──4月29日はONE N’ ONLYの結成記念日です。メジャーデビューを経て迎える結成8周年は、これまでと違う感慨がありますか?
REI「振り返ると、自分たちの“伸び”が、いい意味で期待を裏切りながら前に進んできたと思います。特にパシフィコ横浜(2024年4月27日)でのワンマンあたりから、どんどん規模が大きくなっていって。でも、スタンスは変わってないから、そこがワンエンのいいところだと思います。だからこそこれからも戦えると思っていますし、僕たちももっと大きいステージに立ちたいですし。結成から8年、こう思えていることが(当時からしたら)意外ですし、感慨深いです」
NAOYA「8年前に想像していた未来より、よりアグレッシブだったというか…波乱万丈とも言えますけど、濃い8年間でした」

──そんな記念すべき日にリリースされたのが、メジャーデビューして2作目となるシングル『WARAiNA』です。表題曲「WARAiNA」はワンエン史上最大級の“ハイパースマイルソング”とのことですが、選曲はどのように行われたのでしょうか?
HAYATO「最初の段階は、僕たちが見せたことのない一面を見せるべきだというところもありつつ、ポジティブで明るい楽曲というイメージもあって。なので、そこを目指してみんなで作り上げていきました。楽曲全体のテンションや空気感はもちろん、「WARAiNA」というタイトルも、話していくうちに出てきたものなんです」
NAOYA「デモをもらってから完成するまでの間にメンバーだけで話し合ったりしました。5人で意見が一致しないときもあったんですけど、そこをみんなで話し合いながら、試行錯誤しながら、辿り着いたのが今の形です」
──特に意見を交わしたところはどのようなところなんでしょう?
NAOYA「“サビの部分はもっとキャッチーにしたい”とか、“もう少しインパクトある曲にしたいよね”ということは話し合いに出ました。大合唱のパートもデモの段階ではなかったので。メンバーだけではなく、スタッフさんたちも含めてみんなで作っていきました」
──その中から「WARAiNA」というタイトルも生まれてきたんですね。その経緯も教えてもらえますか?
REI「もともとデモのタイトルが「One Right Now」だったんです。でも、“サビをキャッチーにしたいね”という話と、“もう少し聴き馴染みがある言葉にしたい”というので、サビのフレーズを変えようとして…。いろいろ話した結果、“One Right Now”が“笑いな”に聴こえるので、歌詞やタイトルを<WARAiNA>に変えました」
──このサウンドからすると、コレオもかなりキャッチーな感じになりそうですね?
HAYATO「はい。特にサビのパートは足のステップや手振りが多くて…でも、1回で覚えられるような雰囲気のコレオになっています。間奏ではしっかり踊りで魅せるパートもあって、疾走感もあるので、すごくバランスのいいコレオになっています」
──コレオはどなたにお願いしたんですか?
HAYATO「s**t kingzのshojiさんです。これまで何回もお願いしたいタイミングがあったんですけど、今回、その念願が叶って初めて実現しました」
NAOYA「僕が事務所に入ったときから見ているダンス動画は、それこそREIから教えてもらったs**t kingzさんの動画だったりしましたし、テレビでも見ていました。振り入れのときも、いつも力が入るんですけど、今回はより“あっ、shojiさんだ!”ってなりました(笑)。やっぱりすごかったです。今回、2日後にはMV撮影という状況での振り入れでしたけど、覚えやすくてキャッチーな振りを作ってくださって、“さすがだな!”と思いました」
──MVの仕上がりも気になりますが、やはり多幸感溢れる感じになっているのでしょうか?
REI「はい。これまでの楽曲でも柔らかいテイストのMVはありますけど、「WARAiNA」は笑顔が強調されている部分が多くて。僕たちの自然な笑顔や5人の空気感、そういうところを楽しんでもらえると思います。色味的なところも含めて、観ると気持ちが明るくなるような内容になっているので楽しみにしていてほしいです」
──そしてカップリング曲ですが、まずは「Samba de Night Fever」。この曲は昭和歌謡とサンバをミックスしたようなテイストの楽曲で新鮮というか…ワンエンにしかできない曲ですね。
HAYATO・REI・NAOYA「はい(笑)」
NAOYA「カップリング曲では“かなり振り切って盛り上げる感じの曲をワンエンがやったらどうなるだろう?”と思っていろんな曲を集めていました。で、集まった曲を聴いた中でも、この曲は強かったです。イントロからというか…最初の<Come on!>が衝撃的すぎて(笑)、メンバーとスタッフさんみんなで“これだよね!”ってなりました」
──レコーディングのときにこのテンションに持っていったり、それをキープしたりするのが大変そう…と想像してしまいました。歌入れで気合を入れた部分やこだわったパートなどを教えてください。
REI「<楽しむ才能 開花しよう?>というところは本当、街中で声をかけた女の子に向けて言っている感じです。はたから見るとフラれることはわかっているんだけど、カッコつけたキザな感じを意識しました。あまり息継ぎがないのでかなり厳しかったんですけど、ちゃんとシチュエーションを決めてイメージしないと難しいリリックだったので…。あと、音域的にはこの僕のパートと、1つ前のTETTAのパートを入れ替えた方がお互いやりやすいんですけど、リリック的に今の歌割りの方が面白いということで任されたので、頑張りました」
NAOYA「そこがシュールな分、ラップはバチバチにって意識しました。あと、サビに入る前の<Let’s go!>はバカになってやりました(笑)」
HAYATO「僕はイントロから、この曲のテンションをプレゼンするような雰囲気でやったので、しっかりとやり切りました(笑)ブースで暴れながら録りましたし(笑)」
──TETTAさんやEIKUさんもそういうテンションでしたか?
REI「EIKUちゃんは<超ハジケたい? (ハジケたい)>のところは相当頑張っていて、(ブースの)外で笑いながら聴いていました(笑)。でも、ちょっとふざけつつも声量がしっかりある絶妙なラインを突いていたので、“ここまでやるのか。ヤベェ、僕も頑張らないと!”と思いました」
NAOYA「TETTAはちょうど主演舞台と重なっていたこともあって、少し苦戦していたというか…。TETTAがあんなにナイーブなところを久しぶりに見ました。でも、実際のレコーディングではそれを感じさせないくらい頑張っていましたし、何回もトライしてベストを尽くしていました」
──この曲はどんなコレオになるんでしょう?
HAYATO「まだ完成していないですけど、“とにかくヘンテコな振りにしてください”というリクエストをしています(笑)。“みんなでハジける!”がテーマです」
──もう1曲のカップリング曲が「Beast Mode」。この曲は安定のワンエンテイストの仕上がりで、収録曲の中でこの曲を聴くと安心します(笑)。
REI「そうですよね(笑)」
NAOYA「そういう意味合いも少しあります。“バランスを取る”じゃないですけど(笑)。あと、実はこの曲はメジャーデビューシングル『BLAST』(2025年)の時期から候補としてずっとあった曲です。もちろんそこから進化しましたけど、“やっと出せる!”って感じです」
──そうだったんですね。今回のリリースにあたり、どういうところをブラッシュアップさせたんですか?
HAYATO「“最強!”みたいなサウンドです。あと、“Beast Mode”なので、レコーディングブース入った瞬間に、自分の中の“獣”を解き放っておきました(笑)」
NAOYA「元のデモを知っていたので、リリックが進化していたり、サウンドも強くなっていて、“ここまで強度が上がるんだ”というのは感じました。<もっと吠えろ>とか、歌っていてもすごく気分が上がって、気合いが入りました」
REI「野獣感を出したいのは、みんなの共通認識としてありました。綺麗に歌い上げるより、表現的にハマる方を優先してレコーディングしていました」
──「Beast Mode」もカロリーを使うレコーディングだったんですね。
──『WARAiNA』のレコーディングのために、いつもとは違う特別な準備をしたなんてことも?
HAYATO「「Samba de Night Fever」では、もう本当に“正気じゃやってられねぇ!”と思って(笑)、サングラスをずっと変な掛け方をしてレコーディングしていました。普段は割とシンプルに、素直にやりたいタイプですけど、「Samba de Night Fever」はパーリーピーポーな気持ちで臨みました。そしたら、その流れで気持ちよくなって「Beast Mode」もハジけてしまいました(笑)」
NAOYA「ん?…レコーディングは逆だったよね?(笑)」
HAYATO「あっ! 逆だったわ! 記憶が改ざんされていた(笑)。「Beast Mode」を先に録って、その後「Samba de Night Fever」でした」
NAOYA「だから逆にはっちゃけられたんじゃない?」
HAYATO「そうだ、ありがと!」
REI「ありがとってなんだよ(笑)」
NAOYA「「Beast Mode」は丁寧にレコーディングしていったので、だからこそ「Samba de Night Fever」でみんなはっちゃっけました」
HAYATO「そう! そういうことが言いたかったんです(笑)」
──(笑)。記憶も入れ替わってしまうくらい「Samba de Night Fever」はみなさんの中でもインパクト絶大な1曲だったんですね。
HAYATO「そうですね。でも、「Samba de Night Fever」みたいな曲はメンバーが求めていたんです。“ぶっ飛んだ感じの曲がやりたい”というのは以前から言っていたので」
──それはどういう理由からですか?
HAYATO「心がそう叫んでいました(笑)。でも、やっぱりライブで盛り上がるイメージって、すごく楽しいですし。ワンエンのライブのあの雰囲気、あの熱量、SWAGと一緒になっている感じは、すごい強みだと思うので。それを音源にそのまま乗せてしまいましたってテンションを求めつつ、自分たちらしさも出したかったので、欲しい要素を凝縮したのが「Samba de Night Fever」なんです。あと、どこかEBiDANのDNAも感じてもらえるとうれしいです」
──「Samba de Night Fever」というタイトルからしていいですよね。
HAYATO「ライブで、“次の曲は「Samba de Night Fever」!”って早く言いたいです(笑)」
──その後のSWAGの盛り上がりまで目に浮かびます(笑)。ですが、その光景はライブのときまでお預けなので…ここではみなさんが最近フィーバーした出来事を教えてもらえますか? 大きなことでも、些細なことでも大歓迎です!
REI「それでいうと、僕は家でソファに座りながらポケモンをやっているときです。ほんと小さなことなんですけど(笑)」
NAOYA「僕は運転していて、全部信号が青だったとき」
REI「あ〜、それフィーバーだね」
HAYATO「僕は靴かな? 僕、スニーカーの紐を結んだまま脱いだり履いたりするんですけど、踵が一撃で“スポン”と入ったとき。今日とかすごく気持ちよく入ってフィーバーしました。…って、あれ? あんまり?」
REI「いや、わかる、わかる」
HAYATO「たまにマジで入らないときあるじゃん?」
NAOYA「入ったと思ってもちょっと折れちゃうときとか」
HAYATO「そう! で、やり直してさ」
REI「折れたとこ直そうとするんだけど指が痛いんだよね」
HAYATO「そうそうそう! 共感度高くてよかった(笑)」
──(笑)。では最後に、少し先の話になりますが7月(兵庫・神戸)と9月(東京・代々木)に控えている『LIVE TOUR 2026 「INFERNO」』に向けての意気込みを教えてください。
HAYATO「『WARAiNA』の制作期間があったので、正直まだしっかり決まっているとは言えないですけど…(※取材時)。ここからさらに気持ちを高めて取り組んでいきます!」
――今回のシングルの3曲は…?
REI「やりたいね?」
NAOYA「やりたい!」
HAYATO「絶対やるよね。なので、たくさん聴き込んで会場に来てください!」
(おわり)
取材・文/片貝久美子
写真/野﨑 慧嗣
RELEASE INFORMATION

ONE N’ ONLY 『WARAiNA』初回限定メンバーソロ盤 TETTA ver.
2026年4月29日(水・祝)発売
CD/UPCH-7818/1,320円(税込み)

ONE N’ ONLY 『WARAiNA』初回限定メンバーソロ盤 REI ver.
2026年4月29日(水・祝)発売
CD/UPCH-7819/1,320円(税込み)

ONE N’ ONLY 『WARAiNA』初回限定メンバーソロ盤 EIKU ver.
2026年4月29日(水・祝)発売
CD/UPCH-7820/1,320円(税込み)

ONE N’ ONLY 『WARAiNA』初回限定メンバーソロ盤 HAYATO ver.
2026年4月29日(水・祝)発売
CD/UPCH-7821/1,320円(税込み)

ONE N’ ONLY 『WARAiNA』初回限定メンバーソロ盤 NAOYA ver.
2026年4月29日(水・祝)発売
CD/UPCH-7822/1,320円(税込み)
LIVE INFORMATION

LIVE TOUR 2026 「INFERNO」
2026年7月4日(土) 兵庫 神戸ワールド記念ホール
開場17:00/開演18:00
2026年7月5日(日) 兵庫 神戸ワールド記念ホール
<1部>開場11:30/開演12:30
<2部>開場17:00/開演18:00
2026年9月12日(土) 東京 国立代々木競技場 第一体育館
開場17:00/開演18:00
2026年9月13日(日) 東京 国立代々木競技場 第一体育館
開場15:00/開演16:00
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