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佐藤幸子(さとう・さちこ) BEAMS Planets ディレクター
95年、ビームスに入社。服飾雑貨のバイヤーを経て、「Ray BEAMS(レイ ビームス)」のディレクターに就任。14年から「BEAMS Planets(ビームス プラネッツ)」ディレクター。2020年に久留米絣を取り入れたブランド「CATHRI(カスリ)」、21年に佐賀の陶器を生かしたブランド「HIZEN JEWERLY(ヒゼンジュエリー)」を立ち上げる。現在、ビームスディレクターズバンクのクリエイティブディレクターとビームス プラネッツのディレクターを兼務。
物作りに携わる「人」をつなげ、コトを起こす
小田急線の地下化で生まれた全長1.7kmに及ぶ線路跡地「下北線路街」に2019年、「個店街」をテーマとして開業した「リロード」。下北沢駅寄りの2階テラス前に9月2日、「ビームス プラネッツ 下北沢」はオープンした。ビームスを象徴するオレンジカラーはなく、ウインドーの下に「BEAMS Planets LIMITED STORE SHIMOKITAZAWA」とあるが、初めて来る人はビームスの店だとは気づかないかもしれない。
実際、店内に入ると、ビームスとも、ショップ展開していた頃のビームス プラネッツとも異なる大人のカジュアルウェアやアクセサリー、雑貨が迎えてくれる。現在進行形のビームス プラネッツがECを飛び出し、約101㎡の売り場で展開するのは世界16カ国のプロダクトたち。カウンターも備え、こだわりセレクトのワインやジン、フードも提供する。ライフスタイルを提案すると同時に、多様なライフスタイルを持つ来店客が交わるコミュニティーとしての空間が意識されている。
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ビームス プラネッツは、ビームスの全レーベルから「今、これが面白い」というニュース性のあるプロダクトを厳選し、発信する業態として始まった。ビームスの店舗が大型化する中でセレクトショップの原点を見直す取り組みであり、あえて小さな売り場で、立地に応じて異なるMDを展開する「ニュースタンダードキオスク」を打ち出した。ビームスが持つ様々なコンテンツを新たな視点で編集した店舗を、ビームスを取り巻くように点在させることから、恒星と惑星の関係に重ねてビームス プラネッツのレーベル名が付けられた。13年に駅ナカの期間限定店としてデビューし、空港や商業施設などに出店した。
14年から現在に至るまでディレクションを手掛けているのが、ウィメンズレーベル「レイ ビームス」をバイヤー、MD、VMD、ディレクターとして八面六臂で成長させてきた佐藤幸子さんだ。つまり、プラネッツの歩みは佐藤さんの歩みでもある。この間のMDの変化について尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「5~6年が経った段階で既存のものからトレンドをセレクトすることはやり尽くしてしまったというか。セレクトショップの原点はやりつつ、別注や物作りにも取り込む中で、ビームスのレーベルがやっていないことをやりたいという思いが強くなっていったんですね。マーケットには実店舗もオンラインショップもたくさんあり、すでにお客様自身がセレクトできる環境があります。モノが溢れている中で次にやらなければならないのは、通常のバイイングではなく、物作りに携わる『人』をつなげてコトを起こすことだと思ったんです」
その思いが引力となったのか、18年にビームスとして出展していた展示会で思わぬ発見があった。福岡県の伝統的工芸品で重要無形文化財の「久留米絣」と出会い、その表現や手仕事による物作りに強く惹かれた。聞けば久留米絣を後世に遺すための企画を同県が募集しているという。そこで「通年着られるユニセックスのリラクゼーションウェアを企画し、応募したところ、採用されたんです。ただ、私は久留米絣を世界に広めたいと思っていて、期限のある事業ではそれは難しいため、ビームスのブランドとして展開できるよう社内を説得しました」と佐藤さん。自らデザイン画を描き、織元とのコミュニケーションを重ねながら物作りを進め、20年に「CATHRI(カスリ)」というブランドを立ち上げた。
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カスリの大きな特徴は、久留米絣を全面に使うのではなく、日本のテキスタイルメーカーが新たに開発した生地と組み合わせたデザインで、伝統と今をクロスオーバーさせていることだ。着用のネックになりがちな体型にも配慮した。「太ったり痩せたりはしても、変わらない身長をサイズの基準にしたんです。Sは小柄な人、Mは普通の身長の人、Lはユニセックスとし、横のサイズは結び紐などで調整する」など工夫した。20年春に発表したファーストコレクションは4型で、ビームスの若手クリエイティブスタッフを巻き込んでネームやカタログも製作し、プロモーションまでの流れを作った。「社内のメンバーを育てることが裏テーマ」という。実店舗やポップアップショップで販売したところ、想定していた40~60代はもとより、その前後を含む幅広い世代に好評を得た。
カスリは一般的なファッションのサイクルではなく、年1回程度のペースで新作を発表する。「セールはせず、コレクションをストックすることで、時間を超えたコーディネートができるブランドにしていく」という考え方は、これまでのモデルと新作が自然に並ぶ下北沢店のディスプレーからも窺える。
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ボタンダウンシャツのシャンブレーのような洗練されたブルーのワンピースは、ウエスト部分に段染めの手織り久留米絣を使用。ボディーの生地は、通常のデニム生地の5倍以上の時間をかけて織り上げた赤耳セルビッチシャンブレー。生地感やカラーはカリフォルニアの開放感をイメージした。波のようにもアメリカンネイティブのナバホ族の柄のようにも見える久留米絣は、長い時間と工程をかけて段階的に本藍で染められたもので、これを贅沢に部分使いした。ゆったりとしたシルエットはモロッコの民族衣装さながら、「暑い夏には涼しく、ビームスの男性スタッフにも人気」だ。
ジャンプスーツも面白い。ボディーには不要になったペットボトルなどから作られるリサイクルポリエステル素材「ECOPET(エコペット)」を使い、ショルダーと胸元に太さの異なる糸を織り上げた「白樺マルチ」と呼ばれる久留米絣の定番柄をあしらった。エコペットと久留米絣の組み合わせでは両前仕様のブラックワンピースもあり、きものの帯のようなウエスト部分の結び紐やバックスタイルのフェミニンなVカットが特徴。絣は藍のイメージが強い中、パリのモードをイメージしたブラック使いが新鮮なシリーズだ。
CATHRI/Nami Maxi Gown Dress(ナミ マキシ ガウンドレス)
CATHRI/ ECOPET Jumpsuit(エコペット ジャンプスーツ)
CATHRI/ ECOPET Long Dress(エコペット ロングドレス)
21年には佐賀県肥前の陶磁器産地との取り組みをスタートさせた。「食器など同じマーケットに陶磁器を提供してきたけれど、これまでとは違うジャンルにアピールしたいという相談を受けたんです」と佐藤さん。肥前地区に継承されている陶磁器の中で、今回は有田焼、伊万里焼、唐津焼、武雄焼、吉田焼の工房に足を運んだ。同じ産地でも異なる個性を持つそれぞれの製品と向き合い、閃いたのが「陶磁器を宝石に見立てる」というアイデアだった。
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その名も「HIZEN jewerly(ヒゼンジュエリー)」として最初に製作したのは、吉田焼でブリリアンカットのダイヤモンドを表現した2連リング。陶磁器ならではのマットな趣と、シルバーとK10のコントラストによる抑制の利いた華やかさは、コンセプトの「宝石を纏うように『やきもの』を纏う」感覚だ。有田焼は白磁に和柄を手描きした丸い磁器に天然の淡水パールを組み合わせ、カジュアルなリングに仕上げた。素材の粗い土が醸し出す素朴な風合いと釉薬により生まれたカラーコントラストが特徴の唐津焼は、トルマリンクオーツなどのストーンを組み合わせ、真鍮(しんちゅう)の地金を使うことで存在感たっぷりのビンテージライクなスクエアリングに。武雄焼は柔らかな色合いと質感を生かし、丸みを持たせたピラミッド型のスタッズがユニークなバングルに。透き通るような白磁に手描きで文様を絵付けする伊万里焼では、その絵柄を前面に打ち出したモチーフネックレスを作り、立て爪とチェーンにK10を使い高級感を演出した。
「ヒゼンジュエリーも私がスケッチブックにデザイン画を描くことから製作を始めています。アイデアを絵で作り手に伝え、サンプルを作ってサイズなどを調整し、各窯で生産する。ゼロから協業したオリジナルです。コロナ禍で海外仕入れに行けない中、カスリもそうですが、ヒゼンジュエリーも産地の人たちと作り込むことができた」
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伝統的な物作りとの協業に取り組む過程で、兵庫の皮革メーカーによるプロジェクト「ひょうごレザー」との関係も育まれた。ビームス クリエイティブのグラフィックデザイナーがロゴデザインを手がけ、BtoBという形でスタートした取り組みの2年目に佐藤さんに声がかかった。ひょうごレザーの可能性を広げるため、レザーはスワッチから選ぶのではなく、タンナーたちと話し合いながら得意とする技術をフルに生かして作り上げ、多彩なアイテムを企画した。
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薄手のウォッシャブルレザーを使ったTシャツは、裏地を綿にすることで素肌にも着られ、左肩のジップの開閉で着脱しやすく、スタイリングのアレンジも楽しめる。ユニセックス仕様で、同素材のショーツとのセットアップで男性の購入も多いアイテムとなっている。レザージャケットも開発。襟無しにすることで、カーディガン感覚で気軽に羽織れるのが魅力だ。2社のタンナーの得意技術を生かした2つの質感を楽しめるバッグやポーチもある。靴のインソールに使用される丈夫で耐熱性に優れたボックスレザーと、柔らかな手触りとマットな質感のオイルドレザー、熟練の2人の職人の仕事をつなげ、1つの新たなプロダクトに結晶させた。今後はデザイナーを募り、ひょうごレザーのネームを使ったアイテムを充実させ、「革からデザインまでのディレクションへと少しずつシフトしていく」考えだ。
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アップサイクルや超ベーシックへの取り組みも
「セレクトのセレクト」に始まったビームス プラネッツだが、「社内からのセレクトをやりながら、物作りはディレクターになった年から続けてきた」と佐藤さん。特にこの3年余りで日本の工芸との協業が進み、商品構成の大半がオリジナルになった。14年春夏シーズンから継続しているのが、ビンテージアイテムをリメイクしたウェアやバッグを展開する「the khaki(ザ カーキ)」だ。「友人が西欧のミリタリー物を中心とする卸をしていて、デッドストックがたくさんあるので何とかならないかと相談を受けたのが始まり」という。平和な世界を願うという視点でファッションに変換しようと、当時はあまりなかったアップサイクルに取り組んだ。
下北沢店のオープンではその新作をラインナップした。フランスのユース消防士が着るキッズサイズのニットセーターは、袖をコットンのパフスリーブに換え、クロップト丈のトップスに。80年代の仏軍のウールジャケットは、肩章の金ボタンを袖口に移動し、肩パッドを外してギャザーを施すなど、メンズウェアからエレガントさを引き出した。米軍のミルスペック生地のデッドストックからは、米軍が60年代から使用している傷病者などの身の回り品を入れる巾着型の「パーソナルエフェクツバッグ」を製作。一般的には名前や所属、移送先などを記入するラベルに、男女の楽しそうな会話を印字することでピースフルにアレンジした。「ミリタリー用のアイテムを、くすっと笑えるものにすることで平和な世界が訪れることを願っています」という。
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また、「レイ ビームスとインターナショナルギャラリー ビームスの中間に当たる大人のカジュアルがビームスにはなかった。ずっと作りたいと思っていた」と佐藤さん。下北沢店の出店に当たり、ついにデビューさせたのが「THE BASIC(ザ ベーシック)」だ。デザインはあくまでもシンプルに、日本のテキスタイルメーカーが開発した生地を使い、国内で縫製した上質なアイテムが揃う。
「本当にベーシックなものばかりで、私の中では雑貨と同じ感覚で作っているんです。付属も、例えばスレーキをボディーと同じ色に統一するとか、別色でコントラストをつけるとか、ファッションにするためのことをしていない。でも、着用するとずっと着たくなる、他のアイテムも着てみたくなる。そういうものを作っていきたい」
Tシャツは綿素材で、鎖骨が美しく見えるデザイン、腕を美しく見せる袖丈、裾をインしても外に出しても美しいシルエットを設計し、汗ジミ防止加工も施した。スウェットシャツは綿のような風合いを持つポリエステルを使用し、両前仕様で、裾のドローコードを調整することでバルーントップスにもなるなど、数通りの着こなしを楽しめる。同素材のパンツとのセットアップもでき、ユニセックス仕様のためパートナーとの兼用も可能。ワンピースは毛羽の少ないコンパクト糸を使い、シルケットバイオ加工を施すことで光沢感のある滑らかな生地感を生んだ。こちらも前後ろ着られる。着心地の良さとエレガントなシルエットを備えたウェアだ。ザ ベーシックはビームス プラネッツの下北沢店とオンラインショップでのみの販売となる。
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小さなモノたちに込められたストーリー
小物・雑貨やアクセサリーは別注を含め、まさに粒選りのユニークなアイテムが集積され、創業時から売れ続けている定番もある。バンダナブランド「have-a hank(ハバハンク)」は様々なセレクトショップが扱うが、アメリカ製にメキシコで手刺繍(てししゅう)を施し、同じデザインでも1点1点が微妙に異なる味わいが受けている。浅草のレザーブランド「com-ono(コム・ォノ)」と刺繍アーティストユニット「KENDAI(ケンダイ)」とビームス プラネッツのトリプルコラボによるミニウォレットは21年の発売以来、「めちゃめちゃ売れている」。牛革に干支などを機械刺繍したもので、てのひらサイズながら、紙幣は半分にたたんで約15枚、コインは約20枚、カードは5枚を収納可能。経年変化も楽しめ、ギフトにも人気だ。「bench(ベンチ)」は日本特有の便所サンダルをファッションピースに昇華させたブランド。20年から別注で展開し、牛革でリボンを表現したビッグシルエットのサンダルなどが好評だ。
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小さなアクセサリーも、一つひとつにストーリーが通う。フランスのジュエリーブランド「OMBRE CLAIRE(オンブレクレール)」は、北アフリカ・ニジェールの遊牧民トゥアレグ族の文化から得たインスピレーションをデザインに落とし込み、現地の人々の彫金や刺繍などの伝統技術で作り込む。「私自身が幼い頃、近隣のアルジェリアで暮らした経験からトゥアレグ族は大切な民族。デザイナーとはそんな話もしながら、私の思いも含めて別注している」という。和歌山産の備長炭を使ったアクセサリーを提案するフランスのブランド「Charcoal Eskimeit(チャコール エスキメイト)」は、佐藤さんと共にプラネッツのバイイングを担う渡邊裕今店長が今春、現地で買い付けた。「建築に携わる日本人とフランス人の夫婦がデザインし、ハンドメイドで製作したアイテムは、ジュエリー然としていなくて、アートピースっぽいデザインが魅力」と渡邊さんは話す。下北沢店のオープニングで特に注目されたのが、籐で編んだバレッタやバングルなどを展開する千葉発の「RATTAN(ラタン)」。女性デザイナーユニットが17年に立ち上げたブランドで、プリミティブかつ品があり、ストレスフリーな着け心地が人気だ。シンプルで存在感のあるジュエリーを提案する「MASATO INOUE(マサト イノウエ)」は、ジェンダーレスに支持されている。オープニングではプラネッツのコンセプトを英字で刻印したペンダントなどをラインナップした。
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物作りを積み上げ、セレクトの次の店作りへ
これだけの層の厚いアイテム展開をコロナ禍ではECを軸に行ってきた。「営業もままならずスタッフもキツい状況だったので、いったん全店を閉め、ECに切り替えたんです」と佐藤さん。21年に開設したオンラインショップは、佐藤さんと親交の深いアーティストtokunaga.keiichiro(トクナガ ケイイチロウ)によるビームス プラネッツをイメージしたイラストをトップページに採用。シーズンコレクションのルックが一般的な中で、ビームス プラネッツのダイバーシティーなあり方を凝縮したビジュアルは個性的だ。
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そのECで予想以上の実績を作ったことが、実店舗の意味を問い直すきっかけになった。「販売はECでも大丈夫なんだと思う一方、ECではできないことって何だろうと考えたんです。お客様と会話ができない、お客様は試着ができない、海外の人たちにも来てもらいたいなあ……。ならば、ECではできないことをやろう、コロナ禍も明けたのでもう1回、店を作ろうと。そのときに一番やりたいと思ったのが、みんなとお酒でも飲みながら話をしたいということでした」。その思いが今回の下北沢店の構想につながり、渡邉さんらも加わり、小人数編成のチームで「私たちも作り手の人たちもトライ&エラーできる場、お客様と一緒に作っていく場」作りを進めた。現にオープン後は、商品をバイイングしている佐藤さんや渡邊さんが売り場に常駐し、来店客とコミュニケーションを図る体制をとっている。
店内に設えられたカウンターのある空間は、いずれも主役であるような品揃えと並ぶ下北沢店の顔だ。オリジナル蒸留器で作ったジンを提供する「深川蒸留所」のクラフトジン「FUEKI(フエキ)」、「ブドウがなりたいワインになれるように」をコンセプトに適地適品種のブドウを植えることから始め、野生酵母で醸造する「ココ・ファーム・ワイナリー」による日本のオーガニックワイン、奥渋谷の人気ワインバル「CHOWCHOW(チャウチャウ)」がセレクトした世界のナチュラルワイン、さらに軽食も提供している。いずれもプラネッツチームと交流があったり、コミュニケーションを深めた人たちから仕入れたもの。「飲食業を始めたのではなく、飲食もできるサロン。人と人がここで出会って何かのコトが起こっていく。そうした『つながり』を生んでいくという考え方に、異分野の企業や店が協賛し、下北沢店の空間ができた」とする。
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オープン後は「予想を遥かに上回る来店客数で、訪日外国人も多く、地元の方々がたくさん訪れている」。そのほとんどが「ビームスのポイントカードを持っていなかったので、全く新しいお客様」という。売り場では今後、取り扱うブランドのポップアップショップも毎月開催していく。9月は前述のケンダイにフォーカス。刺繍アート作品をシルクスクリーンでTシャツにプリントする体験などで賑わった。半年間の限定店ではもったいない、みんなで作り続ける店になれるか注目したい。
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写真/遠藤純、ビームス提供
取材・文/久保雅裕
関連リンク
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ウェブサイト「Journal Cubocci(ジュルナル・クボッチ)」編集長。杉野服飾大学特任教授。東京ファッションデザイナー協議会 代表理事・議長。繊研新聞社在籍時にフリーペーパー「senken h(センケン アッシュ)」を創刊。同誌編集長、パリ支局長などを歴任し、現在はフリージャーナリスト。コンサルティング、マーケティングも手掛ける。2019年、encoremodeコントリビューティングエディターに就任。