──6th シングルの表題曲「超絶SUMMERでバカになれ」は最高の曲ですね!
芳賀柊斗「初めてに聴いたときに、なんというか…“とんでもない曲がきたぞ!”と思いました(笑)。前作「罪と罰」でとてもカッコいい曲だったので、実は“次もカッコいい夏曲が来るかも”って、ワクワクしながらすごく期待していたんです」
高岡ミロ「こういったトンチキ曲はLienelの得意分野になりつつあるので、それはそれで好きなんですよ。でも…ちょっとふり幅が大きいですよね!?」
芳賀「だいぶね。だいぶだよ!(笑)」
森田璃空「僕は1人でいるときに初めて聴いたんですけど、もうずっと爆笑していました。“これはもう、すごい曲が出来たな”って思いました」
──この楽曲を制作した方、“ペンが乗っているんだろうな!”って思うくらいの歌詞ですよね。
森田「ハマったんでしょうね。こんなにも楽しんでいる歌詞はそうそうないと思うので、全力で僕も楽しみました。<UVガードは鉄壁ガードで>とか、これまでもこれからも言うことがなさそうな歌詞がたくさんあるんです」
高桑真之「ただ、前回のトンチキ曲「Curry on love」がカレー曲だったので、食べ物じゃなくて良かったです」
芳賀「好きな歌詞はあった?」
高桑「<冷やし中華始めました>かな?」
高岡「食べ物じゃん!」
一同「あはは!」
高桑「もう意味がわからなくて面白いです(笑)」
武田創世「僕はこの曲、かなり好きなんです。すごくノれますし、なにより曲調の変化がたくさんあるので、歌い方もパートによって変えたりしていて、ボーカルの腕の見せ所がたくさんあるんです。歌っていてすごく楽しいです」
──みなさん、驚きながらも楽しんでいたんですね。さて、近藤さんはどうでしたか?
近藤駿太「僕はすべての曲にリスペクトを持っているので、驚くとか、ガッカリとかまったくなかったですね(キリッ)」
一同「おいっ!」
芳賀「本音は?」
近藤「僕はいつも本音でしか発言しないですから、そこは勘違いしないで欲しいですね。ただ、この衣装はちょっとぶっ飛びかと(笑)」
一同「あはは!」
近藤「だって「罪と罰」の後はもっとクールでかっこいい衣装になると思っていましたし、なによりも夏こそは僕が大好きな王道アイドルソングが歌いたいじゃないですか!」
高岡「(前のめりで)諦めた方がいいよ、Lienelは!」
一同「あはは!」
近藤「うん、諦めました(笑)。でもいつか僕がプロデュースして、みんながびっくりするくらいの王道アイドルソングを歌いたいと思います!」
一同「おぉ~!」
高岡「みなさん、最初は“とんでもないトンチキ曲だな!”って驚くと思うんですけど、すごくメンバーにあった個性あふれる歌詞を歌っています。そこに注目してほしいですし、歌い方、盛り上げ方をちゃんと見て頂いて、一緒に楽しんでもらいたいです」
近藤 僕は<夏のせい、ていうか俺のせい???>という歌詞を、原因は自分にある。さんの「推論的に宇宙人」の<まさかのゲーセン⁉>の歌い方を意識して歌いました。僕自身、この曲が大好きで、よく聴いていたんですが、この「超絶SUMMERでバカになれ」を聴いた時に、“このセリフはあの言い方が合いそうだな”って思っていたんです。そしたら自分の歌割りになったので、その通りに表現してみました」
武田「僕も<脳みそ そおれそおれ 踊り出す>という歌詞は、とにかく盛り上がる所だと思って、お祭りっぽく歌っています。ライブで煽りになる曲だと思うので、元気に歌いました!」
高岡「Lienelの必殺盛り上げ曲がまた生まれましたし、とにかくみんなの情緒を振り回す自信があります!」
芳賀「味はかなり濃いめだよね」
──そこがいい所ですからね!
──そして、MVも最初に梅雨ver.が公開され、その後、フルver.が公開されるという遊び心たっぷりでしたね。
近藤「梅雨ver.はとてもどんよりと映っていますが、現場もどんよりとした天気だったんですよ(笑)」
高桑「学校のプールで撮影をしたんですが、合間に校庭でみんなでサッカーなどをして楽しめました!」
──もう学生ではないお兄さんたちは、懐かしい気持ちになれたんじゃないでしょうか?
近藤「でも、小学校のプールって、ビニールハウスみたいになっているから、あのタイプは新鮮だったよね?」
高岡「え? それって北海道だけじゃない?」
近藤「学校のプールってビニールの屋根がついているでしょ?」
高桑「ついてないよ」
武田「屋上にある所も多いよね?」
芳賀「え? 学校潰れない?」
一同「え!?」
芳賀「水って重いから、学校が潰れちゃうでしょ?(真顔)」
森田「潰れないよ! そこまで重くないでしょ?」
武田「仙台と違って東京は土地がないから…!」
高桑「そうそう!」
高岡「急なカウンター! ラップバトルみたい!」
芳賀「そういうこと? たしかに地元仙台の学校は広いわ…!」
──まさかの土地別“学校のプール”話になってしまいましたが、話を戻しましょう。
森田「そうしましょう(笑)。梅雨ver.のMV撮影は、夏っぽいことをたくさんしました。<冷やし中華始めました>のシーンで紙を破るシーンは、意外と難しくて何テイクも撮ったんです。努力の結晶を見てもらえると嬉しいです!」
芳賀「あと、サングラスじゃなくてゴーグルをかけていたり、プールで書道をしたり、意味がわからないかもしれないですが、そこは気にしないで楽しんでもらいたいです(笑)。そういえば、イカ焼きを持っている創世のカットがあるんですが、ものすごくビジュアルが良いんですよ!」
高岡「イカが出てくるから好きなだけじゃなくて!?(芳賀は無類のイカ好き)」
芳賀「いや、イカを抜いてもすごくカッコいい!」
──注目ポイントですね。
──そして、フルver.ではついに本当の海に行ったみなさんです。撮影はいかがでしたか?
近藤「撮影が宮古島だったので、青い空、青い海を期待していたんです。でも、宮古島についた瞬間、ものすごい嵐で!」
高岡「雷もすごかったよね」
──これまでのMVにも雨が登場しがちだからこそ、どうしてもLienelには雨がつきものになってしまうんですね? 雨も滴る…
近藤「いい男です!(大声)」
武田「でも、海辺でアレをみました! あの、エビみたいな、なんか収納される…」
高岡「ヤドカリ?」
武田「そう! ヤドカリを見られて海を感じました!」
近藤「あと、みんなでお揃いのTシャツを買ったよね?」
高岡「うん。本当に修学旅行みたいでした(笑)」
──その楽しさを感じ取ってもらえたらうれしいですね。
──そしてシングルには、カップリング曲が3曲収録されています。どんな曲になりましたか?
近藤「「AMAZING WORLD』」、Lien(ファンネーム)に向けたエールソングです。すごくストレートで、聴けば頑張れるような曲ですし、初回限定メンバーソロ盤では、メンバーからLienへのひと言がそれぞれ収録されています。夏に落ち込んだら聴いて元気をだしてほしいです。僕のお気に入りの曲です!」
高岡「僕たちは1曲の振り入れにいつもだと4時間くらいかかるんですが、今回は決して簡単なわけではないのに、1時間40分で終わったんです! やっぱり、Lienへの気持ちが入ると、より気合いが入ることを再確認しました」
近藤「横一列になるような振り付けもあるので、みんなで応援している感じがあるよね」
高岡「そう! きっとLienのみんなも、ライブで一緒に楽しめる曲だと思うので、ライブに来て一緒に踊りたいです」
芳賀「「Blown out」は、バチバチのダンスで圧巻するような曲になっています。曲調はすごくカッコよくて、僕はすごく新鮮だったんですけど、“ディスコチューンという90年代に流行った曲調だよ“とスタッフさんに教えてもらいました。きっと、大人の方には懐かしく、僕たちの世代には新鮮に響くと思います!」
森田「歌詞はすごくナルシスト感があって、ダンスで女の子をキャーキャーさせるような余裕さを感じさせる主人公を歌っています。なのでパフォーマンスも、自信を持ってみんなが踊っているので、そこにも注目してほしいです」
武田「「Tokyo Mellow Night」は、とても大人っぽい曲です。ラブソングではあるんですが、“Lienelがこういった曲も挑戦できるんだ“と驚きました。これまでにありそうでなかった、すごく余裕のある曲になっています」
高桑「この曲の振り付けがすごく好きなんです。とてもオシャレで、大人の恋を彷彿とさせる曲になっています」
──本当にバラエティ豊かな1枚になりましたね!
高岡「この曲たちが、ライブでどう展開していくのかがすごく楽しみです!」
──では最後に「超絶SUMMERでバカになれ」のタイトルのように、最近“バカだなぁ”と思ったことを教えてください!
近藤「実は、この衣装のまま、さねとミロ、僕と璃空の4人で休憩時間に恵比寿の街をフラッと歩いたんです」
芳賀「まじであり得ない!」
高岡「すれ違った方に“やばいだろ…”と小声で言われたのはキャッチしました(笑)」
近藤「すごく見られたんですよ。でも、恥ずかしがったら負けなので堂々と歩きました!」
森田「あまりにもじろじろ見られてビックリしました。夏祭りにはぜひ同じようなファッションでお出かけして、注目を浴びて欲しいです!(笑)」
武田「僕は沖縄にMVを撮影しに行った時に、夜に映画『犬鳴村』を観たんです。それがものすごく怖くて、ミロと寝るまで脅かし合っていました。でもそれが本気になっちゃって電気を消した後も1時間半くらい脅かし合って眠れなかったんです(笑)」
高岡「ちょっと長かったな(笑)」
芳賀「僕は、バカなことはないからな~!」
近藤「本当にプライベートが謎!」
高桑「でも最近、買い物に誘われたんですよ! そこでおバカなところを探してきます!」
芳賀「あはは!」

取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣
- Vol.2:近藤駿太、武田創世、高桑真之、3人のSPECIAL TALK
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- Vol.1:芳賀柊斗、高岡ミロ、森田璃空、3人のSPECIAL TALK
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RELEASE INFORMATION

Lienel『超絶SUMMERでバカになれ』
2025年8月20日(水)発売
通常盤/ZXRC-1271/1,980円(税込)
初回限定メンバーソロ盤(芳賀柊斗 ver.)/ZXRC-1272/1,980円(税込)
初回限定メンバーソロ盤(近藤駿太 ver.)/ZXRC-1273/1,980円(税込)
初回限定メンバーソロ盤(高岡ミロ ver.)/ZXRC-1274/1,980円(税込)
初回限定メンバーソロ盤(森田璃空 ver.)/ZXRC-1275/1,980円(税込)
初回限定メンバーソロ盤(武田創世 ver.)/ZXRC-1276/1,980円(税込)
初回限定メンバーソロ盤(高桑真之 ver.)/ZXRC-1277/1,980円(税込)
LIVE INFORMATION

Lienel 4th Live Tour 2025 “Miracle”
2025年9月13日(土) 大阪 NHK 大阪ホール
開場17:00 /開演18:00 ※SOLD OUT
2025年9月27日(土) 愛知 Niterra 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
開場18:00 /開演19:00 ※SOLD OUT
2025年9月28日(日) 愛知 Niterra 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
開場17:00 /開演18:00
2025年10月13日(月・祝) 東京 LINE CUBE SHIBUYA
<1部> 開場14:00 /開演15:00
<2部> 開場18:00 /開演19:00
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