数々のグラミー賞を獲得し、ロックの殿堂入りも果たしているエアロスミスが、『野獣生誕[エアロスミスⅠ]』レジェンダリー・エディション・コレクションを2026年3月20日(金)にリリースした。
日本では3CD、1CD、そして直輸入盤仕様の4LPの3形態、海外では限定5枚組LPボックスセットを含む複数形態で発売中だ。
米国ボストンで結成されたロック界の伝説的存在である彼ら(スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、トム・ハミルトン、ブラッド・ウィットフォード、ジョーイ・クレイマー)は、1973年に発表しマルチ・プラチナを獲得したデビュー・アルバム『野獣生誕[エアロスミスⅠ]』の決定版を制作。
エアロスミスの共同創設メンバーであるスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーは今回、グラミー賞ノミネート経験のあるプロデューサー兼ミキサーのザック・サーヴィーニ(ブリンク182、ホールジー)と、グラミー賞受賞プロデューサーのスティーヴ・バーコウィッツの協力のもと、オリジナル音源およびテープを新たにリミックスし直し、余分な処理が加えられていない、バンドが本来描いていたヴィジョンを遂に実現するという試みに取り組んだ。
その結果、誕生した最新の2024アルバム・ミックスは、レジェンダリー・エディション・コレクションという堂々たる宝冠の頂点を飾るに相応しい、最重要音源に仕上がっている。
複数の形態で発売される今回のアルバムの詳細はぜひこちらから確認頂きたい
https://www.universal-music.co.jp/aerosmith/discography/
最新ミックスのみならず、様々な秘蔵のお宝が― エアロスミスの熱烈なファンですら、これまで聴く機会のなかった音源が ―数多く収録されているのも、本コレクションの魅力だ。
そこに含まれているのが、「ハーモニカ・ベース・ジャム・ゼリー」や、未公開リハーサル音源の別テイク版「メイク・イット」、約6分の大作「ジョインド・アット・ザ・ヒップ」である。
後者のジャム・セッションでは、バンド初期の即興的な化学反応が浮き彫りにされており、ブリッジ部分では後の「スウィート・エモーション」の原型となるフレーズの萌芽までもが聴いて取れる。
エアロスミスが自身のバンド名を冠したデビュー・アルバム『野獣生誕[エアロスミスⅠ]』を発表したのは、1973年1月5日のこと。
彼らはボストン中心部のニューベリー・ストリートにある〈インターメディア・スタジオ〉で同作のレコーディングを行い、そのセッション中に「メイク・イット」や「ママ・キン」、そしてご存じ「ドリーム・オン」といった、未来の名曲群を生み出していた。
同アルバムの成功は、最も有名な“時間をかけた遅咲きの逆転劇”の一つとして、ロック史に刻まれている。
同作のリリース後、この5人組は2年間に亘って精力的にツアーを続けたものの、「ドリーム・オン」にようやく火が付いたのは1975年後半に入ってのことであった。
同曲は最終的に全米チャート・ビルボード200でトップ10入りを果たし、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」にも選出され、2018年にはグラミー殿堂入りを果たし、Spotifyでの再生回数は現在までに15億回を突破。
恐らく史上最も人気のあるロックンロール楽曲の一つとして、確固たる地位を築いていると言ってほぼ間違いはない。
後にRIAA(全米レコード協会)からダブル・プラチナ認定を受けた本アルバムは、贅肉を削ぎ落としディストーションをかけて歪ませたリフに、ブルージーなグルーヴ、そして激しいヴォーカルというワンツー・パンチが詰め込まれた、最も粗削りかつ生々しい姿をこのバンドが晒している作品であり、その後50年に及ぶ彼らのキャリアだけでなく、ロックンロール界全体にとってのひな形を、実質的に確立したアルバムだと言える。
有り余るほどの栄誉、幾度となく満員にしたスタジアム公演、膨大な名盤群……その全ての出発点が、この『野獣生誕[エアロスミスⅠ]』なのだ。
ごく最近では、エアロスミスがヤングブラッドとコラボレーションを行った新作EP『ワン・モア・タイム』が、各方面から絶賛を浴びたばかり。
同EPは、ビルボード・トップ・ロック&オルタナティブ・アルバム・チャートで1位を、ビルボード200で9位を獲得し、ビルボードによると、「過去60年に亘る各年代の全てでトップ10入りを果たした2番目のグループ(全体では5番目のアーティスト)」として、エアロスミスは歴史に名を刻んだ。
同EPは、言うまでもなく、既に数千万回ものストリーミング再生回数を記録している。

【商品情報】
エアロスミス「野獣生誕[エアロスミスI]」レジェンダリー・エディション
日本盤 3月20日(金)発売
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