――初登場となるので、皆さんのことを知るために、お隣のメンバーの紹介をお願いします!

阿久根温世「はい!八神遼介は、チームの最年少で、811日に15歳になります。SNSの生配信などでは物静かでクールなキャラクターに見えますが、メンバーの中では一番うるさいキャラと言っても過言ではないんです。たまに面倒に感じることもありますが、かわいいから許しちゃうタイプですね(笑)」

筒井俊旭「朝早くても、ずっと変わらないテンションなので、本当に元気なんです!」

阿久根「合宿をした時は、いろいろ考えているのもわかったし、真剣な場面が多かったんですが、最近は少しゆとりがでて、自然体になってきたように思います」

八神「そんなにうるさいですか…!?」

一同「うるさい!(笑)」

――あはは。最年少でいじられキャラなんですね。

志賀李玖「もっとこのキャラクターをファンのみなさんに見せられるように、引き出していきたいと思っています(笑)」

八神「頑張ってください(笑)」

志賀「僕たち次第だった!(笑)」

八神「千田波空斗くんは、年齢が18歳で植物が大好きです。歌が上手で、みんなの話をちゃんと聞いて、広げてくれるんですよ」

志賀「幅広いジャンルの話を広げてくれるので、波空斗がいるといないでは、会話の盛り上がり方が違いますね。それに、ボケる人が多いので、いつもツッコんでいるイメージ!」

千田「いや、なんでみんながツッコまないのかわからないくらい、ボケが蔓延しているんですよ(笑)。とくに“シガリク”から出てくる天然ボケは、ツッコまずにはいられない!」

志賀「ツッコんでほしいから、ボケてるんです(笑)」

千田「あはは」

千田「中村旺太郎は、19歳で、意思がしっかりとしていて、とても熱い男です。ダンスの振りの入り方が驚異的で、みんなに教えてくれるんですよ。その教え方がどんどんうまくなっていて、本当に助かっています」

――「CANDY」初回盤Aの映像特典「Documentary of ICEx 武者修行合宿2023」も見させていただきましたが、そこでもみんなが頼れる存在でしたね。

中村「ありがとうございます」

千田「あと、声量は化け物です(笑)。あと、たまにさらっと嘘をつくんです」

中村「え!?」

筒井「たしかに、息をするように嘘をつく!」

八神「それが本当か嘘かわからないくらいの雰囲気で言うから、誰もツッコめないんですよ」

千田「旺ちゃんワールドだよね(笑)。合宿の時の配信でも、“今日はイノシシに激突されました!”って言っていて…」

中村「いや、それはツッコんでほしいんですよ!」

阿久根「いやいや、旺ちゃんだからそれが本当に見えちゃうの!(笑)」

中村「ツッコミを待っているから、ちゃんとツッコんで!(笑)」

山本龍人「これもこちらの実力不足だったわけか…(笑)」

中村「ちゃんとボケに気づいてください(笑)」

中村「つぎ、竹野世梛は、5歳からやっているダンスがとにかくすごいんです。独特のセンスがあって、オリジナリティが高いんですよ。フリーダンスも、自分自身をさらけ出すような、竹野世梛のダンスをしているんです。それはパフォーマンスを見てもらったらわかると思います。ただ、ちょっとおバカなところがあって…」

竹野「ある!?」

中村「うん(笑)。この前、掛け算の1の段を間違えていたよね?」

竹野(頭を抱える)

中村「あとは最年少チームということで、わがままなところもあるんです。このインタビューの時も、僕が座っていた椅子に座りたかったみたいで、僕をどけて座ったんですよ!(笑)」

筒井「それ、“竹野あるある”だ!(笑) ここに座りたいって思ったら、座らないといけないんだよね」

竹野「全然意識してなかった…」

中村「もちろん、かわいいところもたくさんあるんですけどね」

竹野「フォローありがとうございます(笑)」

竹野「続いて山本龍人は、僕と同じく5歳からダンスをしていて、踊っているときはすごくマジメでみんなにアドバイスなどをしてくれるんです。でも、オフになると、かわいいところが溢れちゃうんですよね。見た目通り、性格もかわいいんですよ。僕よりも年上なんですが、かわいく見えちゃうんですよね。でも、それを言うと怒るんですよ」

山本「ちょっと度が過ぎるんですよ(笑)。同じ年どころか、年下扱いしてくるんです。この前も、“やめて!”って言っているのにずっとこちょこちょしてきて…!」

――めっちゃ好きなんですね。

竹野「めっちゃ好きです!(笑)」

山本「いやでも本当にこちょこちょ大変だったんだから!」

志賀「あはは。でも龍人はかわいいだけじゃなくて、頼りがいもあるんです。あとは、座って寝るときに、誰かの肩に必ず寄りかかってくるんです」

山本「僕、首が座ってないのかな…?」

一同「あかちゃんじゃん!(笑)」

山本「電車でも端っこで壁に寄りかからないと、ぐるんぐるんしちゃうんです…。学校で寝ちゃったらすぐにバレちゃうタイプで困ってます(笑)」

山本「じゃあ、志賀李玖を紹介しますね。19歳で最年長なので頼りがいもあるんですが、話しているとたまに小学生なのかな?って思う時があるんです。発言が本当に天然なので、みんなに愛されているんだと思います」

――さきほど千田くんも天然だと言っていましたが、自覚はありますか?

志賀「…」

千田「絶対自覚ないですよ!」

山本「前も、一緒に定食屋さんに行った時に、“オクラってねばねばだから、なめこと一緒なのかな?”って意味の分からないことを言ってきて(笑)。でも、こうやって変なエピソードを話しても、怒らないところが好きです!それに、いつも優しく見守ってくれているんですよ。かと思えば、筋肉がムキムキだったり、運動もできるオールマイティなところがあるので、そのギャップはかなり魅力的だと思います」

志賀「では僕は筒井俊旭を紹介します。17歳で、趣味がアメコミなんですが、その愛がかなり強くて、詳しいからこそ、説得力があるんです。グループの活動でも、発言には説得力があるので、合宿中の雰囲気も変えてくれてすごく助かりました。すごくしっかりしているのに、普段は面白くていつも笑顔でいてくれるので、すごくいい人です」

――合宿のVTRでも、ものすごく熱く語っていましたよね。

筒井「そうですね。どうしても熱くなっちゃって…」

筒井「では最後、阿久根温世を紹介します。温世は、大阪出身でトーク力があって、話していてすごくおもしろい人です。ただ、ツンデレなところがあるんですよ。ただ、愛のあるツッコミなので、すごく好きですね。さらにグループ愛も強くて、みんなが気づかないようなことも率先して発言してくれるんです。いつもおちゃらけているような雰囲気ですが、やるときはやってくれる人です」

――ツンデレなんですか?

志賀「僕に対してはあまり感じないかな…?」

阿久根「キャラ的に甘えるタイプではないんですけどね。それに、最年少チームに甘えるわけにはいかないじゃないですか。さらに旺ちゃんは、どちらかというと同志という感じで熱く語り合えるんです。でも、りっくん(志賀)には、甘えようとは思っていないんですけど、甘くなっちゃうんですよね」

志賀「嬉しいですね。でもたしかに、自分と話している時と、関西出身の竹野や、筒井と話している時ではやっぱり違うなって思っていて」

阿久根「関西弁って、どこか口が悪く聞こえちゃうから、ほかの出身地の人はめっちゃ傷つきそうって思うんですよね。なので意識的に柔らかくなるのかも…」

――いまお話を聞いているだけで、個性的なメンバーがそろっていることが分かりました(笑)。そんな皆さんのデビュー曲「CANDY」はとびきりキュートな曲になりましたね!

阿久根「パフォーマンスとして、イントロの最初にメンバーみんなでハートを作るんですが、そのカウントで表情が変化するんです。さらに、MVでは、落ちサビのところで目だけ動かすシーンがあるんです。そこはかなりかわいいなと思ったので、見てもらえたら嬉しいです」

――志賀くんとふたりでのシーンですね。

志賀「はい。最初からすぐに目を動かすことが出来たわけじゃなくて、ポーズとタイミングがすごく難しかったです」

阿久根「顔も動きそうになるので、力を入れなくちゃいけないんですよ」

志賀「顔に力が入っちゃうとダメなので、頑張って自然に見えるように目を動かしているので、注目してもらいたいですね」

八神「このMVは、本当にみんなの表情がすごくいいんです。歌詞に沿って表情が変わるので、歌詞を読みながら見てもらいたいです!」

――この中で一番表情管理が上手いのは誰になりますか?

一同「世梛!」

中村「最初に会った時から、写真を撮るときにコロコロと表情が変化していたんです。それが0.1秒くらいなんですよ。笑顔にもたくさんの種類があって、使い分けているところがいいなって思いました」

竹野「最初はなかなかうまく笑えなかったんです。どうしても力を入れすぎた笑い方になってしまったんですよね。でも今は慣れてきて、どんな笑顔が必要なのかわかるようになってきました」

千田「あと、「CANDY」は振り付けと曲の言葉がマッチしているところもすごくいいんです。サビにアイスキャンディを舐めているところがあるんですが、メンバーそれぞれキャラが出ているんです。<甘く苦いCANDY>という歌詞からは、セクシーにとらえるメンバーがいたり、かわいいでとらえるメンバーもいて、舌を出すシーンも、メンバーごとにとらえ方が違うので楽しんでもらえると思います」

――千田くんは、ソファを飛び越えて掃除をするシーンが印象的でしたね。

千田「あれが本当に難しかったんです!飛び越えたときにふきんを受け取ってからソファを拭くんですが、投げるタイミングと掴むタイミングが難しくて、何度もジャンプをしましたね」

――だからあんなにうれしそうに拭いているシーンなんですね(笑)。

千田「そうです!あれは成功バージョンなので、満面の笑みで拭いています!」

中村「僕たちはMVでドラマシーンを撮るのが初めてだったんです。そこではみんながちょっぴり緊張して初々しくなっているので、見どころになっていると思います」

竹野「あとは、僕が鏡に向かって笑顔の練習をしているシーンがあるんですが、かなりドアップなんです」

千田「僕がその後、押し出しちゃうんですけど、本当にかわいい笑顔なんです!ぜひ注目して見てもらいたいですね」

志賀「あとは、波空斗が言っていた<甘く苦いCANDY>は、飴のことかと思いきや、甘く苦い恋にたとえている比喩になっていて、そこが面白いんです」

筒井「曲調も全体的にすごくかわいいんですが、実際に歌って踊っているところは、カッコいいですし、大人っぽい雰囲気が出ているので、そのギャップも注目してもらいたいですね!」

――ちなみに、MVの撮影を経て、演技力が高いなと思ったのは誰でしたか?

志賀「個人的に温世かな。セリフがないのに、演技中はちゃんと喋っていたり、拭くところも、本当にホコリがあるように拭いていて」

筒井「さすが舞台経験者!」

千田「わかる!お芝居に慣れを感じたよね」

――ということは、今作の主演男優賞は、阿久根くんということですね!

一同「はい!」

――ちなみに、この曲のヒロインである“CANDY”ちゃんは、ドタキャンする形でMVが終わりますが…。

竹野「僕はまだCANDYちゃんのことを許してません!(笑)」

一同「あはは!」

(おわり)

取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣

RELEASE INFROMATION

ICEx「CANDY」

2023年816日(水)発売
通常盤(CD only)/VICL-37697/1,100円(税込)
M1, CANDY / M2, Sunny Road
Victor Entertainment

ICEx「CANDY」

ICEx「CANDY」

2023年816日(水)発売
初回限定盤ACD+Blu-ray)/VIZL-22072,750円(税込)
M1, CANDY / M2, Play The Music
[Blu-ray] Documentary of ICEx 武者修行合宿2023
Victor Entertainment

ICEx「CANDY」

ICEx「CANDY」

2023年816日(水)発売
初回限定盤BCD+Blu-ray)/VIZL-22082,750円(税込)
M1, CANDY / M2, COUNT DOWN
[Blu-ray] ICEx 韓国旅
Victor Entertainment

ICEx「CANDY」

ICEx First concert "ICEx LOVEx YOU"
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