Hayley Williams『Ego Death At A Bachelorette Party』/AMIP-0386/Post AtlanticHayley Williams『Ego Death At A Bachelorette Party』
Paramoreのフロントパーソンとして知られ、グラミー賞を3度受賞したシンガー・ソングライター/ミュージシャン、Hayley Williamsによる3枚目のソロアルバムで、15歳の時に結んだAtlantic Recordsとの20年契約を満了し、自身のレーベルからインディー体制でリリースする初の大作となる。今作のテーマは「アイデンティティ」、「悲嘆と再生」、「愛・喪失」、そして「契約からの解放」であり、彼女曰く「90年代後半のオルタナ・ロックに向けたラブレター」とのことで、これまでのキャリアやコラボレーションを通じて彼女が見せてきたダイナミズムが収められており、その核心にはジャンルの枠にとらわれない音楽的探求心が込められている。1枚の統一された音色パレットに縛られることなく、曲ごとに異なるサウンド基調が混在することでいくつもの表情を体感することができる。ジャンル横断を恐れず、実験的なエッジを持たせ、自身の歌声と個性でまとめ上げた、表現者としての成熟とコンフィデンスを感じる一枚。
The Love Experiment『Velvet』/SSRWW-0001LP/SWEET SOUL RECORDSThe Love Experiment『Velvet』
WONKとのコラボでも注目を集めたNY発フューチャーソウル・バンド、The Love Experimentのニューアルバム。ローリン・ヒル、ソランジュ、アンダーソン・パークとビッグネームとの共演で鍛えた表現力により、変幻自在な編成と実験性で魅せるコレクティブならではの新境地を迎え、生々しいバンドグルーヴとコズミックなサウンドデザインが交差し、時代を超えてノスタルジックかつ特別な輝きを放つ。今作でもHIP HOP/ジャズシーンの名手たち、Pink Siifu、J. Hoard、JSWISS、C-Redを客演に迎え、新生ネオソウルムーヴメントに新たな一手を打っている。
Fruit Distro Collective『JUST.LIFE.』/RWR02LP/Records We Release RecordsFruit Distro Collective『JUST.LIFE.』
ブーンバップビートで育ち、ジャズで作曲を学び、アフロやサイケデリック音楽から影響を受けたBoris van der Hoffと友人のTristan Cocoにより立ち上げられたFruit Distro Collective。ジャズ、ネオソウル、HIP HOP、アフロ、ラテンなどの要素を混ぜながらエモーショナルなインストゥルメンタルサウンドを探求する。今作はデビューLP『Some Kind Of Wisdom』に続く2作目で、A面では「日常の小さな瞬間」をテーマにしており、鳥のさえずり、部屋の響き、シンセ・キーボードの余韻など、軽やかで見過ごされがちなものからインスピレーションを得ている。B面では出生、愛、死、循環性をテーマに扱い、M5、M6「NOVAPt.1,Pt.2」で美しく無条件の愛に満ちた子供の誕生と、同時に新たな実存的感情の世界へと足を踏み入れる様子を描き、M7「This One's For Jamie」は友人の死をきっかけに書き下ろされ、対照的な構成となっている。
Alfa Mist『Roulette』/SEKITO019CD/SekitoAlfa Mist『Roulette』
15歳の頃から作曲を始め、ビート制作の工程でジャズや映画音楽に開眼、17歳から独学で鍵盤演奏を始め、『Antiphon』でデビューを果たした新世代ロンドンジャズシーンの旗手、Alfa Mist。 ピアニスト、プロデューサー、ソングライター、そしてMCとして活躍するマルチプレイヤーである彼の6枚目のスタジオアルバム。復讐、許し、贖罪という重厚なテーマを基に独自のSF的世界観を創造。煌めくようなサウンドスケープに煙たさ、哀愁を内包し、シネマティックでサイケデリック、J・ディラ、ジョン・コルトレーン、ハンス・ジマーをオールタイム・フェイヴァリットに挙げる彼ならではのメロディを紡ぎだしている。
Shook&Legowelt『Technolife Supernature』/NW052LP/NIGHTWINDShook&Legowelt『Technolife Supernature』
ポップからアヴァンギャルドまで、様々なアプローチでシンセサウンドを形成してきたオランダの奇才、LegoweltとマルチキーボーディストのShookによるコラボレーションアルバム。ヴィンテージシンセやアナログ・アーティファクト使用の手弾きによるアナログ感と温かみを演出。イタロディスコ、シティポップ、エレクトロファンクと80'sレトロポップなムーヴメントを捉えつつも独自のメロディセンスによるストーリーを紡ぎだし、フューチャリスティックでシネマティックなムードを聴者に与える。
Virgo『Landform Code』/WRWTFWW116/WRWTFWW RecordsVirgo『Landform Code』
1994年にEisei Yorimitsuによって創設された知る人ぞ知る東京のテクノ/IDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)の名レーベル、FORM@RECORDSの中心人物の一人、Yasutaka Satoによるプロジェクト、Virgoの1998年リリースの1stアルバムが初のヴァイナル化。なめらかでメロディック、テクノ、IDM、アンビエントの要素を持ちながら時にアシッド的なサウンド要素も含むジャンル融合の妙を見、B12、Carl Craig、Ian O'Brienらが切り拓いた先駆的サウンドの影響を真摯に受け継ぐ日本のアングラテクノ/IDMシーンの知られざる傑作。
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