第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻。若き天才作家魚豊(うおと)が世に放つ、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語「チ。 ―地球の運動について―」。(2024年10月NHK総合テレビ(毎週土曜午後11時45分)にてTVアニメ放送開始) この度、エンディング曲をヨルシカが務めることが決定致しました。(※放送予定は変更になる可能性があります)
舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウ。周囲からも天才だと言われ自認もしていた彼に芽生えた抑えがたい強烈な知的好奇心。「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑むことになるラファウを待ち受ける運命とは――
神童ラファウを坂本真綾、異端審査官ノヴァクを津田健次郎、謎の学者フベルトを速水奨が演じる。
ヨルシカn-bunaよりコメントも到着!
「魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました」と魚豊作品に惚れ込むヨルシカ。エンディング曲を務める事となり、「素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。」と喜びのコメント。「アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。」とエンディング曲のタイトルとそこに込めた想いを明かした。
■ヨルシカ コメント全文■
1.原作・台本を読んだ時の感想
大変好きな漫画です。魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました。
2.エンディングテーマに込めた想い
アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。
歌詞に出てくる気球は、際限のない知の欲求の喩えです。気球は地表を離れて、段々と高く登っていく。気球の中から下を覗くと、地表にいた時とは違う景色、海が見えて、そこには魚の群れが白く光っている。そういう曲です。
僕の中でのチ。の解釈は「知」です。
3. ファンに向けて一言
素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。よろしくお願いします。
n-buna(ヨルシカ)
10月の放送までTVアニメ「チ。」から目が離せない。
2024年10月NHK総合テレビにて(毎週土曜午後11時45分)放送開始(予定)
【原作】
魚豊「チ。 ―地球の運動について―」
(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
【キャスト】
ラファウ:坂本真綾
ノヴァク:津田健次郎
フベルト:速水奨
【OP/主題歌】サカナクション
【スタッフ】
アニメーション制作:マッドハウス
©魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会
公式HP:anime-chi.jp
公式X:@chikyu_chi