東京コレクションで活躍する服飾ブランドのまとふと、志村ふくみの芸術精神を継承する染織ブランドのアトリエ シムラは、「hikariwomatou 光をまとう」というブランドを共同で開始する。植物で染めた糸と、手織りの布を用いて、現代の生活に寄り添う新鮮なデザインの服を提案し、すべて展示会で注文を受けてから1点1点制作する。
「光をまとう」のコンセプトは「色は、光 植物の命の色 光をまとう」。色は光から生まれるが、光自体を身にまとうことはできない。しかし光を受け、色を生み出す植物を介することで間接的に光をまとうことを可能にすることを目指した。
7月6~8日、草月会館のイサム・ノグチ石庭で展示会を開いている。翌週には、まとふ椿山店で、全てのアイテムを試着できるオープン試着会も開催予定だ。
額装
洋室にも和室にもあう、オリジナルデザインの額装は、京都山崎の竹を極限まで細くカットして使用。テキスタイルが一枚の絵として季節や自然を表現する。
※価格はすべて未定。完全受注制で注文ごとに染め、織り、縫製の制作に入る。制作期間はおよそ6ヶ月から。
■イベント詳細
展示会
日時:2023年7月6日(木)~8日(土)10:00~18:00 *最終日17時まで
場所:草月会館 草月プラザ イサムノグチ石庭「天国」
東京都港区赤坂7-2-21 TEL:03-3408-1154 青山一丁目駅徒歩5分
トークイベント
「ファッションとアートと工藝の垣根を越えて」matohu × 志村昌司 × 正木なお
7月8日(土) 13:30開場 14:00~14:45 参加料1100円 (30名先着予約制)
オープン試着会
7月13日(木)~16日(日) 11:00~18:00 予約不要
matohu椿山 文京区関口1-35-17山水ビル301 TEL03-6805-1597
atelier shimura
染織家・志村ふくみの芸術精神を継承した染織ブランド。「自然と芸術の中へ」というコンセプトのもと、志村昌司を中心とした次世代の作り手によって、植物の色彩世界を伝えていきたいという想いから2016年に設立。京都・嵯峨野の工房で、すべて根や枝、葉など植物の生命で染め、手で織り上げている。