──1ST ALBUM『WHO I AM』がついに完成しましたね!
RINON「待望のアルバムです! デビューから1年が経ち、完成した『WHO I AM』のタイトル曲は「THIS IS ME:I」という、かなり強気なタイトルの楽曲です。これまでME:Iが培ってきたものや、新曲も5曲収録された、“ME:Iとは?”がしっかりと詰め込まれた自信満々のアルバムになりました」
KOKONA「1ST ALBUMを作る前は、不安もありましたし、“新曲はどんな曲になるんだろう?”という気持ちもあって。でも、いざ「THIS IS ME:I」を聴いてみたら、個性もあって唯一無二、ME:Iらしさが詰まった曲だったので、YOU:MEのみなさんにはすごく喜んでもらえると思いました。他の4曲もどれもタイプが違う楽曲で、カッコよかったり、可愛かったり、爽やかだったり…いろんなME:Iの姿を見ていただける曲が揃いました」

──1ST ALBUM『WHO I AM』を通して聴くと、“強さ”を感じることができますが、お二人がお互いに強さを感じる瞬間を教えてください。
KOKONA「私、あまりトークが上手くなくて…。なので、率先してラジオやテレビ番組などで話してくれるRINONは、すごく頼れます」
RINON「私は小さなころから言葉が達者で、空気を読まずに話すタイプだったんです(笑)。でも今はちゃんと話の順序に沿って話したり、支離滅裂にならないように気を付けるようになりました」
KOKONA「伝えたい気持ちが先走っちゃうんだよね」
RINON「そうなんです(笑)。でも、今は以前よりもちゃんと話せるようになった気がしています」
KOKONA「それに、おもしろいことを言ってくれる信頼感もあるので、頼りにしています!」
RINON「頑張ります(笑)。KOKONAは、私と同じで負けず嫌いなんです。私もKOKONAも、これまでは“無理だ…”と思ってしまうと諦める選択をすることが多かったんです。でも、今は“とりあえずやってみるか!”と思えるようになりました。それに、いい意味でお互い頑固なので、なかなかうまくいかないときでも“よし、やってやる!”って気合いが入って、出来ないまま終わらせないんです(笑)。そこはかなり強くなったと思います」
KOKONA「りんりん(RINON)がつねに“やるしかないっ!”という感じなので、影響されて強くなりました(笑)。いま、りんりんが言ってくれたように、以前の私はダメだと思ったら逃げ出したりもしていて…。今は自分でも成長したかな?と思っています」
RINON「さっき、KOKONAは私に“面白いことを言ってくれる”って言っていましたが、KOKONAはそこに関して伸びしろがあるんです!」
KOKONA「はい! 伸びしろしかないです!(笑)」
RINON「そうらしいです(笑)」
──楽しみにしていますね(笑)。
──お二人は地方で生まれ育ち、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のオーディションをきっかけにデビューとなりましたが、お互いの環境が似ていたからこそ刺激をし合える存在だったのではないでしょうか?
RINON「そうですね。それに、この1年間は、何があってもやらなくちゃいけない環境だったので、“できない”という選択肢がなかったんです。毎日のように、期限までに絶対に振り付けを完成させなくちゃいけないということがあったので、いい意味で忍耐力、精神力がつきましたし、1人の人間として強くなりました。それに、今は3時間で次の音楽番組のカバー曲の振り入れをしたり、2回の通しで絶対に覚えなくちゃいけないということがザラにあるので、とにかく“やります!”と言い続けていて(笑)」
KOKONA「これを毎日のように続けていると、“あれ? 私ってこんなに記憶力良かったっけ?”と思うくらい吸収する時があるんです。音楽番組では構成が変わることもよくあるんですが、だんだんと慣れてきている自分に驚きます」
──脳みそって、使うほどに大きくなるのでは…!
RINON「そう思います!(笑)」
──とはいえ、かなり大変な環境に身を置き、グッと成長できたのは、どんなマインドだったからだと思いますか?
RINON「私はアイドルやアーティストの方を見てこの業界を目指したので、諦めそうになったり、“表現力はどうしたら良いんだろう?”とか、ステージとの向き合い方で悩んだときは、好きなアイドルのステージを見て初心を取り戻すようにしています。すると初心に戻って、すごく頑張れます。なかでも、私の起点となった少女時代さんのMVは良く見ています」
──今の自分を、当時少女時代を見ていたRINONさんに見せてあげたら驚くでしょうね!
RINON「ひっくり返ると思います(笑)。自分があの頃の憧れた存在に少しでも近づけたことは大きな自信になるので、これからもポジティブに乗り越えていきたいです」
KOKONA「私は悩むと、以前から芸能活動をしていたメンバーのこれまでの経験などを聞いて参考にさせてもらっています。とくにMOMONAちゃんは、本当にいろんな経験をしてきているので、すごくいいアドバイスをくれるんです」
──特に参考になったのはどんなことですか?
KOKONA「MOMONAちゃんって、ものすごくステージを大事にしているんです。何年もやってきているからこそ、大変なことがあっても、ステージを好きな気持ちは忘れないようにしていると聞いて、その言葉が心に響きました。」
──素敵ですね。
──それにしても、ME:Iのみなさんは、とにかく現場が多いからこそ、かなりの柔軟な対応力がついたのではないでしょうか?
RINON「そうですね。韓国での活動では、今まで練習をしてきたディティール、構成、そしてビジュアル面をいかに美しく見せるかということに重点を置くのですが、フェスになると、ビジュアルよりも場を盛り上げることが大事になります。それこそMOMONAちゃんは経験者なので、1回1回のステージでいかに新規のファンの方を巻き込むか?というところに気合いが入っていますし、その場の対応力が桁違いなんです!」
KOKONA「ME:Iのメンバーはみんな、フェスが大好きなんです。でも、野外フェスはかなり暑かったりで体力が必要で…。なので、みんなでパーソナルトレーニングを受けて準備をしています。ただ、この前は急に雨が降って来て、イヤモニから“屋根の外から出ないで!”と指示が出て、一気に構成が変わった時があったんです。こういったことがあると、デビュー当時ならバタついていたと思うんですが、今はすんなりと出来るようになって成長を感じています」
RINON「フェスで頑張った後は、みんなものすごい勢いでごはんを食べていて(笑)。少ししか時間がなくてもケータリングをチェックして、どうやって食べ尽くすか?ということを考えています(笑)」
KOKONA「ステージ以外の時間はそればっかり考えてるよね(笑)」
RINON「大きいフェスのケータリングはまるまるメロン削りやいちご削りもあったり…この前は台湾ラーメンもあったんですよ! 屋台がそのまま来ていて本当に美味しかったです!」
KOKONA「海鮮丼もあって、思わずおかわりをしちゃいました!」
──たくさん食べていて安心しました!
──では、1ST ALBUM『WHO I AM』に収録されているお気に入りの新曲についても教えてください。
RINON「私がお気に入りなのは「Royal Energy」です。この曲はME:I初のクールな曲です。私がこれまで、ずっとやりたかったコンセプトだったので、すごく嬉しかったです。ダンスもすごくカッコよくて、今までにないワイルドな振り付けも入っています。最高難易度のダンスで難しかったんですが、早く踊れるようになりたいという気持ちが強くて、一気に乗り越えることができました。新しいME:Iが見ていただけるはずです!」
KOKONA「私もすごくこの曲が好きです! これまでの“可愛い”というイメージの楽曲に、こういうカッコいい曲が加わることで、絶対にギャップを感じてもらえると思っていて。すごく楽しく覚えることができました」
──歌詞で共感できるところはありましたか?
RINON「私のラップパートで、<ありのままでいい I wanna be me/⾔わせておけばいい>という所があるんです。強気で、“これが私だから自分のままでいい、陰口も言わせておけ”というリリックに、“しびれるぜ!”と思いました(笑)。ラップだと、こういった強い言葉も発することができるのですごくいいですよね」
KOKONA「私は<誰だってそう輝けるよ>というパートが好きです。この言葉通り、しっかりとメッセージ性も込められているので、歌詞を見ながら聴いてもらえると嬉しいです。あと、「Fan Letter」も大好きです。初めてこの曲をもらった時に、聴いた瞬間に、ステージでみんなが歌っている姿が想像出来て、泣いてしまいました。YOU:MEのみなさんに向けてのバラードなので、“ツアーの最後で歌うと号泣だろうな“と思っています。早くみなさんの前で歌いたいです」
RINON「ファンレターって、どうしても“ファンの方から私たちに“という意味で取る方もいると思うんです。でも、「Fan Letter」は私たちからファンの方に向けての感謝の手紙です。お互いに向けて書くラブレターになっているので、ストレートに曲に感謝の気持ちを乗せて歌いたいです」
──そしてタイトル曲となる「THIS IS ME:I」も、改めて素敵な曲ですね!
KOKONA「歌詞がとてもいいんです! ポジティブな気持ちになれて、パフォーマンスをしていても勇気づけられます。ダンスブレイクもかなりサプライズのようなパフォーマンスになっているので、楽しんでいただきたいです!」
(おわり)
取材・文/吉田可奈
写真/中村功

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