ピアニスト三浦謙司、待望のセカンド・アルバムが2026年1月21日に日本先行発売決定！

ピアニスト、三浦謙司の待望のセカンド・アルバム『Heimat / 故郷』が2026年1月21日（水）に日本先行でリリースされることが決定した（輸入盤発売とデジタル配信は1月23日）。現在ベルリンに拠点を置く三浦がオール・ドイツ・プログラムを届けるこの最新作が、日本盤限定SACDハイブリッド盤となっていち早く日本のファンに届けられることとなる。

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https://wmj.lnk.to/kmiura_heimat

Heimat（ハイマート）とはドイツ語で「故郷」のこと。日本に生まれ、その後、アラブ首長国連邦、イギリス、そしてドイツと4カ国に住んだ経験のある三浦謙司が、“故郷”という概念について、音楽を通じて掘り下げている。三浦が問いかける「Heimat」とは単に地理的な事柄ではなく、人生の歩みの中で様々な出会いを経て自分で選び取る心の居場所である。ドイツに住み、そして父親となったことがドイツという国への意識を変え、ドイツ音楽への愛情を再発見したのだと三浦は語っている。ドイツで音楽を学び音楽活動を続け、さらにパーソナルな視点が加わった、三浦ならではの音楽世界がここにある。

この『Heimat / 故郷』に収録されているのは、三浦が「Heimat」と向き合ってきた過程を表現すべく選ばれた、アイコニックなドイツ生まれの作曲家の作品だ。メインとなるプログラムは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 《熱情》、シューマン《子供の情景》、そしてブラームスの晩年の傑作《7つの幻想曲》。録音は、ベルリンの伝統と歴史のある名スタジオ、テルデックス・スタジオで行われた。

三浦は、ドイツ音楽には「心の奥底を震わせるような親密な感情が力強く宿っている」と言う。ベートーヴェンの《熱情》に込められた力強い探求と激しい感情。シューマンの《子供の情景》では、愛する子供を見守る親の眼差しで世界を見つめ直し、作品に繊細な優しさと温もりが加わった。そしてブラームスの《7つの幻想曲》の深い内省へと続き、音楽を通して聴き手を“Heimatとは”を問いかける旅へと導いていく。

また、本作『Heimat / 故郷』にはメインの3作品に加え、本日より配信開始した、ブラームスの《子守歌》も収録されている。さらにSACDハイブリッド盤でのリリースとなる日本盤には、ブラームス《ワルツ 変イ長調》そしてシューマンの《ロマンス 作品28-2》も追加で収録されている。なおこの2曲は、輸入盤には収録されていないため、CDで聴くことができるのは日本盤のみとなる。ブックレットには三浦謙司本人によるセルフ・ライナーノーツを掲載予定。

2026年2月末から3月にかけて、浜離宮朝日ホールで開催されるアルバムリリース記念リサイタルをはじめ、本人の地元でもある神戸市や、茨城県水戸市ほかで来日公演が行われる。今後も日程が追加される予定だ。

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