――ONE N’ ONLYにとって2022年最初のリリースとなる今作。1曲1曲からみなさんの気合が伝わってくる一枚でした。

HAYATO「そうですね。こうやってCDとしてリリースするのは1stアルバム『ONO』以来。昨年は配信リリースが続いてたんですけど、やっぱり僕らも形に残したいって気持ちがあるし、SWAG(ファンの呼称)のみなさんにも“手に入った!”というか、“手に取る実感”みたいなものが伝わるとうれしいなって。タイトル曲の「YOUNG BLOOD」はもちろん、全曲かなり気合を入れて、勝負の一枚って感じでリリースします」

――「YOUNG BLOOD」はワンエンらしい力強い曲調ですね。

EIKU「僕たちも最初にこの曲を聴いたとき、みんなで顔を見合わせて“これだね!”って」

HAYATO「本当、しっくりきたよね」

EIKU「すごくいい曲だなぁと思ったし、個人的には「IM SWAG」を思い出しました。こういう、メッセージ性もありつつ、強い曲調っていうのは、ワンエンらしい唯一無二の楽曲なので。僕はサビのパートを担当してるんですけど、過去イチ声をがならす感じで歌ってます。昨年は「Video Chat」とか「We Just Dont Care」とか、いろんなワンエンを見せてきたのが、2022年、新たなスタートとしてワンエンらしい楽曲を届けられるのがうれしいです」

TETTA「2022年の一発目に強い楽曲が来るほうが、このコロナ禍でSWAGのみんなを勇気づけられるのかなって思うし、昨年いろんな曲調の楽曲に挑戦してきた分、成長したワンエンを見せられる1曲というか。「YOUNG BLOOD」は今の自分たちだからこそ表現できる曲になってると思います」

NAOYA「「YOUNG BLOOD」では、僕たちもコロナ禍で溜め込んでたものを解放できるなって想いが強いです。いい意味で、初心に戻れる楽曲でもありますし」

REI「(音楽プロデューサーの)JUNEさんとも、レコーディングしながら話す中で、原点回帰みたいなことは話してました。やっぱり、昨年TikTokのフォロワーがかなり増えたことで勢いづいたタイミングで、改めて自分たちの曲を届けるんだっていう熱い想いが歌詞に込められています」

KENSHIN「それこそ、昨年培った経験やグループとしての成長を、すべてぶつけられる曲になっていると思います。今、改めて歌詞を読んでたんですけど、やっぱりすごい刺さりますね。<好きに叫びな 今から Go to high>ってところとか。今の僕たちが本当に思っていることだし、大事な勝負事の前とかに聴いてもらいたいです」

REI「勢いもあるし、闘争心を煽る曲。“かかってこい!”みたいな」

――この楽曲のメッセージに、自分たちが励まされたりも?

KENSHIN「めちゃくちゃ励まされます」

HAYATO「アガりますね」

TETTA「それこそレッスン行く前とかに聴いて、気持ちを高めてます」

EIKU「ライブ前とかも聴きます。それこそ前回のツアー(『ONE N’ LIVE Supreme One 2021〜』)の時には完成してたので、ライブではやらないんだけど聴いて、気持ちをアゲてました」

KENSHIN「披露したくなっちゃったよね(笑)」

――曲調からパフォーマンスも気になるところですが、ダンスの見どころは?

HAYATO「テンポも速くてリズミカルなので、いつもだったらカチッと振りをそろえてシンクロ率で魅せるものが多いんですけど、今回はいい意味で荒々しい雰囲気になっています。「YOUNG BLOOD」というタイトル通り、血が騒ぐ感じで、体の内側からグルーヴを出していく。それをみんなでそろえていくっていう振り付けになってるので、難易度的にも激しいダンスになってます」

――収録曲の「What’s Your Favorite?」は、テレビ東京系 ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』のオープニングテーマ曲としてすでにお馴染みです。オープニング映像ではみなさんもキャストに混じって一緒にダンスを披露していますが、まずはオープニング曲を担当することになったときの心境を教えてください。

TETTA「ドラマのテーマソングに自分たちの曲が起用されることもだし、キャストのみなさんが一緒に踊ってくれるっていうのも夢の一つだったので、“ワンエンもここまで来れたんだ!”ってうれしさがありました」

NAOYA「ドラマの現場って、いつもは一人で行って、“草川直弥”として紹介されるんですけど、今回“ONE N ONLYのみなさんでーす!”って紹介されたときは不思議な気持ちになりました(笑)。でも、オープニングでは“シャチ恋ダンス”っていうHAYATOが考えたドラマオリジナルの振り付けを、キャストのみなさんが踊ってくれるだけじゃなく、僕たちも出させてもらって。しかも、登場人物の中にアイドルオタクという設定の方がいて、その方はSWAGとしてドラマに出ているので、デスクに僕たちのグッズがあったり、歌を口ずさむシーンがあったり……。僕もドラマとかを観てそういうのに憧れもあったので、まさか自分たちがそうなれるなんて“うれしいな”って思いました」

――HAYATOさんは“シャチ恋ダンス”でどんなことを意識して振り付けしたんですか?

HAYATO「楽曲自体が結構セクシーで、振り付けもそれに合わせてかなり大人っぽい感じなんですけど、ドラマのほうは“ドラマを観た方たちにも踊ってほしいなぁ”と思ったんですよね。なので、かわいらしさだったり、覚えやすさだったりを意識して振り付けました。ドラマで先に覚えてくださった方が、ワンエンの振り付けのほうを観ると、また違った感じで楽しんでもらえると思います」

HAYATO

――ドラマはご覧になりましたか?

全員「もちろん!」KENSHIN「どういうタイミングで楽曲が流れるのか?って、特に1話だとすごい気になるじゃないですか」

HAYATO「そう。だから、セクシーなシーンから始まってドキッとしちゃいました(笑)」

KENSHIN「おお、なるほど……と思って(笑)。でも、ありがたいなって思いますね。オープニングテーマを担当させていただくだけでもうれしいのに、キャストのみなさんと一緒に踊らせてもらったり、SWAGという設定の方がいたり、こんなに作品と絡ませていただけてるっていうのがすごく光栄です」

――みんなで一緒に観たりもするんですか?

HAYATO「観るタイミングはそれぞれというか……一緒には観られないですね(笑)」

REI「なんか気まずいよね(笑)」

HAYATO「でも、こういう大人の恋愛を描くドラマに僕たちの曲を起用してもらえたのもうれしいですね。楽曲の雰囲気にも合うと思うし」

KENSHIN「どういうふうにストーリーが展開していくのか、毎回注目しながら観ています」

KENSHIN

――さらに、「STARLIGHT 〜未来ノトビラ〜」ではメンバーのみなさんが初めて作詞に参加。これはどういう経緯で誕生した楽曲なんですか?

NAOYA「コロナ禍で有観客ライブができなくなったくらいの時期に、(一緒に作詞をした)今泉圭姫子さんから“有観客ライブができるようになったときにファンの方に贈れるものがあったらいいよね。よかったら、みんなで作詞してみない?”とお誘いいただいて。僕たちもずっともどかしい思い、何かしたいっていう思いはあったので、すごくいい機会でした」

TETTA「作り方としては、最初にいただいた楽曲が英語詞だったんですね。なので、それぞれが感じた単語だったりフレーズだったりを圭姫子さんに伝えて、そこから圭姫子さんが日本語詞にまとめてくださいました。でも、パート分けとか符割りとかも自分たちでやったんですよ。圭姫子さんとも何度もやりとりをして、デモを作る段階から結構時間がかかったりしたので、曲を作る凄さだったり、楽しさだったり、僕たちの楽曲を作ってくださっているJUNEさんとかも含めて感謝の気持ちが倍増しました」

KENSHIN「僕は2番の最初のラップを歌ってて、<明けない夜なんてない>というフレーズも考えたんですけど、当初符割りが全然違って、圭姫子さんとすごい話し合って……。歌詞の12行だけでもこんなに大変なんだと思ったら、今まではいただいた楽曲を歌うだけだったけど、曲を作ることの難しさと楽しさを感じて、めちゃくちゃ勉強になりました。あと、やっぱり自分たちで作ったことによって愛着も湧くし、特別な想いで作ったので、思い入れの深い1曲です」

――1フレーズごとにみなさんのこだわりが詰まってるんですね。HAYATOさんやEIKUさん、REIさんはいかがですか?

HAYATO「僕は一番最初のラップを考えました。この曲自体は明るくて、みんなに元気とか勇気、希望を与える感じなんですけど、僕のパートだけは結構ネガティブな気持ちを歌ってるんです。最初に自分たちの本音を書いて、それをみんなで共有して、“でも大丈夫だよ”って伝えるような、ちょっとストーリーっぽい歌詞なので、通して聴いたときに自然と明るい気持ちになるといいなぁと思って。特に最初のラップでは、みんなの気持ちに寄り添っていけるように考えながら書きました」

EIKU

EIKU「僕は<原石>というワードを出させてもらったんですけど、最初にこの曲を聴いたときにみんなから出たワードが“光”とか“輝き”とか、自然と同じ方向性だったんですよ。で、“輝きを放つ前って何だろうな?”って考えて出てきたのが<原石>。“磨けば光るよね”って気持ちで出させてもらいました。それが出てくる<輝き放つ前の君は 原石さ>からのフレーズも、いろいろ歌い直して今の形になったので、そういうところを聴いてほしいです」

REI「僕は最初、初めて自分たちで作詞したこともあって、とにかく想いを込めて歌おうって思ってたんです。でも、1EIKUが歌割りで相談があるっていうので、僕とTETTAとボーカル3人で話し合ったことがあって、そこで2人からどういう理由でこのパートを僕に振っているのかとかを教えてもらったんですね。いつもは個人で集中してレコーディングに臨むことが多かったんですけど、そこでEIKUTETTAのアーティスト性みたいなものに触れて、“もっといい曲にしなきゃいけないな”っていう責任がより一層増しました。実際、EIKUもさっき言ってたDメロは本当にこだわっていたので」

――何度も歌い直して今の形になったという部分ですね。

EIKU「そうですね。歌い方もそうですけど、僕とREIくんのつながりとか、そういうところも考えながら」

REI

REI「例えば、僕が強い想いで歌って、EIKUが安心させる歌い方でつなぐとか。もっと細かい部分でも、いろいろこだわってレコーディングしました」

――そこまでみなさんの想いが詰まっているとなると、パフォーマンスも楽しみです。

NAOYA「今回、HAYATOが振りを考えて、僕が構成をやらせてもらって。楽曲を制作するにあたって時間もかかったし、みんながすごく想いを込めていたので、構成でも魅せたい、妥協はしたくないと思ってめちゃくちゃ考えました。特に曲の終わり方、<虹の向こうへ>ってところではリーダーであるHAYATOが僕たちを連れて行ってくれるような構成にしたり、<走り続けよう>では誰かが走ったり、タイトルの<STARLIGHT>に合わせて星を作ったり。歌詞に忠実に合わせるような構成になっています」

NAOYA

――今回の収録曲の中で、“メンバーのココを聴いてほしい!”ってポイントはありますか?

REI「それは僕、決まってるんですよ。「Whats Your Favorite?」でのHAYATOのラップ」

HAYATO「好きだね〜(笑)」

REI「ここがめちゃくちゃ力強いんですよ!TETTAのまっすぐ通る高音からHAYATOの力強いラップにつながる感じ。「Whats Your Favorite?」の、息遣いを意識したしっとりとした質感の中に、こういうのが入ることによって曲が締まるっていうのもあって、すごく好きなパートです」

HAYATO「ありがとうございます!」

REI「あ、ちょっと今の忘れてください(笑)」

EIKU「僕も「Whats Your Favorite?」で、<欲しがっていることくらい>から<閉じたまま身を任せろ>までのKENSHINの歌の雰囲気が好きです。なかでも<鼓動も操るから目を>の<目を>の歌い方。エッジで終わる感じがなんかいいなぁって思います」

HAYATO「僕は「FOCUS」のサビ前にある<ピントはもうブレない>で、ピントの<ン>がめちゃくちゃ好き。EIKUのパートなんですけど、途中でちょっと裏返るところがクセになるというか、繰り返し頭の中で再生されちゃいます。そこから、TETTAくんのパートがガンって入ってくる流れもいいんですよね」

KENSHIN「僕も「FOCUS」で、<Fakeじゃないlove>のTETTAくんの高音がめっちゃ好きです。TETTAくんの高音は、例えば「We Just Dont Care」とかもそうなんですけど、ワンエンの楽曲にすごく合う。この曲では存在感も増してて、必要不可欠だなって思います」

TETTA「「FOCUS」好きな人多いね」

NAOYA「僕は「STARLIGHT 〜未来ノトビラ〜」のDメロ、EIKUの歌い出しが好きです。めちゃくちゃ優しくて、包み込むような温かみのある歌い方なんです」

EIKU「そこ、僕も結構ポイントにしてます。歌ってても気持ちいいんです」

TETTA

――TETTAさんはどうですか?

TETTA「僕は「YOUNG BLOOD」のHAYATOのラップで<Tang! tang! tang!>です。デモに入ってたJUNEさんの歌が、すごい迫力だったんですよ。これに負けないくらいのものを、メンバーがどうやって表現していくんだろうと思っていたら、それに負けないくらいのHAYATO節で歌ってて。あの力強さは、この曲の肝だとも思うので、すごいなって思います」

――今みなさんが話してくださったそれぞれのポイント、改めて音源で聴き直したいと思います! そして、今作リリース後、5〜6月にはワンマンライブツアー『ONE N’ LIVE 2022 〜YOUNG BLOOD〜』が予定されています。そこに向けた意気込みを教えてください。

HAYATO「今年一発目のツアーなので、まずはこの『YOUNG BLOOD』のリリースで盛り上げて、ツアーにつなげていけたらいいな、と。今回は初めて自分たちで作詞もして、僕たち自身、どんどん進んで行けてる気がするんですよね。なので、ツアーのときは、それをさらにパワーアップさせて。曲の幅も、みんなで盛り上がれる曲、かわいくて楽しい曲、そして今回のEPで「YOUNG BLOOD」のような強い曲や「Whats Your Favorite?」みたいなセクシーな曲が加わるなどますます広がっていって、それによって見せ方の幅も広がるのかなって。僕たちも血が騒ぐし、応援してくれるSWAGのみんなの血を騒がせるので、楽しみに待っていてください!」

(おわり)

取材・文/片貝久美子
写真/野﨑慧嗣

ONE N’ LIVE 2022 〜YOUNG BLOOD〜

■日程
5/14(土) 大阪・Zepp Namba(OSAKA) 17:0018:00
5/22(日) 愛知・Zepp Nagoya 17:0018:00
6/4(土) 東京・Zepp Haneda(TOKYO) 17:0018:00
■料金
全席指定 ¥7,000(税込)
※入場時ドリンク代必要
※小学生以上チケット必要

【追加公演】
■日程
6/25(土) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂 17:30/18:30
6/26(日) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂 16:00/17:00
■料金
全席指定 ¥7,500税込)
※小学生以上チケット必要

ONE N’ LIVE 2022 〜YOUNG BLOOD〜

ONE N’ ONLY「YOUNG BLOOD」

2022年216日発売
初回生産限定盤
1CD(7曲)+BD+60P撮り下ろしフォト+ライブフォトブックレット

ZXRC-2086/8,250円(税込)
SDR

STREAM/DOWNLOAD

ONE N’ ONLY「YOUNG BLOOD」

2022年216日発売
通常盤/TYPE-A
1CD(6曲)
ZXRC-2087/2,530円(税込)
SDR

ONE N’ ONLY「YOUNG BLOOD」

2022年216日発売
通常盤/TYPE-B
1CD(6曲)
ZXRC-2088/2,530円(税込)
SDR

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