ME:Iが記念すべきデビュー日に、3RD SINGLE『MUSE』リリース記念SHOWCASEを開催！収録曲4曲をお披露目＆初ツアー開催決定のサプライズも！＜オリジナルイベントレポート＞

4月17日にデビュー1周年を迎えたME:I。

この記念すべきデビュー日に、3RD SINGLE『MUSE』リリース記念SHOWCASEを開催！　今作は、誰かに憧れて夢を叶えたME:Iが新たに誰かの夢となり、憧れとなる姿を描いた『MUSE』と、テレビアニメ『ポケットモンスター』エンディングテーマ曲『Ready Go』のダブルタイトルシングル。会場には、この日をお祝いするために抽選で選ばれた幸運なYOU:MEが集まった。

真っ白い衣装に身をまとった9人が登場し、『MUSE』がスタートすると、YOU:MEの大きな掛け声が重なり、すでに会場は大歓声に包まれていく。SNSで話題となっている“お化粧ダンス”や、RANを中心にキレッキレなダンスブレイクを見せると、会場はさらに沸き立ち笑顔が溢れていく。興奮のまま1曲目が終わると、MOMONAの「やっほー！」という声に会場は一気にリラックスムードへ。

そのまま全員の自己紹介を終えると、ME:Iのキャラクターである“ミャイ”の司会進行のもと『憧れ』トークがスタート。

MIUは『宇宙兄弟』を読み宇宙飛行士に憧れていたことや、SHIZUKUは幼少期に身体が弱く、病院の小児科の先生に助けてもらい笑顔にしてもらった経験から、お医者さんに憧れたことを話すも、「中学生のころから勉強ができなくなって…」と話すとミャイが「ME:IになってYOU:MEのみんなを笑顔にしているから夢が叶っているよね！」とナイスフォロー。

MOMONAは少年マンガを読んで育ち、海賊王に憧れ、「仲間を集めていつか海に出ると決めていました。結果的に仲間を集めて音楽、この業界という大海原を走っている最中」と話した後、小学3年生の時に、戦いのトーナメント戦を開き、年上の男の子を倒し優勝したという最強エピソードも暴露。会場がどよめくとMOMONAは「もちろん、マットの上で安全な状態ですよ⁉」と注釈をつけ笑いを誘うシーンも。

さらにRANはお菓子の大人買いに憧れ、サンタさんにダンボールひと箱買ってもらったことを話し、KEIKOはいつも遊んでくれたお兄ちゃんに憧れ、小学生の頃は稲妻が書いてある筆箱を使っていたことを報告。

KOKONAはプリンセスに憧れいまでもティアラを集めていることを話し、AYANEはイルカショーのイルカが、自分がなりたいアイドルのすべてを詰め込んでいるという独自の見解を示し、「まだあきらめていません！」と断言。

SUZUは空手のオリンピック選手に憧れていたことを話すと、メンバーから「MOMONAと戦ってみたら⁉」とまさかの提案を受け、RINONは「億万長者、社長になることはあきらめていません！」と宣言し、笑いを誘った。

そんな彼女たちのように、かわいらしい少女たちの憧れをアフォガードにちなんで表現した曲『Affogato』も初披露。一列になり、それぞれの歌声を活かし、まっすぐにYOU:MEを見つめて歌うパフォーマンスに会場は耳を澄ました。

この日はさらにテレビアニメ『ポケットモンスター』エンディングテーマとなる『Ready Go』を初披露。歌詞にリンクしたという振り付けはかなり細やかで難易度が高いもの。彼女たちがこの1年で成長したからこそ見せることができるパフォーマンスに、大きな歓声が上がり、MOMONAがステージを締めようとすると、いきなり暗転！

メンバーたちは「いやだ！」「何⁉」と抱き合って震えると、ビジョンにはこれまでのME:Iのライブ映像が流れ、初の全国アリーナツアーがサプライズ発表！するとAYANEやMOMONA、RANやSUZUが号泣しはじめ、彼女たちがライブを待ちわびていたことが伝わってくる。

ツアーの発表を受け、SUZUはほろりと流れた涙を手でおさえながら「全く予想してなかったのでビックリしているんですが、みんなで全国をまわれるということで…やったぞー！」と最高の笑顔を浮かべ、凛とした表情で話し始めたSHIZUKUも、お礼を言い始めると声が震えはじめ、涙を流しながら「一緒に夏を、最高の日々を過ごせると思うと楽しみでいっぱいです」とひと言。

RINONは涙を見せることなく、しっかりとした口調で「発表された地域を調べて、何を食べるか考えます！　待っててね！」と彼女らしくコメント。

KOKONAは「私たちだけのチカラではないし、スタッフさんやYOU:MEのみなさん、いつも支えてくれる人達がいるからだと思うので、みなさん楽しみに待っていていただけると嬉しいです！」と感謝を述べると、MOMONAはずっと泣きながら「自分の不器用さや未熟さを痛感するばかりでリーダーという役職をしていますが反省する事ばかりで…」と話すと、メンバーたちが近寄り、さらに声が震え、「みんなのことが大事だなって本当に思うし、ひとりひとりが可愛くて、愛おしくて、この子たちと一緒にやることに意味があって」とメンバーへの愛を言葉にすると、「メンバーもそうだし、愛してくれるみんなも大好きです！」と宣言。

RANはMOMONAとツアーしたいねと話していたことを話し、「来てくれたら後悔させないステージにするので会いに来てください！　大好きです！」と大きく叫んだ。

MIUは「これまで大きなステージに立たせてもらったことに対し、自分たちは相応しいのだろうかという想いを抱きつつも頑張るのみだったんですが、今回のツアーも不安があるにせよ、みんなならいいものが作れると思います」と笑顔で話し、AYANEは「みなさんのおかげでいつも夢が実現できているのでありがとうございます！」と気持ちを届けた。

これらのメンバーのコメントを真顔でずっと聞いていたKEIKOは自分の番になると気持ちがあふれるように涙が流れ出し「2年目はもっとレベルアップしなくちゃいけないと思っていて。みなさんがついてきてくれるかわからなかったから、大丈夫かなってずっと思っていたんです」とこれまでの不安を吐露。「でもこうやってツアーが決まって、去年よりもっと、もっともっと頑張って、3年目も頑張ります！」と話すとメンバーから「まずは2年目ね！」とツッコミを受け、顔をくしゃくしゃにして泣き笑いを見せていた。

最後には『Million Stars』をパフォーマンスし、疾走感あふれる“史上最速ダンス”を披露。YOU:MEも想いがこみあげたのかこの日一番の盛り上がりを見せ、イベントは終了した。

初の全国アリーナツアーという嬉しいニュースから始まったME:Iの2年目。喜怒哀楽、すべてを素直に見せてくれる彼女たちの成長は、まだまだ止まらなさそうだ。

取材・文　 吉田可奈