名門ドイツ・グラモフォン(DG)と日本人ピアニストとしては初となる専属契約を結び、デビュー・アルバムで高い評価を受け、欧米での人気を不動のものとする辻井伸行。今回、DGからセカンド・アルバムとなる『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番/チャイコフスキー:《くるみ割り人形》 他』が、2026年1月9日に発売される事が決定。ラフマニノフ作曲の〈ここはすばらしい場所〉の先行配信がスタートした。

今作は、イギリスでもっとも古い歴史を誇る名門オーケストラのひとつ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と、2021年から首席指揮者に就任、世界的に高い注目を集めるドミンゴ・インドヤンとの共演による、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を中心に、辻井に大きな影響を与えたチャイコフスキーとリムスキー=コルサコフ作品のピアノ独奏用トランスクリプションを収録。

アルバム発売に寄せて辻井伸行は、「ピアノ・トランスクリプションが魅力的なのは、編曲者は大抵、卓越したピアニストであり、ピアノという楽器から最大限を引き出すのに何が必要かを熟知しているからです。これらの作品を演奏するのは、いつも大きな喜びです」 と語っている。

辻井伸行『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番/チャイコフスキー:《くるみ割り人形》 他』

2026年1月9日(金)発売 
UHQCD:UCCG-45132/¥3,300(税込)

収録曲目 
セルゲイ・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
1)第1楽章:Allegro ma non tanto
2)第2楽章:Intermezzo. Adagio
3)第3楽章:Finale. Alla breve

4)リラの花 作品21の5
5)ここはすばらしい場所 作品21の7

ニコライ・リムスキー=コルサコフ(編曲:セルゲイ・ラフマニノフ):
6)熊蜂の飛行(歌劇《サルタン皇帝の物語》から)

セルゲイ・ラフマニノフ:
7)ヴォカリーズ 作品34の14

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(編曲:ミハイル・プレトニョフ):
演奏会用組曲《くるみ割り人形》
8)第1曲:行進曲
9)第2曲:こんぺい糖の踊り
10) 第3曲:タランテラ
11)第4曲:間奏曲
12)第5曲:トレパーク
13)第6曲:中国の踊り
14)第7曲:アンダンテ・マエストーソ

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