ホウガの23年秋冬コレクションのテーマは「ataraxia(アタラクシア)」。これは古代ギリシア哲学の用語で、乱れることなく平穏な心の状態を表す。

「thorny series」は、今季を象徴するバラを箔プリントとシュリンク加工で表現し、MA−1とドレスを展開する。生地を贅沢に使用したドレスはウエストを絞ったり、ロングスカートにしたりとその日の気分で自由に着用できるアイテムになっている。

「up and down series」は、立体感を出したアシンメトリーベストとアームカバーのついたストールをミント、オレンジ、ブラックの3色で展開する。ふわりとした形が可愛いらしい袖口がポイントだ。

「vivi series」は、「意味のあるものだらけで疲れてしまう今の時代に、心を豊かにする余白となるようなアイテムを提案したい」と生まれたフリルシリーズの新作で、ドットボタンを着脱することにより様々なサイズ感やバランスのスタイリングを楽しめる。
今回開催されるvol.02には写真家・服部恭平とのコラボレーションもある。服部はモデルとして国内外のファッション誌やランウェイショーで活躍する傍ら、2018年より写真家としての活動を開始した。「そこにだけあった温度や空気、感覚」を捉えるような作品を発表している。
今回のポップアップのためにパリの街で撮り下ろした写真を展示し、購入も可能となっている。また部数限定でスペシャルフォトブック、限定ポスターの販売も行う。

イベントを記念して、50000円(税込)以上の購入者に先着でラベンダーの香りのサシェをプレゼントする。

HOUGA COMMUNE vol.02
“ataraxia in Paris” by Kyohei Hattori
日時:9月20日〜26日 10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿店本館2F TOKYO CLOSET

デザイナーは石田萌。慶應義塾大学文学部美学美術史専攻、エスモード・ジャポン東京校卒業。第86回装苑賞佳作1位、第11回YKKファスニングアワード優秀賞受賞。株式会社BIGIにてFRAPBOISの企画を経験し、出産を機に退職。2019年春夏シーズンから「HOUGA(ホウガ)」をスタート。

"Unbirthday Party Dress" 364日、自分が萌芽する。
―The story of the country, vague but certainly exists somewhere.

世の中のあらゆる束縛と制約からの解放の先にある"自分本来の世界"とつながる、エイジレス・ジェンダーレス・ストレスレスなドレスを提案するドレスブランド。曲線や立体やフリルなどの有機的なシルエットや、何通りにも着ることのできるドレスピースなどを特徴とする。
自分自身の感覚、意志を大切に、それぞれが個として楽しむアイテムを提案している。

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