本日6月14日より初のワールドツアー「THE THIN LINE BETWEEN LOVE AND HATE」を英国・ロンドンよりスタートさせる日本を代表するヘヴィ・メタル・バンドLOVEBITESが、新作『LOVEBITES EP II』を2024年8月28日(水)にリリースすると発表した。
オリコン週間ランキング5位にランクインした直近のスタジオ作である4thアルバム『JUDGEMENT DAY』(2023年発表)は、すべての楽曲が出揃ってからベーシストfamiが加入したこともあり、今作『LOVEBITES EP II』が現行ラインナップの5人でゼロから作る最初の作品となる。そのタイトルからもわかるとおり、2017年の衝撃のデビュー作『THE LOVEBITES EP』の第2弾とも言える本作は、デビュー以来、自らをアップデートし続けてきた彼女たちが放つ、まさに「LOVEBITES 2.0」とも言える渾身の一枚だ。そのカバーアートも、デニムジャケットの写真を使った『THE LOVEBITES EP』に対し、本作『LOVEBITES EP II』はゴールドのスタッズやバンドロゴのパッチで飾ったバンドを象徴するカラーの白いレザージャケットの写真を使ったインパクトあるものに仕上がった。
そこに収められるのは完全新曲5曲だが、それらを作るにあたりバンドは2017年のデビュー作『THE LOVEBITES EP』を何度も聴き直したという。シンプルかつ、それぞれが際立った個性を放つまったく異なるタイプの4曲が並びながら、EP全体で見るとなぜか整合性の取れた不思議な作品であった。その初期衝動を改めて感じながら、成長した今のLOVEBITESがデビュー当時のLOVEBITESの楽曲の雰囲気を飲み込み、良い意味でアンバランスでありながら絶妙な均衡を保つことに成功した。
本作の完全限定盤Aは、その『THE LOVEBITES EP』を現行ラインナップでリレコーディングした4曲入りCD『RE-LOVEBITES EP』を付属。オリジナルの『THE LOVEBITES EP』は数量限定リリースであったため現在は入手不可ということもあり、この再録盤付きエディションは今回の注目の的となることだろう(※「Bravehearted」は英語バージョンを採用) 同BとCは、リードトラックのミュージックビデオと、その撮影風景を収めたメイキング映像から構成されるBlu-rayとDVDがそれぞれ付属される。
さらにこの8月28日、最新ライブBlu-ray/2DVD/2CD『メモリアル・フォー・ザ・ウォリアー・ソウルズ』も『LOVEBITES EP II』と同時発売される。この作品は、昨年実施した「JUDGEMENT DAY TOUR」における9月24日(日)東京・昭和女子大学人見記念講堂でのライブを完全収録したもの。当日ライブストリームされた同公演だが、それとは完全に異なる動画編集がなされ、各メンバーの細やかな動きや表情を観ることができる。音源に関しても、フィンランドの名門Finnvox Studioにてふたりの名手ミッコ・カルミラとミカ・ユッシラが、ミキシングとマスタリングをそれぞれ施している。4thアルバム『ジャッジメント・デイ』からライブ初披露となった曲が5曲も収録され、Blu-rayとDVDには、福岡、仙台、札幌、大阪、名古屋、東京、横浜の全7都市を巡るバンドを追った、なんと1時間を超えるツアードキュメンタリー映像をボーナスとして収録。東京以外のファンも各地公演の思い出が蘇ることだろう。
これら2作品『LOVEBITES EP II』の完全限定盤Aと『メモリアル・フォー・ザ・ウォリアー・ソウルズ』のBlu-ray版に特製グッズを加えたスペシャルなバンドルをVICTOR ONLINE STOREで購入すると参加公募ができる、オンラインサイン会も実施が決定した。このバンドルの特典のためだけに、『RE-LOVEBITES EP』の紙ジャケットを製作するとのこと。
【オンラインサイン会詳細】
https://victor-store.jp/special/lovebites202408
この注目のふたつの作品を発表した直後、バンドは先述のワールドツアーの日本公演となる9月1日(日)東京ガーデンシアター公演に臨む。
【最新リリース商品詳細】
タイトル: LOVEBITES EP II
発売日:2024年8月28日(水)
形態:
・完全限定盤A (2CD / VIZL-2338 / 税込¥4,800) ※リレコーデッドCD『RE-LOVEBITES EP』付属
・完全限定盤B (CD+Blu-ray / VIZL-2339 / 税込¥4,500)
・完全限定盤C (CD+DVD / VIZL-2340 / 税込¥4,500)
・通常盤 (CD / VICL-65981 / 税込¥2,500)
タイトル: MEMORIAL FOR THE WARRIOR SOULS / メモリアル・フォー・ザ・ウォリアー・ソウルズ
発売日:2024年8月28日(水)
形態:
・Blu-ray (VIXL-458 / 税込\7,700) ※初回プレス分のみツアーAAAラミネートパスレプリカ封入
・2DVD (VIBL-1147~1148 / 税込\7,700) ※初回プレス分のみツアーAAAラミネートパスレプリカ封入
・2CD (VICL-65982~65983 / 税込\4,000) ※初回プレス分のみ特製ステッカー封入
収録内容:
<Blu-ray/2DVD>
1. Call for Justice / コール・フォー・ジャスティス
2. We are the Resurrection / ウィ・アー・ザ・レザレクション
3. Judgement Day / ジャッジメント・デイ
4. When Destinies Align / ホエン・デスティニーズ・アライン
5. My Orion / マイ・オライオン
6. Signs of Deliverance / サインズ・オブ・デリヴァランス
7. Rising / ライジング
8. Dissonance / ディソナンス
9. Above the Black Sea / アバヴ・ザ・ブラック・シー
10. Piano Solo / ピアノ・ソロ
11. Lost in the Garden / ロスト・イン・ザ・ガーデン
12. Drum Solo / ドラム・ソロ
13. Stand and Deliver (Shoot 'em Down) / スタンド・アンド・デリヴァー(シュート・エム・ダウン)
14. Don't Bite the Dust / ドント・バイト・ザ・ダスト
15. M.D.O. / M.D.O.
16. Edge of the World / エッジ・オブ・ザ・ワールド
17. Soldier Stands Solitarily / ソルジャー・スタンズ・ソリタリリィ
18. The Hammer of Wrath / ザ・ハマー・オブ・ラス
19. We the Unite / ウィ・ザ・ユナイテッド
20. Under the Red Sky / アンダー・ザ・レッド・スカイ
21. Call for Justice (Reprise) / コール・フォー・ジャスティス(リプリーズ)
22. End Credits / エンド・クレジッツ
※2CDは、上記曲目から「End Credits」を除く全21曲を収録。
ボーナス映像
●JUDGEMENTARY
(1時間を超えるツアードキュメンタリー映像。DVDはディスク2に収録)
【バイオグラフィ】
2016年、ヴォーカリストのasami、ギタリストのmidoriとmiyako、ベーシストのmiho、ドラマーのharunaにより結成。ナイトウィッシュやチルドレン・オブ・ボドム、アモルフィスらとの仕事でも有名なフィンランドの敏腕エンジニア・チーム、ミッコ・カルミラによるミックス、ミカ・ユッシラによるマスタリングにより研ぎ澄まされた楽曲の数々を詰め込んだEP『THE LOVEBITES EP』で、2017年5月にデビューを果たした。そして10月25日、待望の1stフル・アルバム『アウェイクニング・フロム・アビス』をリリースし、オリコン総合18位にランクイン。そのアルバムを携えて、11月と12月に東名阪、そして英国にてライヴを行なった。
4月の「Vans Warped Tour Japan 2018 Presented by XFLAG」でフェスティヴァル初出演、そして6月6日発売の2ndミニ・アルバム『バトル・アゲンスト・ダムネイション』を携えての単独公演を6月に行ない、7月にはANTHEM主催「HEADSTRONG FES.18」へ参加。さらに、8月には、ドイツでの世界最大級のメタル・フェスティヴァル「Wacken Open Air」、イギリスの「Bloodstock Open Air」に出演するなど、その活躍の場を世界へと広げた。帰国後、LOUDNESSも出演したRED BULL主催のイヴェント「Metal Mania」参加を挟み、完成させた2ndアルバム『クロックワーク・イモータリティ』を2018年12月に発売。その直前の11月には、欧州最大のブッキング・エージェンシーX-ray Touringが組んだ欧州ツアーを行ない、発売後の2019年1月と2月に跨り、6都市の過去最大規模の日本国内ツアーを実施。このジャパン・ツアーは、追加公演含め全公演のチケットが完売した。3月には、アーチ・エネミーの中国ツアーのサポートを務めた。
『クロックワーク・イモータリティ』をサポートするツアーの東京・マイナビBLITZ赤坂公演を収録した初のライヴ作品『ドーターズ・オブ・ザ・ドーン - ライヴ・イン・トーキョー2019』を7月に発売。同じく6月には、イギリスの「DOWNLOAD FESTIVAL」、ベルギー「GRASPOP METAL MEETING」、スペイン「DOWNLOAD FESTIVAL MADRID」のフェス・ツアーを実施。イギリスの「DOWNLOAD」では、ヘイルストームのステージにasamiが飛び入りし、バンド名の由来にもなった“Love Bites (So Do I)”を熱唱。帰国後は、東名阪のツアーを7月と8月に行ない、「SUMMER SONIC 2019」への初出演も果たした。11月からは、ドラゴンフォースの英国ツアーにスペシャル・ゲストとして帯同。
2020年1月に3rdアルバム『エレクトリック・ペンタグラム』を発表。初のオリコン総合トップ10入りとなる9位に。その傑作を携えて、2月から日本国内のツアーをキックオフ。7月にはツアーのZepp DiverCity公演を収録したライヴ作品『ファイヴ・オブ・ア・カインド ~ライヴ・イン・トーキョー2020』を発売し、オリコン週間Music Blu-rayランキングで1位を獲得。2021年3月にミニ・アルバム『グローリー、グローリー、トゥ・ザ・ワールド』をリリースし、billboardの総合アルバムチャートで10位にランクインした。直後から全国4か所を周る国内ツアー「RIDE FOR VENGEANCE TOUR 2021」をキックオフ。その東京公演を収めたライヴ作品『ヘヴィ・メタル・ネヴァー・ダイズ ~ライヴ・イン・トーキョー2021』のリリースを9月に控える。そんな中、2021年8月にmihoが脱退。それにともない、バンドはしばらくの間活動休止に。その間、同年12月にベスト・アルバム『イン・ザ・ビギニング ~ザ・ベスト・オブ・2017-2021』を発表。
2022年4月より、新たなベーシストを探すオーディション開催。長い選考の末、同年10月にfamiが加入。再び5人編成となったバンドは、2023年2月に通算4作目のスタジオ・アルバム『ジャッジメント・デイ』をリリースし、オリコン週間ランキングで堂々5位に。3月には2日間にわたる復活公演「WE ARE THE RESURRECTION」を行なった。8月からスタートした新作アルバムを携えてのツアーは全公演ソールドアウト。8月にリリースしたライヴ作品『ノッキン・アット・ヘヴンズ・ゲイト ~ライヴ・イン・トーキョー2023』は、オリコン週間ミュージックDVDランキング・同Blu-rayランキング、それぞれで初登場1位を獲得した。2024年6月から初のワールドツアー「THE THIN LINE BETWEEN LOVE AND HATE」を実施。イギリス、ヨーロッパ、日本、アメリカをはじめとする国と地域を訪れる。