©Courtesy of KISS

12月1日(月)~12月7日(日)の特集はKISS&エース・フレーリー

今年の10月16日、惜しまれつつもこの世を去ったエース・フレーリー。KISSのオリジナルメンバーとして、またソロ活動期の成功など、彼が積み重ねたロック史への功績を称える特集です。KISSのギタリストとしての名曲を始め、彼が中心人物となって録音された楽曲、ソロ時代の楽曲などを織り交ぜてお届けします。
「A56 アーティスト特集 WEEKLY 洋楽」担当ディレクター


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12月8日(月)~12月14日(日)の特集はSigrid

ノルウェー発のポップ/パワーハウス、Sigridが最新作『There’s Always More That I Could Say』をリリース!“偶然生まれたブレイクアップ・アルバム”と語られ、胸が高鳴る恋の始まりから、別れの痛み、そして振り返りまでを喜びと正直さ、そして彼女ならではの伸びやかな歌声と壮大なコーラス、表現で自由な創造性を取り戻し、自ら作詞し、共同プロデュースを手がけた、これまでで最も直感的で感情豊かな作品です。そんな最新作を中心に過去作も合わせてお届けします。
「A56 アーティスト特集 WEEKLY 洋楽」担当ディレクター


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Sigrid『There’s Always More That I Could Say』DISC INFO

2025年10月24日(金)発売
ユニバーサルミュージック

Sigrid(ユニバーサルミュージック)

12月15日(月)~12月21日(日)の特集はドージャ・キャット

■TOPICS
前作『Scarlet』(2023)は挑戦的でラップ色の強い作品でヒップホップ・アーティストとしての技術やエッジを前面に打ち出し、自らの音楽性を再定義しようとした一作だった。しかし本人は振り返って「あれは大きな“ガス抜き”に過ぎなかった」とも語り、作品を通じて得た充実感と同時に、まだ満たされない部分が残っていたと明かしている。 
 
その過程を経て彼女が辿り着いたのが、最新作『Vie』での“原点回帰”。ドージャは「私はラッパーだけど、自然とポップを作ってしまう。それが自分らしさ」と語り、自らを”ポップ・ミュージックを作るラッパー”と定義する。ラップのリズム感とフロウを土台にしながらも、メロディや楽曲構造は耳に残るポップソングへと自然に昇華される――それこそが彼女の真骨頂であり、本人も「『Scarlet』をリリースしたことで今はむしろ、自分が最も輝けるポップという場所で、新しい挑戦を重ねている」と語る。
 
『Vie』は、前作でのヒップホップ的挑戦を通じて得た経験を踏まえつつ、彼女自身の核にある“ポップ”を鮮やかに打ち出した作品だ。ラップ由来のグルーヴ感と、普遍的で親しみやすいポップの魅力が融合し、日本のリスナーにとっても直感的に受け入れやすいと同時に、世界基準のモダンさを感じられる仕上がりとなっている。 
 
コンセプトは“80年代レトロ”。ジャック・アントノフをプロデューサーに起用して再定義するポップ・ミュージック 新作『Vie』の最大の特徴は、“80年代レトロ”を現代的に再解釈したサウンドとビジュアルにある。プリンスやジャネット・ジャクソンを想起させる煌びやかなシンセとアップテンポR&Bに、グラムロック的な派手なエネルギーを融合。セクシーさと遊び心を共存させ、懐かしさと新しさを同時に感じさせる独自のポップ像を描き出している。 
 
この世界観を形作ったのが、今回初めて本格的にタッグを組んだプロデューサー、ジャック・アントノフの存在だ。テイラー・スウィフトやラナ・デル・レイをはじめ、数々のトップアーティストを手掛けてきた現代ポップ界を代表するプロデューサーであり、その繊細で重層的なサウンド作りで知られている。 
 
当初は「R&B寄りの曲」「パンクとジャズの交差点」といった漠然としたアイデアからスタートしたが、セッションを重ねるうちに“フランス的ロマンス”というテーマが生まれ、アルバム全体の方向性へとつながっていった。 
 
ドージャは「すぐに息が合い、とても快適で自然なコラボレーションだった」と語り、「今回はもっと楽器を使いたかった。アントノフが呼び寄せたミュージシャンたちが作品をより豊かにしてくれた」と振り返る。アントノフ自身も「彼女は文化の中心にいながら、そのことを気にしない」と評し、直感的でブレのないアーティスト性を高く評価している。結果として『Vie』は、80年代レトロの煌めきを現代に再構築し、ドージャ・キャットの新しいポップ表現を世界に提示する作品となった。し、ドージャ・キャットの新しいポップ表現を世界に提示する作品となった。


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ドージャ・キャット『Vie』DISC INFO

2025年9月26日(金)配信
ソニー・ミュージックレーベルズ


 

ドージャ・キャット(ソニー・ミュージックレーベルズ)

12月22日(月)~12月28日(日)の特集はFKA Twigs

■TOPICS
マルチタレント・アーティスト、FKA Twigsが、新曲「Cheap Hotel」を本日9月26日にリリース。そして最新アルバム『EUSEXUA Afterglow』の詳細を発表した。リリースと同時にジョーダン・ヘミングウェイ監督、クレモント・ツインズ出演のミュージックビデオ、さらに公式アルバムトレーラーが公開された。 

新アルバムは、今年1月にリリースされ、マーキュリー・プライズ2025でアルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた前作『EUSEXUA』の続編となる完全新作。当初は『EUSEXUA』のデラックス版として構想されていたが、全く新しいトラックリストを持つ独立した作品として進化し、11月14日にリリースされた。

『EUSEXUA Afterglow』は、FKA Twigsがこれまでのキャリアで培ってきたすべての要素を凝縮。『EUSEXUA』で見せたダンスフロアへの愛、『CAPRISONGS(カプリソングス)』のキャッチーなフック、『MAGDALENE(マグダレーン)』の儚い脆さ、『LP1(エルピー・ワン)』の官能性、初期EPの揺らぎ―そのすべてがここに息づく。

EUSEXUAはTwigs自身が作った言葉。「オーガズムの直前の瞬間、無そのもの、しかし完全な集中。今はそんな風に生きたい」と、2024年4月のBritish Vogue表紙インタビューで語っている。「ダンスミュージックが自分に与える感覚へのラブレター」として制作された『EUSEXUA』は、Twigs自身と長年のコラボレーター、Korelessがエグゼクティブ・プロデュースを担当。

最初の『EUSEXUA』アルバムは、テクノ・レイブシーンがいかにして内面的な変化を引き起こし得るかを説明し、知的に分析した作品だった。それに続く『EUSEXUA Afterglow』は、EUSEXUAを体験した後に訪れる感覚をさらに掘り下げ、レイブの最終局面を彩るサウンドトラックとしてそれを昇華。高揚感をアフターへと引き延ばしながら、余韻とともにクールダウンしていく。 


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FKA Twigs『EUSEXUA Afterglow』DISC INFO

2025年11月14日(金)配信
ワーナーミュージック



FKA Twigs(ワーナーミュージック)





2025年12月29日(月)~2026年1月4日(日)の特集はファイヴ・セカンズ・オブ・サマー

COMING SOON!


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ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー『Everyone's A Star!』DISC INFO

2025年11月14日(金)配信
ユニバーサルミュージック

ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー(ユニバーサルミュージック)

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