに見たいグループ”とか“見ているだけで元気になれる”といったところからバズらせていただいたので…それは動画とかがメインだったんですけど。それを楽曲でも表現したかったので」
──タイトルの「Lovey-Dovey」は英語のスラングで“イチャイチャ”という意味ですよね? 皆さんがトラック制作からコライトで制作した楽曲ですが、歌詞には、恋人同士というより仲間との絆を感じさせるフレーズもありました。制作しながら自分たちの“ラビダビ”な瞬間をイメージしたりもしましたか?
中川「僕たちのラビダビな瞬間ですか!?(笑)」
佐野文哉「確かに、この曲は恋愛的な面だけではないので。なんだろう…心の距離とかも含めてのラビダビなので、それで言うと僕たちは割とラビダビで、常に距離近めというか。実際、“距離近め”にされることも多いです。絶対3人しか座れないソファに4人でギュっと座らされていたり(笑)」
中川「本当にそう(笑)。だから今日は奇跡なんですよ。3人掛けのソファ以外に椅子が用意されているのが。あとタクシーに3人で乗るときとか、助手席が空いていても3人で後ろに座ったり。カメラが回っていないときからラビダビしています」
浦野秀太「それがラビダビなのかわからないけどな(笑)」
──そんな浦野さんも自分たちのラビダビな瞬間を重ねながらリリック制作に臨んだりしましたか?
浦野「僕たちのラビダビというよりは、かっちゃん(中川)が言っていたように“病んでるときに見たいグループ”なので、“僕たち4人がみんなをイチャイチャさせよう”という気持ちのほうが強かったです。自分たちのイチャイチャというよりは、“周りがどうイチャイチャしてくれるか?”、“この曲でどう元気づけられるか?”というのを意識しました」
本田「今、言い終わってホッとしていたけど大丈夫?(笑)」
佐野「言葉がリアルじゃない(笑)」
浦野「本当に思っていたから! 自分の中のGeminiに訊いて」
中川「自分の中のGemini(笑)」
──(笑)。
──これまでOWVの楽曲は自分たちの決意表明だったり、自分たちが先頭に立って引っ張っていくような楽曲が多い印象だったので、みんなで楽しく、みんなを元気づけるというメッセージは新鮮に感じました。
本田「僕たち、“SNSでよく見かける”とか言われるようになってきましたけど、そこと音楽面との乖離が課題でもあったので。だから、音楽面でも“寄り添う”じゃないですけど、今まで自分たちの野心とか、“こうありたい”と歌っていたのを、少しだけ外に向けたらどうなるんだろう?という挑戦でもありました」
──なるほど。そういったリリック面での挑戦以外に、本田さんは「Lovey-Dovey」の制作でどんなところにこだわりましたか?
本田「歌詞もそうですけど、それよりも曲感にこだわっていた気がします。それこそサウンド感やBPMの上げ下げ、メロディラインをもっとこうしようという話をみんなでしている方が多かったです。要は、そのサウンド感からラビダビ感を演出する。そのときはまだタイトルは決まっていなかったですけど、“聴いて明るくなるようなテイスト”というのは決まっていたので。みんな仲良しな空間が作れるのはドライブをしているときだと思うので、運転したときに心地のいい速さとか、そういうところもこだわっているので、サウンドにも注目してもらえたら嬉しいです」
──コレオは佐野さんが担当されています。QWV(ファンの呼称)のみなさんも踊りやすいものになっていますが、どんなことを意識しましたか?
佐野「やっぱり、“ラビダビ”言っているのにみんなを置いてくのはダメじゃないですか(笑)。“どこが“ラビダビや!? もっと寄り添ってくれよ”って話になるので(笑)。だから、やろうと思えばできるくらいの難易度で作りたかったのと、そもそもバキバキに踊るような楽曲ではないので、みんなで盛り上がって楽しく踊れるようなニュアンスで作りました」
──既にツアーで披露されていますが、QWVのみなさんもバッチリ踊れていますか?
佐野「はい。逆に踊れていなかったら…ちょっと引きます(笑)。それくらいのコンセプトで作ったコレオなので。ステージから見ていても、楽しんでもらえているのは感じますし、僕たちもみんなの顔を見ながらラフにできるところもあるので、そこもいいと思います」
──いつもより歌うのも楽勝…と言ったら言葉が悪いですけど、気分的には変わりますか?
本田「それはもう(笑)」
浦野「めっちゃ楽です(笑)」
佐野「ライブ2時間、これだけでいいです(笑)」
浦野「“QWVを元気づけよう”というのに頭が回りますから。必死に踊っているわけではないので(笑)」
佐野「いつもは目の間がぼやけて…酸欠で(笑)」
中川「わかる(笑)」
佐野「たまに会場に5万人くらいのお客さんが見えるときがある(笑)」
浦野「それで自己肯定感が上がるんですよ(笑)」
佐野「で、目をこすると少なくなっているんですけど(笑)」
──(笑)。
──この曲はMVも公開済みです。エキストラの方々との和気あいあいとした雰囲気が印象的な仕上がりですが、現場の様子はどうでしたか?
浦野「MVのままの空気感でした。これは自分で言うことではないですけど…エキストラのみんなにOWVからアイスを差し入れたりして」
佐野「恩着せがましいよ(笑)」
本田「自分から言うことではない(笑)」
浦野「まあ、まあ、まあ(笑)。でも本当に暑かったので」
本田「でも、あのアイス、あまり喜ばれてなかった(笑)」
──まずは撮影に集中したかったのでしょうね(笑)。
浦野「切なかったです(苦笑)。でも今回、“エキストラの中にちょっと隠されているものがあったりするよ”っていう」
中川「本田くんがXでお知らせしていましたね」
本田「匂わせました(笑)」
──(笑)。
──以前のインタビューでも、MVに限らず自分たちの作品にはいろいろな仕掛けが隠されているから、そういうところも考察しながら楽しんでほしいとおっしゃっていました。
本田「そうですね。たまに僕たちにバレないくらいの、僕たちが嬉しいようなことをMVに仕込んでくれたりもするんです」
──クリエイターさんが仕込んだ仕掛けが、まだ誰にも気づかれてないみたいなことも…?
本田「あると思います」
中川「僕たちが意図している風に汲み取られていないこともありますし、それをバラしたりはしないです。それって、気づいた人だけの宝物にしてほしいですから」
佐野「だって、「UBA UBA」のMVとかも青いライト使っていると思っているんですよ、QWVのみんなも」
中川「言っちゃう!?」
佐野「あれ、白いライトを青く見せています」
本田・浦野「ええ〜!?」
中川「どういうこと!?」
佐野「いや、これは深く言ってしまうとネタバレになっちゃう」
──(笑)。でも、そういうクリエイターさんのこだわりが、各作品に散りばめられているということですね? ちなみに「Lovey-Dovey」のMVにまつわるヒントをもらえますか?
佐野「前作「ROCKET MODE」と見比べてもらえたら…ってところですね」
本田「そうですね」
中川「確かに、確かに」
本田「これ、別にネタバレってわけではないですけど、今回のテーマが「ROCKET MODE」で広がっていったOWVの波が、こう、みんなでイチャイチャする、仲良くなっていくみたいなストーリー…」
中川「それ、ネタバレじゃない!?(笑)」
本田「いや、このMVを作る最初の理由づけというか…“どういうMVにしたいか?”という段階では、そんな感じで始まっていったので。ぜひ「ROCKET MODE」と見比べてみてください」
──わかりました。
──そしてカップリング曲の「NO GAMES」、「バチバチ」は、「Lovey-Davey」とは違っていつものOWVを彷彿とさせる強いサウンドの楽曲になっています。
本田「カップリング曲はA&Rさんが持ってきてくれたデモを4人で聴いて、選んでいきました。「バチバチ」に関しては満場一致でした」
浦野「「NO GAMES」はけっこう最後のほうまで迷ったよね?」
中川「(「NO GAMES」は)かなりクラシックな音というか…向こうの70年代とか80年代あたりのサウンド感で、“渋いな”と思って。でも、この曲はメンバーやスタッフさんの中でも意見が分かれた1曲でした。結果、多数決で決めました」
本田「でも、ライブで映えそうだとは思いましたし、OWVにこういうテイスト感の曲がなかったですし。ダンスとかもいつもと違うテイストで表現できるかな?とか、いろんな考えがあって「NO GAMES」を選びました」
佐野「ダンスだと、スタイリッシュというよりオールドなテイストが合うように思います。ワンチャン、ブレイキンやってもいいかな?くらいの。コレオはこれからですけど、4人で揃えてバキバキに踊る感じではない方がいいと思っています」
──一方、満場一致で選ばれたのが「バチバチ」なんですね。
本田「そうです。“表題曲にしてもいいかな?”と思うくらい、僕たちの中でハマった1曲でした。だから、表題曲を「Lovey-Dovey」ではなくて「バチバチ」にするかと悩むくらいでした…」
中川「そこまで熱量が高かったです」
浦野「この曲を聴いたとき、みんなすごかった!」
──“次のシングルに取っておく”という選択肢はなかったのですか?
中川「その話も出ました」
本田「でも、そうすると次に出せるのがいつかもわからないですし、今回のツアーもあるし…というのでこのタイミングでした。でも、次に出すときはまた次の曲があるって、僕たちはいつも言うんですけど」
中川「出会ったのが今なんだったら、今出そう!って」
──浦野さんや佐野さんが「バチバチ」を“いい!”と思ったポイントはどんなところだったのでしょうか?
浦野「聴いた瞬間にOWVがライブをやっている姿どころか、誰がどこを歌うかくらいまでを思い浮かべることができて。それこそ表題曲にOWVっぽくない「Lovey-Dovey」が決まっていた状態で、カップリング曲でOWVっぽい曲に出会ったときの衝撃。“やっぱりコレじゃん!”みたいな(笑)。それが大きかったです」
佐野「実際、かなり大胆に歌割をしているんですよ。いつもは僕たち、目まぐるしく入れ替わり立ち替わりで歌っているんですけど、今回はまとまってガッツリと歌っているので。そこで各々のキャラクターとか色が出ていると思います」
──現在は『OWV LIVE TOUR 2026-SQUAD-』真っ只中の皆さんです。前回のインタビューでは“音楽にフォーカスした内容になりそう”と話されていましたが、実際のライブの手応えはどうですか?
佐野「やりながら進化を遂げていっている手応えは感じています。本当に剥き出しなので。LEDとか特殊効果とかも使っていなくて、“素材で勝負”みたいな」
本田「QWVのみんなの熱量だけのライブみたいなところはあります」
中川「今までやってきた中で一番アツいかもしれない…」
佐野「そうだね。誤魔化せないから」
本田「そういうライブをやりたかったので、今回のツアーはアンコールなしの本編一本勝負でやっています」
──皆さんの意気込み、気合を感じます。そんなライブを経ての両国国技館公演がますます楽しみになりますが…。OWV史上最大規模となる両国国技館公演は、どんな内容になりそうですか?
佐野「ホノルルマラソンを蹴って、やりますから」
中川「いや、逆! 逆!(笑)」
本田「これ結構ガチなので」
中川「ガチじゃない!(笑)。そこだけ書かれるととんでもないことになるから(笑)」
本田「でも、“12月13日の両国国技館が取れます”ってなったとき、“今年はホノルルを走らなくていいのか?”って話したよね?」
中川「まあ、価値で言うと“年1”というのはどちらも変わらないので…」
本田「それくらい僕たちにとってホノルルマラソンは大事だった…」
中川「ただホノルルに行きたいだけなんですけどね(笑)」
──さすがです! 最後に1つだけ、ライブの中身についてのヒントもいただきたいです…。
本田「じゃあ、1つだけ。今回のシングルのカップリング曲、「NO GAMES」と「バチバチ」は披露します。中も外も楽しいライブにするので、ぜひ両国国技館に来てください!」
(おわり)
取材・文/片貝久美子
写真/野﨑慧嗣
- OWV『Lovey-Dovey』 × DJ SAYNOのradio encore
- インタビュー直後の4人によるアフタートーク。
DJ SAYNOのradio encoreは近日公開! お楽しみに!
RELEASE INFORMATION
LIVE INFORMATION

OWV LIVE TOUR 2026-SQUAD-
2026年7月4日(⼟) 神奈川 KT Zepp Yokohama
1部14:00開場/ 15:00開演
2部18:00開場/ 19:00開演
2026年7月19日(日) 愛知 Zepp Nagoya
1部14:00開場/ 15:00開演
2部18:00開場/ 19:00開演
2026年8月11日(火・祝) 福岡 DRUM LOGOS
1部14:00開場/ 15:00開演
2部18:00開場/ 19:00開演
2026年8月22日(⼟) 宮城 仙台PIT
1部14:00開場/ 15:00開演
2部18:00開場/ 19:00開演
2026年9月27日(日) 大阪 Zepp Namba(OSAKA)
1部14:00開場/ 15:00開演
2部18:00開場/ 19:00開演
2026年12月13日(日) 東京 両国国技館
U-NEXT

OWV 5th Anniversary LIVE -SUPERNOVA-
配信詳細 >>>
歌って、踊って、笑わせて。OWVが5周年の集大成として魅せた“全部乗せ”の超ド級ライブ!
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【配信公演】
4月6日 千葉・幕張メッセ 国際展示場 展示ホール2-3 公演
OWV 5th Anniversary LIVE -SUPERNOVA-(メンバー副音声付) >>>
あの熱狂がもう一度、今度は副音声で!
5周年ライブをメンバートーク付きで体感。笑いあり裏話ありの“音声付き”を配信!
OWV 過去ライブ配信中!
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